さて、今日から札幌にいます。

(寒っ! まだ冬じゃん)



体のコントロールと

新しい動きを手に入れるためです。


今日は

大胸筋について。


体をコントロールするためには

背骨周り(胴体)の筋肉が

まんべんなく使えるようになることが

必要なのですが


ダンサーも舞踊家も

意外に鍛えていないのが


胸の筋肉、大胸筋です。


背中やお腹周りの代表的な筋肉、

広背筋、腹直筋、前鋸筋、腹斜筋などは

意識して使える人はいるんですが


ダンサーは

肩を開いて動くか

猫背で動くかで


なかなか大胸筋まで鍛えて

体を安定させ

動きに活かしている人って


あまり いないな

と思いました。


とくに女性。


背骨から体全体をコントロール

するためには


骨盤周りよりも

肩周りが安定して動けるように

することが大切ですね。


私はちょっと前まで

大胸筋は見栄えが良くなるだけで

必要ないと思っていたのですが


じつは

めちゃくちゃ大切な筋肉で


胸郭が安定し

深くまで呼吸を入れられる体に

なりました。


壁なしで倒立が

止まれる体になりました。


もちろん踊りも安定し

前より明確に動けるように

なりました。


おそるべし大胸筋!


バレエダンサーはとくに

男性も女性も必須な筋肉

だと思いますね。


肩下げて

見栄えの美しさから

体を変化させていくのではなく


まず安定する体を作れることが

美しい動きや体にしていくことを

はやい段階で理解した方が良い。


上達とか、上手さの

ピラミッドの土台は

体作りですよ。


安定する体作り、動き作りが

安定するメンタルも作ります。

(ちなみに逆は難しい🤣)


背中を丸めて

背骨が伸びる範囲を広げる

ストレッチと同時に


息を呼吸(吐く)と同時に

体の前側にある筋肉を収縮させ

キープするトレーニングも

オススメします。


文章で書くの難しい〜。


専門家以外の人は

?なんだろうなー🤣


また4月30日のワークショップで

具体的にお伝えしますね。



すべての舞踊家、ダンサーは

体幹トレーニングを理解し

鍛えたら

その分だけ上手くなれます。



その大切さを理解しないまま

振付だけを

やりたがる。


いくら良い先生について

レッスンや自習や舞台などで

沢山動いていても


鍛えられていない部分

って

必ずあるんですよ🤣


どれだけの年月続けていても

そこが

理解できないままの人は


動いていても

「気持ちよくないはず」



なんか自分は不器用だ

とか

動きが上手くいかない

と感じている人ほど


効率的な体の動きの仕組み

そのためのトレーニングを

しないと

次進めない。


ちなみに私は

35過ぎたくらいから

やっとそこ受け入れることができて

勉強する気になれました🤣


ほんとに知らないことだらけ。


で、最近理解したのは

「なるほど〜大胸筋(も)鍛えないとダメだったんだ」

ということ。


何かの参考になれば!