「母親に認められたい」と娘が執着する理由とは?

 

※本文末に第4回母娘問題講座のご案内があります。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

幼い子供は、母親の関心をひこうと必死です。電車の中で一生懸命、母親に話しかけたり、何かを見せようとしたり、子供の涙ぐましい努力にこちらも微笑ましくなることがあります。

 

「ねえ、ママ見て‼ 見てよ!」。母親が家事で手が離せない時でも、子供は大声で呼びます。「どうせ、大したことないのだろうなあ」と思いつつも、手を拭きながら「なあに?」と見に行くと、「これ、描いたの!」と自慢げに見せてくる1枚の絵。

 

「あらー、とっても上手じゃない。この猫」とうっかり言おうものなら「違うよ、ライオンだよ」と気分を害した様子。そんなやり取りをしながらも子供は母親がわざわざそばに寄って来てくれた、自分の要求に応えてくれたことに満足するのです。

 

ところが、母親に心の余裕がない場合、または母親自身が子供に関心がないケースでは、子供がどんなに母親の関心をひこうとしても、反応が得られないのです。

 

それどころか、「うるさい!」「いちいちじゃましないで!」と母親から乱暴な言葉を浴びせられると、子供は母親に声をかけるのを躊躇するようになります。

 

「今はお母さんの機嫌が良さそうだから話しかけてみようかな」。母親の表情を見るのがとてもうまくなりますが、このような状況が続くとやがて母親の関心を得ようとするのをあきらめるようになります。

 

子供が成長して母親の当時の状況を理解できるようになると、「お母さんもあの時、生活が大変だったのだなあ。仕事掛け持ちして、家に帰ってからも家事に追われて。私のことを構う余裕なんかなかったんだ」と思える時がくるかもしれません。

 

しかし、当時は、母親が無視するような言動、態度を取ったりすると、子供は自分が値するものではないのだと自覚するようになり、結果、自身の存在を卑下するか、否定するようになるのです。

 

「どうせ、私のことなんか構ってくれない。私のこと、あの人(母親)は嫌いなんだ。」

 

これは、子供の自己肯定感を下げることになります。

 

子供は母親に話しかけること、たとえば、学校であったことや友達のこと、心に思った深い話をしようとするのを一つ一つ、あきらめるようになります。

 

けれども、頭の中であきらめもう話しかけるのをやめようと決心するのですが、心の中は納得しているわけではないのです。

 

どこかで、「母親に認めてもらいたい。今でなくても、いつかは」とった気持ちがあります。

 

さらに成長すると、自分自身が認めてもらえないのであれば、自分が何かをすることで認めて欲しいと考えます。そこで、勉強でもスポーツでもトップを狙い努力します。容姿が美しくなると、周りから褒められ、それを喜ぶ母親の顔を見ると、さらに綺麗になろうと頑張るのです。

 

「自分のことで母親がよい気分になるのなら、どんなことでもしよう」、娘は思い込みがちなのです。

 

それほど、娘は母親に認められたい。その執念は他人には理解できないほどです。

 

「いい加減、お母さんに認められようと必死になるのはやめたら?」周囲がどんなに言ったとしても、「そうだよね」と返すものの、どこまで自身で納得しているのかわかりません。

 

自分でも頭の中では「どうせ、母親は私なんかに興味ないし。兄や妹、弟に関心がある」。言い聞かせて、母親に褒められることなどあきらめたつもりが、思いがけないときにふと顔を出すことがあります。

 

たとえば、自分が社会人になり就職したのが一流企業であった場合。母親が親戚や友人に「うちの子がね、あの〇〇社に入社したのよ…」と電話で嬉しそうに話しているのを聞いたりすると、まるで大手柄をたてたような気分になります。

 

または結婚相手を紹介したとき。いわゆる有名大学卒で世間的にエリートといわれる職業についているような人が婚約者だった場合。こちらも、母親としては娘の婿として周りに自慢できる材料が揃っています。

