7月31日更新 2024年7月に公開された判例(その1) | シン・情報 新製品・新サービス情報など

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毎日、法廷で言い渡されている判決のうち、裁判所の裁判例情報に掲載されたものについて、AI(Copilot)による判決の説明を付して月単位に示していきます。裁判例として採番された(ややこしい!)順に、新しいものを上に追記します。
特に興味を持った事案については、個別の記事を順次アップします。
※ニュースサイトの記事には短期間の掲載期限が設定され、削除されている場合があります。

 

本日追加→ ID=93257  贈賄、受託収賄幇助
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月31日
 判決 令和6年4月19日 東京高等裁判所 令和4(う)1312
概要
控訴棄却: 東京高等裁判所は、被告人A2、A3、A4の控訴を棄却しました。
贈賄と収賄: 被告人A2とA3は、文科省の事業に関する便宜を図るために賄賂を提供し、被告人A4はその幇助を行いました。
証拠の採用: 証拠の任意性や特信性に関する異議は認められませんでした。
事実誤認の主張: 被告人らの事実誤認の主張も認められませんでした。

 

 

本日追加→ ID=93256  殺人、殺人予備
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月31日
 判決 令和6年6月19日 東京高等裁判所 令和3(う)2081
概要
控訴棄却: 東京高等裁判所は、被告人の控訴を棄却しました。
事件概要: 被告人は、病院の入院患者に対して消毒用液を点滴に混入し、複数の患者を殺害したとされています。
精神鑑定: 被告人は自閉スペクトラム症の特性を有していたが、完全責任能力が認められました。
量刑判断: 原判決は死刑を回避し、無期懲役としましたが、検察官はこれを不当と主張しました。

 

ID=93255:未掲載

ID=93254:未掲載

 

ID=93253  審決取消請求事件(光フェルール及び光フェルール金型)
行政訴訟・特許権
 掲載 令和6年7月30日
 判決 令和6年7月18日 知的財産高等裁判所 令和5(行ケ)10103
概要
請求棄却: 原告のスリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニーの請求は棄却されました。
訴訟費用: 訴訟費用は原告が負担することになりました。
上告期間: この判決に対する上告および上告受理申立てのための期間は30日と定められました。
この判決は、特許庁の審決を取り消すことを求めた原告の訴えが認められなかったことを意味します。

 

 

ID=93252  不正競争等に対する損害賠償請求
民事訴訟・不正競争
 掲載 令和6年7月30日
 判決 令和6年7月18日 東京地方裁判所 令和5(ワ)70513
概要
損害賠償: 被告は原告に対し、28万円と年3%の利息を支払うよう命じられました。
その他の請求: 原告のその他の請求はすべて棄却されました。
訴訟費用: 訴訟費用は原告が13分の14、被告が残りを負担します。
背景: 原告は空手道場を経営しており、被告の投稿が名誉毀損や不正競争に当たるとして損害賠償を求めていました。

 

 

ID=93251  地位確認等請求事件
民事訴訟
 掲載 令和6年7月30日
 判決 令和6年5月14日 京都地方裁判所 令和2(ワ)1858
概要
請求棄却: 原告のすべての請求が棄却されました。
訴訟費用: 訴訟費用は原告が負担することになりました。
事案の概要: 原告は被告に対して、懲戒解雇が無効であると主張し、未払賃金や損害賠償を請求しました。
裁判所の判断: 裁判所は、被告の懲戒解雇が有効であり、原告の請求を認めませんでした。

 

 

ID=93250  業務上失火被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月30日
 判決 令和6年7月11日 福岡地方裁判所 令和6(わ)122
概要
主文: 被告人に禁錮2年の刑が言い渡されましたが、4年間の執行猶予が付けられました。
罪状: 被告人は飲食店の経営者で、使用済みの食用油を処理中に火災を発生させ、29棟の建物を焼損させました。
量刑理由: 被告人の過失は重く、火災による甚大な被害が発生しましたが、前科がなく反省していることなどが考慮されました。

 

 

ID=93249  詐欺被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月30日
 判決 令和6年5月7日 福岡地方裁判所 令和4(わ)824
概要
主文: 被告人に懲役4年の刑が言い渡されました。
詐欺の内容: 被告人は、医療法人Dの収益が30%以上減少したと偽り、6億円の融資をだまし取ろうとしました。
共謀: 被告人は他の共犯者と共謀して虚偽の書類を作成し、融資を申請しました。
裁判所の判断: 被告人は詐欺の故意があり、共謀も認められると判断されました。

 

 

ID=93248  発信者情報開示請求事件
民事訴訟・著作権
 掲載 令和6年7月26日
 判決 令和6年6月13日 東京地方裁判所 令和5(ワ)70490
概要
発信者情報の開示: 被告(ビッグローブ株式会社)は、原告(株式会社CHERRIES)に対して、特定の発信者情報を開示するよう命じられました。
著作権侵害: 原告は、BitTorrentを使用して著作権を侵害されたと主張し、その調査結果が認められました。
調査の信用性: μTorrentを使用した調査の正確性が認められ、被告の反論は退けられました。
訴訟費用: 訴訟費用は被告が負担することになりました。

 

 

ID=93247  殺人未遂被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月30日
 判決 令和6年6月21日 札幌地方裁判所 令和6(わ)136
概要
判決内容: 被告人に懲役4年の刑が言い渡されました。未決勾留日数の30日が刑に算入され、犯行に使用されたナイフは没収されます。
事件の概要: 被告人は交際相手から別れ話を告げられたことに激怒し、ナイフで背中を刺しましたが、被害者は一命を取り留めました。
殺意の有無: 被告人には殺意があったとは認められず、被害者を傷つける意図があったと判断されました。
量刑理由: 被告人の行為は危険性が高く、被害者に重大な肉体的・精神的苦痛を与えたため、懲役刑が適用されました。

