モノクロ邦画劇場

 

ぶっつけ本番(1958年公開)

 

子供の頃はモノクロ映画という

 

だけで、見る気がしませんでした。

 

モノクロ映画=古い映画=面白くない

 

と思っていたからです。

 

そのうち、TVで時々やっていた

 

ギターの奏でるメロディーが

 

印象的だった イタリア映画

 

禁じられた遊び

 

黒沢映画の傑作

 

七人の侍 などを見て

 

古い映画、モノクロ映画も

 

結構面白いなぁ、なんて思って

 

大学生の頃

 

ビデオ屋でモノクロ映画を

 

何本も借りて来ては視ました。

 

最近もコンスタントに古い

 

モノクロ映画を観てます。

 

今回紹介するのも

 

最近見たモノクロ映画です。

 

ぶっつけ本番なんて

 

言うと、今ならTVを想像

 

しますが、この映画は映像ニュース

 

今ではなくなってしまいましたが

 

戦争の古いフィルムなんかは

 

全て映像ニュースのものなんです。

 

昔はTVカメラなんかなかったので

 

手回しの16mmカメラで撮っていたのです。

 

自分もこの映画で初めて

 

手回しの16mmカメラで撮影する

 

シーンを見ました。

 

このような報道の歴史を知るだけでも

 

中々よくできた映画です。

 

一応、モデルの方がいらっしゃる

 

ようで、松本久弥さんという

 

報道カメラマン。

 

今で言う、セミドキュメンタリー映画

 

です。

 

若い時の吉行和子、淡路恵子

 

仲代達矢などが出演していて

 

その辺も興味深い映画です。