 

母親が満面の笑みを浮かべ彼氏に対し愛想よく対応している姿を見ると、娘は「これでようやくお母さんに認められた」という気持ちになるのです。

 

しかし、娘はそこに大きな落とし穴があることに気づいていません。なぜなら、母親はありのままの娘を認めたわけではなく、一流企業に勤務している娘、エリートが婚約者の娘、といったように何かしらのおまけがついていないといけないのです。

 

そこまでしても、娘は母親に認められたいのか。

 

子供が親に認められたいと思うのは自然なことです。

 

大人になった娘が、母親に認められたいと願うのもその延長です。けれども、それが実現可能なのか、そこにどれだけ意味を見出そうとして頑張ったとしても結果が出ないといった現実があるのなら。

 

そろそろ、認められたいという思いを少しずつでも手放すことも考えてみたらいかがでしょうか。

 

目指すのは「母親に認められよう」ではなく、「自分が自分を認めること」です。

 

母親に認められたいと執着する人の多くは、これがなかなかできないのです。だからこそ、何か確証が欲しいのです。でも、人の心といった形のないものに確証を得ようと思ってもそれは無理なことです。

 

それなら、自分という存在は自分の中にいるのだから、そこに向けて認めることができるようになったらどんなに気持ちが楽になることでしょう。

 

では、そのためにはどうすれいいの? 何をしたらいいの? と最初は戸惑うかもしれません。

 

たとえば、認められたい気持ちや感情っていったい、どこからくるのだろう。そんな疑問をもったのなら、精神科医の熊代亨氏著書『認められたい』(ヴィレッジブックス)を読んでみるのもお勧めです。

 

また、私のところでも母娘問題講座を開催していますが、同じ悩みを持った人が集まるワークショップなどに参加して、他の人の意見や考えを聞くのもいいかもしれません。

 

さらに、自分が母親に認められたことになぜ執着するのか、その答えを知るために個人カウンセリングを受けてみる方法もあります。

 

私のカウンセリングでは、ご自身の心を読み解くためにピンポイントで質問させて頂きます。たんに、モヤモヤした状態を晴らすのではなく、何が原因でこのような思考パターンになったから、ここが一番苦しい。つらい。その悩みを解決するために、今後はどういった考え方をしてそれをどのようにして行動に落とし込んでいくのか、ご自身で納得して頂く実践行動ができるようにサポートいたします。

 

今現在、母親に認められようと必死になっていることに気づいていない方も、なんとなくその苦しさに痛みを感じている方も、ぜひこのブログがご自身の今を変えるきっかけとなりますように。

 

第4回母娘問題講座のお知らせ 

 

「母親に距離を取りたいと言うべきか~母娘の小説から考える」

 

もうこんな母親と付き合いたくない!と思ったとしても、絶縁はさすがに無理。それなら、距離を取るといったことは言った方がよいのか? 悩んでいる人は沢山いるでしょう。この機会に同じ悩みをもつ方同士、一緒に考えてみませんか。

今回、読書の秋ということで、湊かなえ氏の『ポイズンドーター』(光文社文庫)を読み感想を話し合いながらタイトルテーマについて考えたいと思います。

 

日時 2018年10月21日 日曜日 午前1030分~1230

場所 東京都港区南麻布4-5-48 フォーサイト南麻布5階セミナールームD

  (場所はグラマラスエイチで検索)

参加費 3000円

申し込み・お問い合わせ 私のhpより。または090-5206-8576へ。

SMSでのご連絡もお受けしております。

 

 

 

「母親に認められたい」と娘が執着する理由とは?

