おはようございます☀


昨日は久しぶりに緊張しましたが🤣

概ね好評で良かった!


出演者の中に

べらぼうに上手い人が一人いて

スーパー勉強になりました。



今日は

あっさり

とは?

という話。



私が思う質が高いものとは

「あっさりしている」



まず

見た目や外側が

あっさりしています。



それはシンプルで

わかりやすく

「一つにまとまっている状態」


質、形、感覚、感情、時間

それらすべてが

統合されているんです。


凝縮というのも結局

一つになった(統合)

状態のこと


沢山の動きや

種類の違うものを

ただカオスのように

順番に並べても


お祭りの屋台の列みたいに

メインがよくわからなくなり


いろいろ

という見え方になります。


それは

あっさり(一つ)ではない。


メインは何か?


そこを常に持ちつつ

オプションがある

というまとめ方をした方が

引き立つ。


まず軸となる

シンプルな中身が

常にそこに見えていなければ


何を見ているのかも

よくわからなくなってしまうんです。


なので

物語や意味よりも大切なのは

「一つの状態をベースに持つこと」


そこを基本(軸)にして

何かが起きたり

それが影響されている様を見せる



変化とは

何が

どう変化したのか?


A→AB→AC

みたいに

常にAがあること


まずAがずっとありきで

その変化は

見えてくる。


本来の自然というのは

沢山のものが混在

共存しているのが

普通なんですが


人が見るには情報が多過ぎるので


「どこを一番見せたいのか?」

を切り取り


その見せたいものを中心に

「小さな自然」を

そこに再構築する。


できれば擬人化する。


花生けの基本。



そうしなければ私たちは

そこにあるものの良さや

その変化やテーマも

認識できないんです。



踊りも

いくら複雑な物語でも


そこにいる主人公は

明確な体一つで

表現している必要がある。



そこが自然(日常、カオス)と

表現が大きく違うところ。


情報を厳選して

わかりやすい化する

ということ。


そうやって元々複雑なものを

シンプルに、明確にできている状態を


あっさり

という言葉で

表現しています。


その

あっさりは

ど正直、ど直球で

迷いがない。



だからこそ

見ている人が


そのシンプルで強い

一つの「感覚感情体」に

動かされ


想像を挟む余地や余白

(ツッコミができる余地)

も生まれてくる。



あっさりとは

それ自体で一つ

体全体で一つ。


そして

くどくない😎


このことを

「押さえた表現」

と誤解している人もいるんだけど


押さえるというよりは

「厳選して一つにまとめる」

とそうなる

それだけのこと。


あっさりは

淡々と、冷たくて、ドライで

薄いことでもない。


でも、その

あっさりはまず

こってり(沢山)から

削られてできる


そうやって

シンプルな一つに

していく。