母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。
母娘問題のカウンセリングでよく聞かれるのが「境界線」という言葉です。母と娘の間に境界線を引く。そして、お互いの間に支配や依存といった傾向があることに気づき、バランスのとれた心地よいものに変えていく、というのが理想かもしれません。
でも、この境界線はとても抽象的なものです。カウンセラーの側でもつい、母親(あるいは娘)との間に境界線をひいて入って来られたらそれに「NO」と言う、などアドバイスのつもりで言ってしまいがちです。
しかし、クライアントの方からすれば、「境界線って何?」とまずそこから疑問に思われる方もおられるでしょう。
まさか、母親と娘の足元に綱引きのように一本、ひもを置いてみることなどできません。
けれども、境界線の存在を感じることはできるのです。
たとえば、母親から何か頼まれたとき、娘が別段嫌な気もせず、引き受ける。
けれども、毎回、母親から頼み事をされるたび、何かわからない嫌な気持ちが生じている。それでも断れないのは、親に向かってそんなことをしてはいけない、といった思いがあるかもしれません。
または断ったら、母親に何か言われる、されるといった怖い気持ちがあるのかも。
いずれにせよ、そこには母親に対するマイナスの気持ち、感情が存在していることは確かです。
この母と娘の関係を客観的に眺めてみると、そこには境界線が存在していて、断れない娘の領域に、明らかに母親が入ってきてしまっているのです。
こうしてみると、母親との(あるいは娘との)日常生活において、何かやり取りがあった時、それについて自分がどう感じたか、または相手がどう感じているのか、これは想像になりますが、そこをチェックすることが大事なのです。
これって娘の問題に母である自分が立ち入りすぎていないか。または必要以上に母親に助言を求めていないか。本当なら自分で解決できる問題なのに。とセルフチェックをすることで、お互いの関係性のバランスが取れるようになります。
「ちょっと入り込み過ぎたら一歩引く」これをつねに心がけることで、目に見えなかった境界線の存在が意識できるようになるのです。
母娘の境界線がわかるようになると、今度は他人との関係においても、いつもこちらが遠慮ばかりしている、あるいはその人に頼ってばかりいるといったことがわかるようになります。
心の境界線をつねに意識してみてくださいね。
母娘関係改善カウンセラー 横山真香 横浜元町&東京広尾ルーム
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