 

※本文末に第4回母娘問題講座のご案内があります。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

幼い子供は、母親の関心をひこうと必死です。電車の中で一生懸命、母親に話しかけたり、何かを見せようとしたり、子供の涙ぐましい努力にこちらも微笑ましくなることがあります。

 

「ねえ、ママ見て‼ 見てよ!」。母親が家事で手が離せない時でも、子供は大声で呼びます。「どうせ、大したことないのだろうなあ」と思いつつも、手を拭きながら「なあに?」と見に行くと、「これ、描いたの!」と自慢げに見せてくる1枚の絵。

 

「あらー、とっても上手じゃない。この猫」とうっかり言おうものなら「違うよ、ライオンだよ」と気分を害した様子。そんなやり取りをしながらも子供は母親がわざわざそばに寄って来てくれた、自分の要求に応えてくれたことに満足するのです。

 

ところが、母親に心の余裕がない場合、または母親自身が子供に関心がないケースでは、子供がどんなに母親の関心をひこうとしても、反応が得られないのです。

 

それどころか、「うるさい!」「いちいちじゃましないで!」と母親から乱暴な言葉を浴びせられると、子供は母親に声をかけるのを躊躇するようになります。

 

「今はお母さんの機嫌が良さそうだから話しかけてみようかな」。母親の表情を見るのがとてもうまくなりますが、このような状況が続くとやがて母親の関心を得ようとするのをあきらめるようになります。

 

子供が成長して母親の当時の状況を理解できるようになると、「お母さんもあの時、生活が大変だったのだなあ。仕事掛け持ちして、家に帰ってからも家事に追われて。私のことを構う余裕なんかなかったんだ」と思える時がくるかもしれません。

 

しかし、当時は、母親が無視するような言動、態度を取ったりすると、子供は自分が値するものではないのだと自覚するようになり、結果、自身の存在を卑下するか、否定するようになるのです。

 

「どうせ、私のことなんか構ってくれない。私のこと、あの人(母親)は嫌いなんだ。」

 

これは、子供の自己肯定感を下げることになります。

 

子供は母親に話しかけること、たとえば、学校であったことや友達のこと、心に思った深い話をしようとするのを一つ一つ、あきらめるようになります。

 

けれども、頭の中であきらめもう話しかけるのをやめようと決心するのですが、心の中は納得しているわけではないのです。

 

どこかで、「母親に認めてもらいたい。今でなくても、いつかは」とった気持ちがあります。

 

さらに成長すると、自分自身が認めてもらえないのであれば、自分が何かをすることで認めて欲しいと考えます。そこで、勉強でもスポーツでもトップを狙い努力します。容姿が美しくなると、周りから褒められ、それを喜ぶ母親の顔を見ると、さらに綺麗になろうと頑張るのです。

 

「自分のことで母親がよい気分になるのなら、どんなことでもしよう」、娘は思い込みがちなのです。

 

それほど、娘は母親に認められたい。その執念は他人には理解できないほどです。

 

「いい加減、お母さんに認められようと必死になるのはやめたら?」周囲がどんなに言ったとしても、「そうだよね」と返すものの、どこまで自身で納得しているのかわかりません。

 

自分でも頭の中では「どうせ、母親は私なんかに興味ないし。兄や妹、弟に関心がある」。言い聞かせて、母親に褒められることなどあきらめたつもりが、思いがけないときにふと顔を出すことがあります。

 

たとえば、自分が社会人になり就職したのが一流企業であった場合。母親が親戚や友人に「うちの子がね、あの〇〇社に入社したのよ…」と電話で嬉しそうに話しているのを聞いたりすると、まるで大手柄をたてたような気分になります。

 

または結婚相手を紹介したとき。いわゆる有名大学卒で世間的にエリートといわれる職業についているような人が婚約者だった場合。こちらも、母親としては娘の婿として周りに自慢できる材料が揃っています。

 

母親が満面の笑みを浮かべ彼氏に対し愛想よく対応している姿を見ると、娘は「これでようやくお母さんに認められた」という気持ちになるのです。

 

しかし、娘はそこに大きな落とし穴があることに気づいていません。なぜなら、母親はありのままの娘を認めたわけではなく、一流企業に勤務している娘、エリートが婚約者の娘、といったように何かしらのおまけがついていないといけないのです。

