なぜ、娘が母親に罰金を課すのか?

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。

 

娘が母親に罰金を課すってどういうこと? と思われるかもしれません。でも、実際にこうしたケースはあるのです。私は今まで、同じようなご相談を受けてきました。

 

今回のブログ記事のポイントです。

 

・なぜ、娘は母親に罰金を課すのか

・なぜ、母親は娘に従ってしまうのか

・娘に脅される関係を変えるには

 

・なぜ、娘は母親に罰金を課すのか

 

それは、母親を支配するためです。

 

私が今までお受けした数々のご相談から、共通点を拾ったケースをご紹介します。(特定のクライアントさんのご相談ではありません)

 

・深夜のコンビニに買い物に行かされる

 

幼い頃から、自分の要求が通らないとギャン泣きして、てこずらせた娘は、思春期になると、暴言を吐くように。

 

10代の後半、大雨の降る深夜、「スイーツ買ってこい」とLINEがきた。「こんな大雨の中、無理」と返信すると、「罰金500円」というLINEが。

 

それをきっかけに、娘はペナルティと称して、金銭を要求するようになりました。

 

娘が買った服が気に入らないというとので、店に返品に行かされる。しかし、セール品だったので、返品不可だったと言うと、「交渉してこい。しなければ服の代金を払え」という。

 

・なぜ、母親は娘に従ってしまうのか

 

娘の言うことを聞かないと、怖いからです。

 

このブログを読んでいる方の中には、「どうして母親が娘の理不尽な要求を聞かなければいけないの? 断ればいいじゃない」と思われるかもしれません。

 

母親は、断ると、次に何を要求されるのかわからない、といった恐れの気持ちが強くなっています。実は娘の目的は、そこにあります。

 

こうなると、娘の言うがままになってしまうのです。

 

・父親は見て見ぬふり

 

明らかにおかしな状況ですが、エスカレートさせてしまうもう一つの原因は、父親のあいまいな態度にあります。

 

父親も、娘が苦手です。言葉で太刀打ちできないし、面倒と思っているのです。だから、娘に注意することもできないし、母親を顎で使うのを止めることもできません。

 

そうした父親を娘はよく見ていて、さらに増長します。家の中で自分が一番偉いと思い込むようになるのです。

 

・いびつな関係を変えるには

 

関係を変えたいと、もがく母親は多いです。けれども、どうしたらよいのか、わからない。夫も頼りにならない。さらに娘の支配が続いていることで、何もできないと思い込む、無力感が大きくなっていきます。

 

母親の多くは、娘の顔色を伺うのが情けないと、自分を責めますが、積み重ねられてしまった関係から逃げ出すのは難しいのです。

 

けれども、状況を変えることは必ずできます。それは、娘に対する見方を転換するのです。

 

そもそも、娘はなぜ、母親の上に立とうとするのか。実は、自分に自信がないからです。このようなケースの娘に多いのは、外面がよく「いい人」を演じています。人の期待に応えようとする一方、家では母親を下にして、バランスを取ろうとするのです。

 

娘は、本当は自分に自信がない。それを隠すために、必要以上に母親を支配しようとするのです。

 

娘への見方が変わると、恐れの気持ちが薄らいでいきます。

 

大事なのは、関係を変えるには、早い方がよいのです。長くなるほど、母親の方は、娘に抵抗しようとする気持ちすらなくなっていきます。

 

このブログを読まれて、「まさに私のことだ」と思った方は、カウンセリングもご検討ください。

最初の一歩は、できることから始めましょう。最終的には、あなた自身の生き方を変える原動力となります。

 

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※ カウンセリング中は出られませんので、留守番メッセージを残して頂けましたら、返信させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。

 

先月5月27日(水)開催、

「思春期を支える信頼関係~子どもの自尊感情を育むために大人ができること~」

オンライン講座の講師として登壇させて頂きました。

当日は、定員をはるかに超えるご参加を頂き、あらためて御礼申し上げます。

このような機会を与えて頂きました世田谷区保健センターご担当者の皆様にも、心から感謝致します。

 

当日Q&Aで、参加者の方々から、貴重なご質問を沢山、頂きました。こちらのお声を活動に反映させて頂き、

今後も尽力致します。

 

事後報告となりました失礼をお許し下さい。

 