 

 

ID=93246  不正競争防止法違反被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月26日
 判決 令和6年7月11日 岡山地方裁判所 令和6(わ)10
概要
主文: 被告人に懲役3年と罰金100万円が科されましたが、懲役刑は4年間の執行猶予がついています。
罪状: 被告人は勤務先の営業秘密を不正に取得し、第三者に開示しました。
量刑理由: 被告人の行為は悪質であり、被害会社に大きな影響を与える可能性があるため、厳しい処罰が必要と判断されました。
考慮事項: 被告人が反省していることや、前科がないことなどが考慮され、執行猶予が付与されました。

 

 

ID=93245  詐欺、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律違反、金融商品取引法違反被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月26日
 判決 令和6年6月28日 岡山地方裁判所 令和4(わ)604
概要
懲役刑: 被告人は懲役3年6月の刑を受けました。
詐欺行為: 被告人は共謀して、複数の被害者から約7599万円を不正に預かり、金融商品取引業を無登録で行いました。
虚偽の説明: 被告人は、投資運用の実績が黒字であると偽り、被害者を欺いて現金を受け取りました。
責任の重さ: 被告人の行為は巧妙で悪質であり、金融業界での経験を持ちながら違法行為を行ったため、刑事責任が重いと判断されました。

 

 

ID=93244  損害賠償等請求事件
民事訴訟
 掲載 令和6年7月26日
 判決 令和6年5月21日 京都地方裁判所 令和4(ワ)395
概要
被告の支払い命令: 被告b、c、e、fは、原告会社に対し、連帯して約2億7411万円を支払うよう命じられました。
その他の請求の棄却: 原告会社のその他の請求および原告aの請求は棄却されました。
訴訟費用の負担: 訴訟費用は、原告会社と被告b、c、e、fの間で連帯して負担されます。
仮執行の許可: 第1項に限り、この判決は仮に執行することができます。
この判決は、被告らが原告会社に対して行った不法行為に基づく損害賠償請求に関するものです。

 

 

ID=93243  九州建設アスベスト損害賠償請求(2陣)事件
民事訴訟
 掲載 令和6年7月26日
 判決 令和6年6月27日 福岡地方裁判所 平成30(ワ)579
概要
被告の支払い義務: 被告は、原告に対して認容額と遅延損害金を支払う義務があります。複数の被告がいる場合、連帯して支払う必要があります。
一部の請求の棄却: 一部の原告の請求は棄却されました。
訴訟費用の負担: 訴訟費用は別紙に記載された通りに負担されます。
仮執行の可能性: 一部の判決は仮に執行することができますが、被告が担保を供する場合は仮執行を免れることができます。
この判決は、石綿(アスベスト)関連疾患に関するもので、被告が石綿含有建材を製造販売したことによる健康被害についての責任を問うものです。

 

ID=93242:未掲載

ID=93241:未掲載

 

ID=93240  住居侵入、強盗殺人被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月24日
 判決 令和6年7月2日 大分地方裁判所 令和3(わ)205
概要
主文: 被告人に死刑が言い渡されました。
罪状: 被告人は窃盗目的で住居に侵入し、住人2名を殺害して金品を奪いました。
犯行の詳細: 被告人は被害者を多数回刺し、現金を奪いました。
裁判所の判断: 被告人の行動や証拠から、犯人であることが認定されました。
この判決は、被告人の行動が極めて残酷であり、社会的非難に値するものであるとされています。

 

 

ID=93239  再審請求事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月24日
 判決 令和6年6月5日 福岡地方裁判所 令和3(た)3
概要
確定判決の概要: 事件本人は、1992年に福岡県で2人の小学生を誘拐・殺害し、その後死体を遺棄したとして有罪判決を受け、2008年に死刑が執行されました。
再審請求の理由: 弁護人は、新たな証拠として目撃証言やDNA鑑定の信用性を否定する証拠を提出しました。
裁判所の判断: 提出された新証拠は、確定判決の証拠の信用性を揺るがすものではなく、再審を開始する理由がないと判断されました。
結論: 再審請求は棄却されました。

 

 

ID=93238  殺人未遂被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月24日
 判決 令和6年5月30日 福岡地方裁判所 令和6(わ)25
概要
主文: 被告人に懲役3年、執行猶予4年、保護観察付き。
犯行の経緯: 被告人は精神的に疲弊し、自殺を決意。しかし、長男を一人残せないと考え、無理心中を図る。
罪となる事実: 長男の首を絞めたが、自己の意思で犯行を中止。長男は全治1か月の傷害を負う。
量刑の理由: 被告人の精神状態や反省の情、被害者の処罰を望まない意向を考慮し、執行猶予付きの判決となった。

 

ID=93237:未掲載

ID=93236:未掲載

 

ID=93235  業務上横領
刑事訴訟
 掲載 令和6年7月30日
 判決 令和6年6月13日 名古屋地方裁判所 令和5(わ)2308
概要
懲役刑: 被告人は懲役2年6月の刑を受けました。
罪状: 被告人は弁護士として、依頼者の預り金を私的に流用し、合計で約555万円を着服しました。
量刑理由: 被告人の行為は依頼者の権利を著しく損なわせ、弁護士に対する社会的信用を失墜させたため、実刑が免れないと判断されました。
反省の態度: 被告人は犯行を認め、今後の収入から被害弁償を続ける旨を述べていますが、全額を費消してしまっており、被害弁償は行われていません。