 

そこまでしても、娘は母親に認められたいのか。

 

子供が親に認められたいと思うのは自然なことです。

 

大人になった娘が、母親に認められたいと願うのもその延長です。けれども、それが実現可能なのか、そこにどれだけ意味を見出そうとして頑張ったとしても結果が出ないといった現実があるのなら。

 

そろそろ、認められたいという思いを少しずつでも手放すことも考えてみたらいかがでしょうか。

 

目指すのは「母親に認められよう」ではなく、「自分が自分を認めること」です。

 

母親に認められたいと執着する人の多くは、これがなかなかできないのです。だからこそ、何か確証が欲しいのです。でも、人の心といった形のないものに確証を得ようと思ってもそれは無理なことです。

 

それなら、自分という存在は自分の中にいるのだから、そこに向けて認めることができるようになったらどんなに気持ちが楽になることでしょう。

 

では、そのためにはどうすれいいの? 何をしたらいいの? と最初は戸惑うかもしれません。

 

たとえば、認められたい気持ちや感情っていったい、どこからくるのだろう。そんな疑問をもったのなら、精神科医の熊代亨氏著書『認められたい』(ヴィレッジブックス)を読んでみるのもお勧めです。

 

また、私のところでも母娘問題講座を開催していますが、同じ悩みを持った人が集まるワークショップなどに参加して、他の人の意見や考えを聞くのもいいかもしれません。

 

さらに、自分が母親に認められたことになぜ執着するのか、その答えを知るために個人カウンセリングを受けてみる方法もあります。

 

私のカウンセリングでは、ご自身の心を読み解くためにピンポイントで質問させて頂きます。たんに、モヤモヤした状態を晴らすのではなく、何が原因でこのような思考パターンになったから、ここが一番苦しい。つらい。その悩みを解決するために、今後はどういった考え方をしてそれをどのようにして行動に落とし込んでいくのか、ご自身で納得して頂く実践行動ができるようにサポートいたします。

 

今現在、母親に認められようと必死になっていることに気づいていない方も、なんとなくその苦しさに痛みを感じている方も、ぜひこのブログがご自身の今を変えるきっかけとなりますように。

 

第4回母娘問題講座のお知らせ 

 

「母親に距離を取りたいと言うべきか~母娘の小説から考える」

 

もうこんな母親と付き合いたくない!と思ったとしても、絶縁はさすがに無理。それなら、距離を取るといったことは言った方がよいのか? 悩んでいる人は沢山いるでしょう。この機会に同じ悩みをもつ方同士、一緒に考えてみませんか。

今回、読書の秋ということで、湊かなえ氏の『ポイズンドーター』(光文社文庫)を読み感想を話し合いながらタイトルテーマについて考えたいと思います。

 

日時 2018年10月21日 日曜日 午前1030分~1230

場所 東京都港区南麻布4-5-48 フォーサイト南麻布5階セミナールームD

  (場所はグラマラスエイチで検索)

参加費 3000円

申し込み・お問い合わせ 私のhpより。または090-5206-8576へ。

SMSでのご連絡もお受けしております。

 

 

 

 

母娘問題講座を開催しているセミナールーム

 

「母親をいつも見下して」と怒る母に娘はどう接したら?

 

1021日日曜 第4回母娘問題講座を開催します

母娘問題関係カウンセラーの横山真香です。

 

先週8日土曜日、第3回母娘問題講座を開催いたしました。残暑厳しい折り、ご参加頂きました皆様に心より御礼申し上げます。講座の間、またアンケート記入でいただきました貴重なフィードバックについては今後講座プログラム企画の際、必ず反映したいと思っております。

 

母娘問題講座は3回を終えました。広尾のセミナールームは、企業研修で使われる部屋と趣が異なり、サロン使用となっております。参加者の方からは居心地がよい、雰囲気がよい、というお声も頂いております。

 

少人数制なので、こじんまりした中での開催が可能で、参加者の方々も初対面ながらリラックスして頂けるのかなと思ったりしています。

 

