<アマドコロ>
こんばんわ
天気予報がちょっと外れて、寒い小雨が降ったり止んだりでした。
わが家の庭にもアマドコロが咲きました。
茎が角ばっているようなのでアマドコロと決定
今日で城ヶ島の花も終わりです。
オオジシバリ(大地縛り)
キク科ノニガナ属
海岸にこんなにオオジシバリが咲いているとは思いませんでした。
どこにでも出没できるほど逞しい植物なんですね
潮風にもめげずに、きれいな花を咲かせています。
キク科。
タンポポと同じように花は全部舌状花。
花の先もギザギザになっています。
葉の裏に紅をそっと添えて、可愛らしい。
花弁の真ん中に雄しべ雌しべがたくさん集まっています。
基部から出ている黒いのが雄しべ。
雄しべは筒状になっていて、その中から細い上の方がY字に裂けているいるのが雌しべ。
マルハナバチ(多分)が一心不乱に蜜を吸っていました。
オオジシバリは好物らしい。
たくさんのマルハナバチが集まっていました。
オオジシバリの花はイワニガナに似ているが、違いは葉。
オオジシバリの葉は倒披針形かへら状楕円形。
(倒披針形とは長細い葉の最も広い所が葉の先の方)
それに対してイワニガナは円形から楕円形。
もう綿毛のついた種もできています。
綿毛を飛ばす時は風向きに注意ですね。
海の方に飛んで行ったら大変
でも、そんなことは想定内で防水とかになっているのかも~
岩場ではBBQをしているグループ。
オオジシバリの花達はこういう風景を眺めたり、マルハナバチと話したり・・・
海辺の生活も悪くないのかも。
トベラ(扉)
トベラ科トベラ属
海岸の好きなトベラ。
葉は革質で、表面は深い緑色で光沢があります。
しばしば葉は裏の方に巻いています。
光沢も巻きも潮風と乾燥対策ですね。
この悪臭のあるトベラの枝を節分の日に魔除けとして戸口(扉)に掲げていた風習があったので、
「扉の木」と呼ばれていました。
それが訛って「トベラ」に
真っ白い5弁の花が清楚でいいですよね。
香りが良いそうですよ。
(葉や茎は悪臭みたいなのに・・・)
こんなきれいな花が、やがて真っ赤なベタベタの液の付くちょっとグロテスクな実(失礼)になるとは想像できません。
雌雄異株。
雄花雌花はそれぞれ違う木に咲くんです。
さて、この木はどっち
雄しべの花粉がいっぱい付いてるし、
雌しべの子房がそんなに成長してないので
たぶん雄花かな
咲き始めは純白。
やがて黄色になっていきます。
白と黄色の2色の花が咲いてるみたいです。
ミヤコグサ(都草)
マメ科ミヤコグサ科
またまたマメ科。
マメ科って多いのでしょうか?」
と思ってたら、
マメ科の植物は世界に18,000種があり、日本には100種とか。
(100種って多い?もっと多いかと思いました。)
「ミヤコグサ」という名前は、牧野富太郎博士の図鑑に書いてあるようです。
「この草が京の都の大仏の前、耳塚(ミミヅカ)の辺りに蔓延っていたでミヤコグサと名付けられました」
都育ちだから、どこか慎ましやかな装いなんですね。
他のマメ科の植物と同じように花弁は
一番大きな旗弁1枚
左右に位置している半球の翼弁2枚
翼弁の中に竜骨弁2枚。
茎から長い花柄を伸ばして、その上に2~3個の花を放射状に付けます。
花が放射状に付いていたので、できた果実も放射状。
まだ花弁が帽子みたいにくっ付いています。
よく見れば、面白い形の花ですよね。
この形からエボシグサの別名。
ついでに色から付いた別名はコガネバナ(黄金花)。
今日も最後まで見て下さり、ありがとうございました。
明日も雨のようですね。
雨を吹き飛ばすような楽しい一日となりますように