９月に入ってから、いろいろと世界情勢が変わってきていますので、注目すべき世界の動きをいくつかみてみましょう。
ドルから金担保通貨へ
BRICS同盟１１カ国とASEAN諸国１０カ国の合計２１カ国が、2023年に米ドルを使用した国際貿易の決済を停止することで、正式に合意しました。(Watcher)
これで、世界の石油の80％を支配することになり、ペトロドル（石油ドル）としての役割が終わります。
そして、ASEAN諸国では、米ドルの代わりに自国通貨を推進すると宣言しました。BRICSも貿易に自国通貨を使用するが、加盟国間で使用できる共通通貨の創設を予定しています。
(BRICS通貨見本)
BRICS通貨は、金(GOLD)担保制の通貨で、金の価値と連動します。今のところ、1BRICS通貨=55ドル(約8000円相当)程度と言われています。（100BRICS通貨=約80万円の価値）
法定通貨やその他の形式の通貨や現金は、お金の交換プロセスを経て『デジタルゴールド証明書』が割り当てられ、QFS口座に預け入れる事ができます。
逆に言うと、『ゴールド証明書』がないと、コンピュータはそれをお金として認識しません。
金担保されていない米ドルは、いずれ国際貿易では使われなくなり、価値が低下し、大幅なインフレに見舞われ、購買力は大幅に失われてゆくでしょう。
現在、日本は１兆１千億ドル（約160兆円）の米ドル国債を保有していますが、売りたくても、売れない状況なのでしょう。（日本が売ったら、一気に暴落します）
日本円については、現在の銀行口座とQFS口座とがミラーリングされているので、安全だとされています。
そして、QFS口座のお金には、自動的に『デジタルゴールド証明書』が付けられることになります。
ただし、すでにデジタル化されたお金（暗号通貨や○○payなど）は、QFS口座に自動移行にはならないと思います。
外国送金に関しては、日本から外国へ数秒で届けられますので、すでにSWIFT⇒QFSに切り替わっています。
植民地支配の終わり
9/9～9/10に、インドの首都ニューデリーでG20が開催されました。今回注目されたのは、開催国であるインドの名前が『BHARAT（バーラト）』になっていたことです。
バーラトとは古代サンスクリット語でインドを意味する言葉で、憲法ではインドと並んで国名として使われています。
『インド』という名称は、イギリスの植民地支配者たちによって広められたもので、奴隷制度を意味すると言う。
一方、「バーラト」は古代ヒンドゥー教の聖典に登場する伝説の王の名前です。
つまり、名実ともにイギリスによる植民地支配が終了したことを世界にアピールしたといえます。
もう一つの話題が、G20にアフリカ連合（AU）を常任理事国として迎えることになりました。
アフリカ諸国の多くが、欧米諸国から資源を不当に搾取され、実質的な植民地支配下にあったわけですが、RV（通貨評価替え）によって、その状況がガラッと変わります。
G7西側中心の時代から、BRICS連合の時代に移行しつつある中、G21（先進国＋新興国）として世界各国が対等な立場で協力していこうという流れではないでしょうか。
韓国慰安婦像撤去
文大統領時代に、韓国国内ばかりか、海外にも慰安婦像を設置して、日韓関係の悪化を招いてきました。
慰安婦像制作に携わった芸術家(林玉相)が強制わいせつ罪で有罪判決を受けたため、ソウル市内の同氏制作の慰安婦像が撤去されました。（産経）
まだ、日本大使館近くの慰安婦像は残っているようですが、日韓関係が修復してきたら、いずれは全て撤去されるでしょう。
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地震、事故、災害、殺人などの悪いニュースもありますが、今回取り上げたような良いニュースもあります。
悪いニュースは、マスメディアが大々的に報道しますが、良いニュースはあまり表に出てきません。ただし、３S政策の1つ"Sport"では、良いニュースをとりあげますが。。。
悪いニュースは、人々の波動を落とし、恐怖を植え付けるために大きく報道されます。
さて、ようやく、ドル終了の道筋が徐々に見えてきました。この時、円／ドルの為替レートがどうなって、着地していくのか、予断は許せません。
「その時」がきたら、全く知らない人はパニックになると思いますが、慌てず騒がず、静かに見守っていきましょう。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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