私も今まで数多くのセミナーに受講生として、または講師として登壇しておりますが、広尾のセミナールームはとても落ち着けるので気に入っております。

 

そのような雰囲気の中で、同じ悩みをもつ方々とともに母娘問題を考えてみませんか。

 

このブログの最後に第4回母娘問題講座のご案内があります。

 

さて、今回のブログでは「私をいつも見下して」と怒る母親の話を書かせて頂きます。

 

娘の自分が何か言うたびに、「お母さんのこと、いつも上から目線で見ているわよね」と怒り出す母親。娘は決してそのようなつもりはないのですが、なぜか母親の怒りのスイッチを押してしまう。

 

理由や原因がわかれば、何とか対処のしようもあるのですが、先程まで機嫌よく笑っていたのが、急に眉間にしわを寄せ怒りの形相に変わっていく。そんな母親にほとほと疲れている娘さんもいるのではないでしょうか。

 

毎回毎回、会話のたびに何かしらそうやって母親の機嫌が悪くなるため、話をするのが面倒くさいという人もいるでしょう。

 

娘は決して母親を見下しているつもりはないのに、勝手に怒り出す母親。その理由を知りたいですよね。

 

このようなケースのご相談を何度も伺うたびに、どの母娘さんにもある共通のパターンが見えてくることがあります。それは、母親がコンプレックスを持っていてそれが非常に強いこと。けれども、母親自身でそれについて真正面から向き合おうとは思っていません。いつも、なんとなく不愉快な思いを感じながらも押さえている可能性があります。

 

コンプレックスといっても様々ですが、娘との関係でとくに母親の怒りスイッチが入ってしまうのにはいくつかテーマがあります。その一つは、仕事について。自身は仕事をしていたけれど、結婚、または出産で仕事を辞めざるを得なかった。あの時仕事を続けていれば、今の状況はもっと違うものなのでは? と思っている。

 

一方で、仕事をしている娘の存在がまぶしくもあり、羨ましくもあり。娘の活躍を応援しているように見せながら、ときには娘が疲労困憊しているのに冷たく突き放す。

 

「だって、あなたが選んだ道じゃない」と。

 

そこには、母親自身が気づいているのか、いないのか、嫉妬の可能性もあるのです。

 

こういった母親の場合、テレビを観ながら社会情勢について話し合っているときなど、娘が何気に言ったひと言に反応するのです。

 

「テレビではそう言っているけど、現実はね」と娘が話し始めようとすると…。

 

「あなた、何様だと思っているの?」といきなり怒り出す母親。

 

(え、まだ何も話してないのだけれど)心の中でつぶやく娘。

 

「そうよね、なんたってあなたは東京丸の内で働くOL様ですものね。世間のいろいろな事を知っていて当然よね」と皮肉っぽく言う母親。

 

(あーあ、また始まった。はいはい、社会情勢についてお話しするのはやめますよ)

 

このような形でお互い、陰険な雰囲気のままに会話が終わってしまうのではありませんか?

 

仕事以外にも、たとえば母親と同年代の女性がテレビに出ていて、「えーっ、この人、お母さんと同い年なんだ、若く見えるよね」と娘が何気なく言ったひと言に過剰反応する母親。

別に娘は母親と比較して言ったわけでもないのに、母親がぶち切れる。

 

「あなたはいいわよね、お給料いっぱいもらって、エステとか行けるから磨きもかけられるけど、私はお父さんの安い給料でやりくりしなければならないのだから、化粧品だって安いものばかり」などと話は全く違う方向へ。

 

こうしてみると、母と娘のこうした会話、最終的なおちは結局のところ母親の愚痴につながるのです。

 

「見下して!」と母親が怒る背景には、「自分は難しいことがわからない」、本当はそれが見抜かれるのが怖いことも考えられます。

 

ただ、本人はその自覚はまるでなく、一方で日常生活の中に不満を溜め込んでおり、娘の何気ないひと言が引火し、爆発してしまうのです。

 

「もう、ほんとに母親には何を話していいかわかりません」とうんざりした顔で相談に来られる娘さんには、「無理して会話をしようとしなくてもいいのでは?」と私はお答えしています。

 

正直、このような母親は面倒なタイプです。

 

つねに持っている不満はコンプレックスの裏返しの場合もあります。現状に不満があるのなら自分が状況を変えるしかないのです。あなたの母親はその努力をしているのでしょうか?

