今回、北海道に来た目的は二つ。
・アイヌの勉強
・IGAくんに振付けてもらうこと
です。
新しい作品を創作するには
その世界のことを知らないといけない
縄文の作品を踊るなら
日本ではアイヌ民族を知ることが
一番近いと思いました。
次回北海道にきたら
阿寒湖にもいきます。
でもじつは2005年に
バレエ「まりも」に出演する際
白老にも阿寒湖にも
行ったことがあるのだけど
その時は興味が薄かったので
あまり理解できなかった。
欧米、最先端かぶれ
だったからね 笑
でも今は
縄文文化が好きなので
アイヌ文化のこと
すんなり頭に入ってきました。
北海道の白老町にある
ウポポイという博物館
(写真撮影が自由な施設でした)
アイヌは
縄文文化を受け継いでいる
続縄文文化の
北海道先住民族です。
なので、その儀式や
衣服などのデザインの中に
大自然(カムイ)との命の循環
を感じとれました。
江戸時代以降
時代の変化と共に
狩猟採集の生活や入れ墨などは
野蛮人だと見られるようになり
アメリカインディアンと同じく
住む土地も奪われていった人々。
自然に敬意を払い
共生してきた
歴史と文化がありました。
日本の歴史も
これが原点で
はじまっているんだなと
わかりました。
縄文から受け継がれたスピリット
私も表現の中で
受け継いでいきます。