雑誌「セラピスト」2017年2月号(BABジャパン出版)で取材記事、掲載して頂きました。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 「セラピスト」2月号で絵本セラピーの特集記事がありますが、私、横山真香心理カウンセラーの体験レポートを掲載して頂きました。

 絵本セラピーは登場人物の心理、背景などに自分を重ねつつ、無意識の存在や現在の気持ちに気づくという効果もあります。

 今回の体験でどのように感じたのかは記事にまとめてありますが、個人的な話として私自身、一番好きな絵本は、と聞かれたら即座に「泣いた赤鬼」と答えるでしょう。赤鬼が村人を招いてお茶やお菓子をふるまうシーンでは、毎回美味しそうだなとつばを飲みこんでいたし、最後、友のことを思いわざわざいなくなった青鬼、その優しさ想い赤鬼が泣くシーンは、胸が熱くなるのを毎回感じたものでした。

 

 あの頃は…子供の頃は感じることが沢山あって、感じる時間が山ほどあって、赤鬼や青鬼たちが私のすぐそばにいてくれて…。本当に心豊かになれたひとときでした。

 いつの間にか、青鬼も赤鬼も私の心からいなくなってしまいました。数十年後、戻ってきてくれたのは私が母となり子供達に読ませる機会がやってきたとき。その時、やっぱり同じように思うことができたのです。青鬼の不在を悲しむ赤鬼の気持ちが、あの頃も今も同じであることを。それが何より嬉しかった。自分にも変わっていないところがあるのだ、ということがわかって。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香 横浜元町&東京広尾ルーム

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