 

あなたがありきたりの会話しかしなければ、それはそれで母親は「寂しい、もっと深い話をしましょうよ」と言ってくるかもしれません。そこで付き合ってあげるのは、あなた自身の判断ですが、そのままでは状況は変わらないと覚悟した方がよいでしょう。

 

自分では悪意なく言った言葉に母親がいちいち過剰反応するようであれば、娘自身は聞き役に徹する(それも時間制限を決めて)、または物事に対して一切批判や非難しないと決めた上での会話をするなど、自分なりのルールを決めた方がよさそうです。

 

あなたがどんなに「この内容ならお母さん、怒らないかな」とあれこれ事前に考えたところで、その労力は無意味です。

 

母親はあなたが持ち出すどのような話題でも、何かしら怒りや愚痴に関連付けようとします。

 

つまり、あなたが何を言っても、このようなタイプの母親は「私を見下す!」と怒りだす可能性があると思った方がよいでしょう。

 

第4回母娘問題講座のお知らせ 

 

「母親に距離を取りたいと言うべきか~母娘の小説から考える」

 

もうこんな母親と付き合いたくない!と思ったとしても、絶縁はさすがに無理。それなら、距離を取るといったことは言った方がよいのか? 悩んでいる人は沢山いるでしょう。この機会に同じ悩みをもつ方同士、一緒に考えてみませんか。

今回、読書の秋ということで、湊かなえ氏の『ポイズンドーター』(光文社文庫)を読み感想を話し合いながらタイトルテーマについて考えたいと思います。

 

日時 2018年10月21日 日曜日 午前1030分~1230

場所 東京都港区南麻布4-5-48 フォーサイト南麻布5階セミナールームD

  (場所はグラマラスエイチで検索)

参加費 3000円

申し込み・お問い合わせ 私のhpより。または090-5206-8576へ。

SMSでのご連絡もお受けしております。

3回 母娘問題講座

「母親を軽蔑する娘とどう接したら」を開催します。

 

娘が母親である自分を見下している。言葉の端々にそれが伺われる。このように感じている母親はとても多いです。言葉だけでなく、態度でも表してきませんか。母親からの問いかけに無視する。機嫌のよいときはすり寄ってくるくせに、気分がよくないときはムスッとしている。こうした言動をする娘の顔色を伺っていませんか。

 

この関係をそのままにしておくと、娘が母親であるあなたをコントロールする可能性が出てきます。こんな態度は今のうちでいつかはやめるだろうと楽観的に考えていると、将来、娘が母親を支配する関係が成立してしまうことも考えられます。

 

私はこうしたご相談を非常にたくさん、伺ってきており、問題の根深さを知っています。だからこそ、このテーマを多くの方に知って頂きたいのです。

 

母娘問題講座は娘、母親、どちらのお立場からでもご参加できます。講座では私が10年以上、セッションを通して得られた母娘問題についてレクチャーさせて頂きます。

 

毎月1回開催しておりますが、今月9月は8日土曜日です。

 

第3回母娘問題講座「母親を軽蔑する娘とどう接したら」

 

日時 2018年98日土曜日午前1030分~1230

場所 東京都港区南麻布4-5-48 フォーサイト南麻布5階セミナールームD

   (場所はグラマラスエイチ南麻布で検索)

参加費 3000円

申し込み・問い合わせ 私のhpより。または私の連絡先 090-5206-8576へご連絡くださいませ。