学ぶとは


自分のしていない発想(別の解釈)


を覚えること。




その抽象的共通点から


自分が解釈できる範囲を広げ


少しづつ


発想が自由になる快感を知る。





思考が強めの私が


感覚型の人に言われるのは



「大前くん、考えてもわからないよ〜」



そう言われて、面倒くさがられるのだが😆




私からすると


その人の言う感覚が


「どこの位置にあるものなのか?」



あいまいでもまずは


それを理解するために


そこに体を運んで来ていて



感じながら覚える、考える、


というプロセスが要る。




自分に落とし込むためには


今の自分の体の感覚や発想が


媒体になると思う。




みんな、その範囲からでしか


世界(自分)を理解できない


と思っている。




知らない範囲のもの(新しい自分)を


理解するキッカケは



「自分が知っている範囲」の


どこかから


しか入れない。




先天的な才の違いこそあれ


人である限り


「同じ機能」はあるわけで




自分にはない才がある人


その人の


真似をしたり、関わることで



自分の中にあるその同じ感覚や発想を


開発することが、学ぶこと




「自分の中でまだ見つけられない宝のありか」


を発見するには



それをすでに見つけている人の近くで


どんな感じかを感じとるのが早い。




だが、自分とタイプが違いすぎる人ほど


自分にとっては「超外国人」なわけで



発想(世界の捉え方)が違いすぎて


話しができない。




何かキッカケでもなければ


出会うこともなく


違う世界で生きるだけになる。




自分の中にその人と


つながれる共通の言語、発想は


元々少ない



「異世界どうし」


からのスタートなんです。




自分と違う人との関わりの


最初ほど


すごいハードルは高くなる。




自らそこに寄っていき


理解しようとしない限り


自分が変わるほどの経験は


起こりにくい。




本を読んでも変わりにくい人は


その本に自分の知らない世界の捉え方が


内在されていることを前提として読んでいない人。



「理解できないその部分」


を飛ばしてしまってることが


壁となる。



だから、一度ではなく


何度も何年も


同じ文章に触れることが


大切になってくる。





日常でも


バランスをとるために


「考えるキッカケ」


は起こっているが




それを、具体的にしたいならば



明らかに発想が違う人に会って


自分の言語を増やすことが


そこに近づける作業になる


と思っています。




例えば、アーティストが


経済や株式投資を勉強しにいく


みたいなこと。




見ている世界が違いすぎる人どうしは


同じ日本語を話していても


世界どうしに壁があります。




よく


「己の壁を破る」


とか


「己の壁を超える」


って言うじゃないですか?




あれ


今の自分の発想の、限界値を広げる


ってことなので




自分がしない発想で生きてる他人に


ちゃんと関わって


新しい発想を覚える興味と


作業が必要なんです。




作業とは


ちゃんと時間をかけて


具体的に味わうこと。




先生に会って話すことや


本を読むこと



理解できてなかった発見を


ノートにまとめることが


それにあたる。




私は、本も読むんですが


具体的に会える先生がいることが


最も大切だと思っていて



「その場で感じた新しいこと」を


ノートに書きます。




例えば


バレエという世界を知りたいならば



「プリエは、曲げるという意味」


という言葉を最初にノートに書く


みたいなことをしてます。




最初は、全体像がつかめていないので


意味がわからなくてもいい。




何年かそれを続けていくうちに


パズルのピースが繋がって



「バレエとはこんな感じ」


みたいな全体像が浮かび上がってくる




それまでの自分は


「そんなものは見たことも聞いたこともない」



そこから




自分が新しいことを書いて、話していく


という「自分広げ」が大切で



自分にとっての新しい


その言葉が


橋渡しとなる。




それが自分の壁を広げる入口で


まだ具体的な変化にはなってないけれど


自分を超えていく感覚なんだな。




頭の中ではニューロンが


新しい配列になっていく。




だから私の場合


自分の壁を広げるのは


言葉による新しい世界の理解(哲学)


なんだわ。