今日は

初心とはどんな感覚か?

について。


初心忘れるべからず

という言葉があります。


あれなんですが

どんな感覚が初心なのか?

具体的にわかってた方がよくて

書いてみます。



初心というのは

やり方がわからない

合わせ方がわからない

という状態。



まだ理解できてないから混乱して

まずは失敗するよね。



私みたいな良い年齢になると

良い部分と悪い部分があって



良いと思う部分は

失敗してもその後なんとかなることは

経験でわかってること。


死ぬこと以外はかすり傷



悪いと思う部分は

苦手なことや

リスクがあることを

そもそもやりたがらなくなること。



初心とは

最初、ドキドキしながら

手探りでやってみる

あの感じのこと。



チャレンジとは

はじめのうちは失敗がくる。



例えば

私がバレエ初心者のとき

センターレッスンの

並び方がわからずに


レッスン受けてる女子達に

「は?」という顔をされました😆



「君、何やってるの!?

ちゃんと並びなさい」

と先生に言われ、笑われました。



で、その経験でやっと

私にとってその別世界の

当たり前のルールというのを

理解するきっかけになった。



ズレたところを出発点として

理解していくんです。



バレエは

・最初にバーレッスン
・次にセンターレッスン

・センターの並び方はテレコ
・ナナメに進むときは基本的に三角形を崩さない


とノートに書いたのを覚えてます。


今では、当たり前なことなんですが

その時の自分にとっては未知の世界。


知らない人は

一生知らない世界

でもあるわけ。



それと同じ感覚に

今でもなるんですよ。



タイプの違う人
別ジャンルの人


その人の基本的な言語

というのがあり


感覚的には

日本ではない国の人と

話す感覚。


話してみて、

あーそういう考え方

そういう意味なのか!


と一つづつ

その人の当たり前とか

その世界の言葉や常識に

チューニングを合わせていく。



だからチャレンジというのは

その新しいことに

まず失敗する

混乱感覚なわけよ。



その後

少しづつわかってくることのために


わからないものを

わかろうとする。



どんな結果になっても

少しでも理解する

というメリットがあると

チャレンジできるんです。


なので毎回

上手くいかないことに

イラっとするけど


それが自分(ニューロン)が

成長しようとしている感覚なんだな。


海外に行ったときに

その国の言葉やルールがわからず

わけわからないうちに損して

イラっとするあの感じです😆


あれを

今でも続けようよ

って事を書いてます。



大人になるといつの間にか

自分の得意なことしかしなくなるから


わかったような気になるのだが


その感覚は

視野が狭くなってしまう環境に

いすぎてる

と思います。


世界は

もっと

知らないことや
苦手なことが大半で


なんとなく生活が出来てるだけで

一部のこと以外は

全然わかっちゃいない


それを前提に

あえて


わからないもの

失敗しそうなものを

やってみる。



自分次第で

外国にいる感覚はつくれる。


で、

あーそうなるのね!?


って経験で理解していく。


理解の前段階は

混乱と失敗。


全然チューニング合わずに

それに追いついてない自分が

楽しい。



あの時、何をしたらよかったのか?

後悔したその後


知らなかった世界のルールを覚え

なんとなく合わせられるようになってくると

嬉しいよね。



何が正しいか?

ではないからね。



どれだけ沢山の正しさに触れてるか?

だろ。


世界とはそもそも

多様の集まり


そこに触れたときの

チューニングが合わない混乱、失敗

からの、頑張って理解。


人生は

トライ&エラー


エラーが出ないと

何もはじまらない


初心とは

エラーしてる感覚なんだよ


そこをなんとかする過程が

人生の醍醐味なんじゃないか!