真香

わがままな高齢母に耐えられない

娘の決断とは

 

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。

 

高齢になり身体はおとろえたものの、相変わらずわがままな80代の母親。60代の娘はいまだ、高齢母に支配されている。けれども、母親の世話は体力的にも精神的にも限界がきているように感じる。そこで娘が決断したのは…。

 

・言葉がきつい、自分の意見を曲げない高齢母

 

クライアントさんの母親は80代後半。転倒が原因で要介護になったものの、頭はしっかりしており、きつい言葉を周囲に浴びせるのも相変わらず。亡夫とビジネスを成功させ、60代の息子や娘に今も指図する。

「お前達がいい暮らしをできるのは誰のおかげだ」が長年の口癖。子供達の進学から就職、結婚相手にまで、口を出してきた。

 

そんな母親に、子供達は素直に従ってきた。

 

・外出困難でいら立つ日々

 

転倒をきっかけに、手術、入院生活を送り退院後は少し大人しくなるかと思われたが、そんなことはなく、外出困難になりいっそういら立つようになった。

 

長男家族は別のところに住んでいるため、同じ敷地内に暮らす長女がもっぱら母親のお世話係になっている。

 

家は別棟だが、母親からあれをしろ、これをして欲しいとたびたび連絡が入るため、娘は一日のほとんどを、隣の実家で過ごしている。

 

ある日、買ってきたものが気に入らない、料理もまずいとテーブルを叩く母親に、娘は猛烈な怒りを感じた。これまでとは違う怒りのレベルに、自身がうろたえてしまったという。

 

・母親から離れたい…

 

私のカウンセリングを受けられたのは、このような状況があってのことだった。

 

母親がかけてくる電話の音を聞いただけでビクッとするようになり、まぶたがピクピク震えるようになった。食欲がない、熟睡できない日々が続き、体重が落ちた。結婚し他県に暮らす娘が久しぶりにたずねてきたが、顔を見るなり、「ママ、どうしたの?」とびっくりされた。

 

そこで、娘から強くカウンセリングを勧められたのである。

 

「母親の顔を見たくない、声を聞くだけで、気分が悪くなります。母親から離れたい」。クライアントさんの訴えは切実だった。

 

・一番しんどいのは?

 

そこで私が伺ったのは、クライアントさんは何をしんどいと感じているのかということ。それは複数あるはず。

 

たびたび呼びつけられるのがつらい。偉そうに命令されるのが嫌。機嫌が悪く怒鳴られるのが怖い。

 

真っ先にあがったのは、母親の言動についてだった。そこで、そうした言動から、ご自分がどのように感じているのかを話して頂いた。

 

「母親の身の回りの世話をする自分が、女中みたい。つねに機嫌を伺い、みじめ。四六時中束縛されているのに、逃げ出せない無力を感じる」とのこと。

 

ご自分が母親に対して抱いている感情を言葉にして頂いた。そこで、本当に離れられないか、完全に離れるのは無理として、束縛される時間を減らせないか、という作戦を立ててみた。

 

このケースでは、要介護のため、デイサービスは利用できるはず。しかし、クライアントさんは首を横にふる。「あの気位の高い母親が、デイサービスなんて利用しないと思います」。

 

しかし、クライアントさんの思い込みで、立ち止まるのはもったいない。ケアマネージャーに、デイサービスの件を相談するのをお勧めした。

 

後日、ケースを沢山もっているケアマネージャーから、このような提案が。「私から、お母様にお話してみます。『○○様(母親の苗字)がデイケアに来られたら、魅力的なお人柄に、ファンの人が沢山できるかもしれませんね』と」。

 

この言葉は、母親のプライドをくすぐったようだった。最初は渋っているようだったが、デイサービスに行くのはまんざらでもなさそうな発言が出たのをきっかけに、週何回か行くことを承諾。

 

「本当に追い詰められていましたが、今は自由な時間ができたことで、気持ちが楽になりました。あのままだったら、私、母に手を出していたかも」というクライアントさん。

 

長い間、支配されていたクライアントさんの考え方は、何事もネガティブになり、思い詰めていたのも当然のこと。

 

こうした思い込みや、自分を追い込む前に、周囲にSOSを出して欲しい。必ず、どこかに状況を変えるきっかけやヒントがあるはずだから。

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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