

先週から再開したパナソニック汐留美術館では「ルオー」の企画展が開催中。






宗教風というのは変わらないのですが、ブルー、イエロー、レッドで、非常に温かみのあるものが。
会員登録しなきゃいけなかったり、キャンセルできなかったり、ちょっと面倒ですが密らないためにはしょうがないですね。
東京都のステップ2に6/1に移行したことで、美術館、博物館もオープンとなりました。
3月、4月、5月に予定していた企画展のいくつかは中止となってしまい、とっても残念です。
でも、このタイミングで会期延長などでの対応をさせる美術館もあるようなので、こまめにチェックして行きたいと思います。
さて、コロナ明けの最初に行ったのは「すみだ北斎美術館」でした。
ここは名前の通り、北斎の作品を展示しているところなのですが、浮世絵や江戸文化などと絡めた様々北斎の歴史や作品を楽しめるところです。
あまりメジャーなところではなく、両国駅から少し歩くことから、あまり多くの人が来ている印象はないのですが、外国人は「日本を知ろう」ときちんと調べていらっしゃっています。
流石にこの日は外国人はお見かけせず、私の他には3人ほどがいましたが、ほぼほぼ貸切状態でした。
(ファッションプレス)
今は「隅田川両岸景色図巻」がメインの展示となっています。
7メートルに及ぶ絵巻に、隅田川を中心に両岸での人の暮らしが描かれています。
よーく見ると、提灯を持っている人や水鳥なども描かれているので、じーっくり見るとすごく楽しめます。
北斎漫画、15冊を全部手にとって読むことができたのもなんだかウキウキでした
常設展では、北斎が絵を描き始めてからの展示がありました
例えばコレ。なんだか、夕刊で見たような。。。
「コボちゃん」という漫画の表情ににています。
北斎はもともと挿絵画家だったので、コボちゃんにツナがる何かがあったのでしょう。
久しぶりに美術館をたっぷり楽しめました。
人気の企画展を狙って行くと入れないこともあるかもしれません。
外国旅行客が多かったところは狙い目ですよ。
緊急事態宣言から39日目です。
なんと!
今日の東京の新規感染者数は10人。
明らかに減っています。
そのうち3人は、クラスターが発生した世田谷の病院関係者のよう。
自粛努力の結果がこのまま良い方向で続くのを祈りましょう。
そんな中で、東京都も自粛解除に向けての発表がありました。
4つのフェーズに分けて段階的に様子見ながら恐る恐るという感じでしょうか。
それでも前向きな話が出てきていることに希望が見えますね。
News Weekに興味深い記事がありました。
「ソーシャルディスタンスもPCR検査も中途半端なのに、なぜか上手く行っている日本のコロナの現状」
というような。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93421.php
日本のテレビでは特に「PCR検査が不十分」というような論調が多いですが、結果OKであれば手段はなんでもOKな訳で、手段が目的化してしまわないようにしないといけないですね。
今やっている対策が結果にどう繋がっているのかについてはもちろん確認、修正をしていく必要がありますが、過去をネガティブに批判しているよりも「今」にフォーカスしていく方が健全です。
誰にも「未来の答えあわせはできない」ということを前提にしていかないと。
<昨日までの感染者数>