今日は

大人バレエだけでなく

若い人にも読んでほしい内容

を書きます。



舞踊の世界

ダンスの世界で

才能ある人

魅力的な踊りをする人に

共通することがあります。


それは

日常から常に


「世界観を持って

生活している人」




世界観を持っている

ということは


いつも何かしらのイメージが

頭の中にある人。



魅力的な人
魅力的なお店
魅力的なファッション

などは

なんらかの世界観を

持っています。



そのお店や商品

その人のかもしだす

「世界観」


人は買います

ここ大切。



その人、そのお店、その商品に

ブレない世界観

を感じるから、



カリスマ性がでたり

憧れたり

真似したい


「浸りたい」

と思うわけです。



昨年共演した

森山開次さんも

そうでしたし




あの有名ホストの、

ROLANDさんとか!



(カリスマはみんな

金髪ロン毛なのか!?)


引くレベルで、

一貫性のある世界観

を持っています。



あの髪の毛
あの匂い
あの服
あの雰囲気


ブランディング
というより

こうありたい
こうなりたい

という


View of the world

My Direction

があるのが

伝わってきます。



世界観がある物

世界観がある人に

人は惹かれるのは


女性にとっては

当たり前の感覚

だと思うんですが



男は

「視覚」で見て理解する生き物なので


世界観を感じる人

と会っても


変わっている人

くらいにしか見てなくて



よっぽど圧倒的な強さや

見える結果を出してる

わかりやすい人

でない限り

わからないんです。


見える姿や

結果や

圧倒する上手い技術を見る

以外の

感じ方、浸り方がある



しっかりした世界観があること


しっかりせた技術があること


別のものです。



私も、

アート作品、ダンス作品、ダンサー

を鑑賞するときに


目に見える姿

テクニックだけを見て

理解し

良し悪しを判断しようと

してましたから、


世界観を感じる感性や

世界観を持つ才能は

無かったんでしょうね




お客さんというのは

スポーツの審判ではないので


動きや技術の高さを

見にきているわけではなく


「世界観を感じにきている」


私もこのことが

理解できるようになるまでに

時間がかかりました。



いくら高い技術や

身体能力を見せても


そこに世界観が

見えてこないと


お客さんにとっては


「何も観えてこないな〜」

「感じられない〜(浸れない)」

「で?」

となるわけです。



どんなに凄い動きでも

それ自体が

無イメージ、無感情で動いている人

だったら

何も感じとることはできない。



激しく動いて

ゼーハーしている姿を見て


「あー この人は頑張ってる

これが出来るようになるまでに

努力したんだろうな〜」


という物語を

自分で想像するとか、


音楽、照明、衣装

などの演出や流れを見て


世界観を感じとるしか

なくなります 笑



技術オンリーの踊り

をするだけだとね


「動いてたね」


という少ない情報しか

伝わってないのです。



なので、

動きのテクニックを

沢山練習しても


それのみ

では


お客さんが感じとる

世界観(雰囲気)は

弱いわけです。



なので、

日常から

「世界観を持つことが大切」

なんです。


オタクのように

好きなものに対して


「一つの方向の明確なイメージ」


を常に持っている人は


周りの人を

その世界観に引き込む力

「グルーヴ」

を作り出せます。


・ハーレーで革ジャンの人
・お姫様フリフリの人
・ゴリゴリB系
・「食パン」だけを売るあの店
・メニューが「ラーメン」しかないあの店


など

その度合いが高いほど


好みはともかく

そこを通して見えてくる

世界が

ビンビン感じとれます。



カリスマ的な表現力を

身につけたいなら


常にその

好きな世界観を持ってる人

になればいい。


イタいと思われようが

それのみを強く

ブレずに

持ち続ければ良い。



その世界を具現化するために

テクニックを覚える

というスタンスで。


(プロになりたい場合は

共感されやすい形に変えていく)



レッスンでは、

様々な

手段(テクニック)を

教えますが


じつは

世界観を持つことのほうが

大切なのです。



こだわっているその

「自分の世界観」

を表現するための

技術ですよ。


技術がないから、

世界観が作れない

ではないです。


その世界観を表現できる

技術さえあれば良くて

それ以外は必要ない。


雰囲気、世界観が

見えてくることが

大切なのでね!



そこが強いほど

自分の部屋にも

服にもアイテムにも

身のこなしにも


「こうありたい」

という

統一感が出てきて


頭の中も部屋も

整理されて


洗練されていきます。


他の世界観を入れたく

なくなるから。


そうするとそこに


嫌でも雰囲気が出てきます。



世界観(なぜ、何を)

が明確にあってはじめて


それを具現化する

技術(どのように、具体的に)

が活きてきます。


その世界観以外

そこには感じられないくらいの


世界が

つくれます。



私もこれ

カリスマダンサーさん達と

仕事をするようになり


わかってきたことです。



技術だけで

表現しようとするうちは

器用な仕事人です


(かもし出す雰囲気がフツー 笑)



私もずっとそうやってきて



カリスマ性を

身につけている最中なんですがね

(気づくのかなり遅い 笑)



そして

大人ダンサーさん

若いダンサーにも


テクニックを重視して

そこだけを求める(見る)

のではなく


女性的に、

世界観を感じとる力


自分の世界観を持つ力


表現者として

長く続けていく上で

必要だと


伝えたいです。



テクニック、年齢、身体条件、場所

関係なく


興味さえあれば

誰もが育てることができる

自分の世界


「歩くあなたの世界観」

作っていきましょう!



世界は

大いなる勘違いから生まれ

育てていくもの。