母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

子供を育てている今、または育てていた時期、子供とのコミュニケーションの中であなたは次のどちらのタイプだと思いますか。

 

「あー、すごい!できたね!では、これもできるかな」と褒めて子供を伸ばすタイプ、加点型。

 

「ねえ、こんなこともできないの。だからダメなのよ、あなたは」とけなし否定するタイプ、減点型。

 

多くの人が理想とするのは、加点型ではないでしょうか。

 

一方、減点型を支持する人の中には、「だめじゃない、と否定しつつも、そこで子供が悔しがって這い上がることを目的としている」といった意見もあります。

 

でもこれ、子供がそう言われてよけい落ち込み、自分をさらに否定するようなら、効果はあまりないでしょう。

 

こうした言葉を言われて成長した大人が今度は親になった時、気がつくと同じように「だめじゃない、」と子供を否定してしまう、といった話もよく聞きます。

 

しかし、現実はそんなに簡単にひとくくりにできるものではありません。

 

多くのクライアントさんと接していると、子供の頃、さんざん減点型で言われてどれだけ傷ついたたことか…。だから、私は気をつけて、子供には加点型で言葉をかけるようにしている、と言った人も沢山おられます。

 

ポイントは、そういった言葉がけができている時はその人の心の状態が穏やかであり、軸が決まっている時であり、といった事なのです。心に余裕がある時ですね。

 

だから、自分が子供時代、減点型で育てられたから、親になったときもきっとそうなると、不安がらなくてもいいのです。嫌な思い、辛い思いをした人は、きっと減点型の言葉を発しそうになる時、一歩立ち止まることができるはず。そして、言葉の変換(否定ではなく、肯定に)もできるはずなのです。

 

もう一つ、私から欲張りなお願いを。子供だけではなく、自分にも加点型の言葉がけができるようになるといいですね。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香 横浜元町&東京広尾ルーム

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