夏を満喫している

大前です🤣


前回の記事、

ダイアログ・イン・ザ・ダーク1の

つづきです。



自分の

触覚、嗅覚、味覚、聴覚、視覚

で周りを感じるってことは


脳にとっては

現在地を教えてあげて

安心させるってことです。


それは例えるなら、


突然、大海に放り出されて

溺れそうになってるときに


自分の周りには

「つかまるものがあるか?」

ということ。


五感がどのくらい使えているか?


つかまるものの数と丈夫さ

になります。


五感の働きが弱いと、

いざ、空間という大海に放り出されたとき


「自分が今どうなっているのかわからずに」


溺れて混乱しやすくなる。


今という空間を

安心して泳げるのか、

溺れて混乱するのか、


そこの違い

になってくる。


今回、

真っ暗闇で

視覚が遮断され


そして静かにして待ったとき


私は

突然海に放り出されたみたいに


「溺れて混乱したんです」


暗所恐怖症

という状態になりました。


周りのものを認知できなくなり


現状を把握するために

「考える方に入ってしまい」


そうするとすごく怖くなって


自分の状況(感覚)が

感じられなくなりました。


今を把握できてないって

大脳を不安にさせますよ。


最近、自分でよく書いてますけどね🤣


3年前くらいに

狭い酸素カプセルに入ったときにも

同じようになったことがあり


「このままこのカプセルに閉じ込められたら

ここで死んでしまうのか?

あーどうしようー

俺まだ死にたくない!」

って


体を動かせない私は

考える方に入ってしまったんです。


そうなると

居ても立っても居られなくなり


混乱して

「助けてー!」ってなる


今回の暗闇もまさにそれでした。


もちろん、脳で何が起こっているか

知識では分かってるので


ちゃんとその不安と

向き合いましたよ。

(リタイアはない)


あと、

人は知識や情報から

イメージで把握しようとする生き物

だと思いましたね。


イメージ力を使って

状況や人を理解する


ホモサピエンスのサガですね。

(すべての悩みの原点はここからだよね)


そんなことをまた

頭で考えながら🤣


この状態から

落ち着かせられるか?

をまず考え 笑


視覚以外を「自ら働かせて」

今を感じに「行く」

という行動にでたら


不安がなくなりました🤣


座頭市みたいに。


で、発見したのは


人って

自分から五感を働かせて

何かに意識を向けて

ピントを合わせていかないと


大脳は状況がつかめないんですね。


もちろん

外からの強い刺激であれば

否が応でも意識はそこにいくんですが


暗闇になったり

音が聞こえなくなったり


「周りの刺激が減った場合」
(強すぎる場合も)


自分から

「何かに向けて」

五感を働かせ続けないと

不安になってしまいます。


緊張するのも

落ち着きがなくなるのも


体が外からの刺激を欲して

脳への刺激を作る行為。


いつもメインで使っている

目で感じる刺激の命綱が

突然無くなった時、


別の命綱、別の刺激が

ちゃんとあることを

知ってますか?


そして

使えていますか?

って事。



知っていたけれど


いざ視覚を遮断されると

体はそこに無くなり

混乱しそうになった。


今あるものが

向こうから近づいてくるのか


今あるものに

こちらから近づいていくのか


どちらにせよ


「その人が外のものを意識できる

刺激の距離感」

というのがある。


離れすぎ
弱すぎ

逆に

強すぎ
近すぎ

でも


刺激を感じに

行けなくなる。


認知の範囲を決めているのは

じつは自分なんだなと

わかりました。


普段意識して働かせている感覚

を通して人は


無意識に

「安心感を得ています」


で、たいていの人は

右半身に比べて

左半身は鈍いとか


「あまり働かしていない側」


意識しにくいものとなっている。


いざ!と言うとき、

強く感じられる方

(ほとんどの人は、視覚と右半身)


に感覚を頼ってしまい

それを繰り返すことで

感覚は偏ってくる。


それが他の感覚を

働かせられない原因

にもなってます。



視覚ばかりを頼って使っているなら、


視覚以外で

外のものを感じる感覚の方は

弱くなっている

と思った方がいい。


普段使ってない方を

意識して働かせて

トレーニングすることで

バランスはとれてきます。


今回

自分の5感のバランスの悪さにも

気づけたし


外にある

一つ一つに対して


「自分から五感を意識して向けて

ピントを合わせる」


その大切さにも気づけた。


つづく。