先日のblog『ハワイ州マウイ島火災は闇側による土地強奪のため』に記した通り、マウイ島は、ディープステートのダイレクト・エネルギー兵器(DEW)によって、街が攻撃されました。

 

 地元民の話によると、当日学校は休校となり、子供たちは家にいました。その結果、家が焼かれ1000名以上の子供たちが行方不明になっていると言われています。(表のニュースでは全体で数十人とのことですが)

 

 火災を消火しようにも水道が止められ、電気も止められていました。

 

 また、車で避難しようとしたが、避難ルートは警察によって封鎖されました。車では身動きが取れなくなったので、海に逃げ込んだ人もいました。



 さらには、非常事態を知らせる警報も鳴りませんでした。一方、ハワイの全職員は島を離れていました。

 

 これらの実態から、全住民に対する大虐殺といえるでしょう。

 

 なぜ、米ディープステートは、このようなことをしたのでしょうか。

 

 第一にスマートアイランド構築のため住民の土地を収奪する目的ではあるものの、もっと奥には、歴史的な問題が隠されていました。

 

ハワイ王国への白人の侵略

  1800年代、アメリカは太平洋の制海権を徐々に広げ、アジア地域への勢力拡大を目論んでいました。
 

  その拠点として、アメリカが狙ったのがハワイ王国です。

 

  ハワイ王国には、もともとハワイの人達が平和に暮らしていました。

 

  土地は個人の所有物ではなく、共同生活のため「みんなのもの」であって、家族を養うためのココナッツやバナナの木などについては、厳格に所有権を認めていました。

 

  ハワイにやってきた白人たちは、島民たちが土地の所有権を持たない事を知り、勝手に土地を領有していきました。その規模は、なんとハワイ王国の国土の75%以上に及びました。

 

  島民たちは、居住区を追い詰められ、クックが最初に来島した頃には30万あった人口が、およそ100年後にはわずか5万7千人に減ってしまっていました。

 

  ハワイの人々の生活を守るためにと立ち上がったのが、カメハメハ大王でしたが、輸出相場の変動、疫病の蔓延、白人たちによる暴行などによって、国力は徐々に衰退してしまいます。

 

明治天皇との極秘会談

  その後、アメリカ人が、ハワイの経済と政治を牛耳るようになり軍事拠点が置かれました。


 このままではハワイはアメリカに飲み込まれてしまいます。しかし大国のアメリカ相手にハワイが敵うはずがありません。

 

  カメハメハ大王没後、大王の孫に当たるカラカウアが王位に就きました。

(カラカウア王)

 

  1880年ころ、日本は「有色人種で唯一の独立国」で、有色人種の希望の星でした。


  そこで、カラカウア王は壮大な構想を打ち立てます。「ハワイは欧米列強の侵略に苦しむアジア諸国と連帯し列強に立ち向かうべきだ

 
  これが、彼が構想した『
ハワイ・アジア連合計画』です。

 

  1881年(明治14年)、カラカウア大王が来日しました。

 

  そして、アメリカ人随行者の目を盗んで、日本人通訳のみを連れて、夜中に密かに赤坂離宮を訪ね、明治天皇との単独会見を願い出ました。


  天皇側は夜中の訪問を不審に思いましたが、会見に応じることにしました。

 

  すると大王は、明治天皇にハワイ王国の窮状を述べ、5つの事項について、日本の協力を要請しました。


(1)日本人のハワイへの移民を実現
(2)カイウラニ王女と日本の皇族との婚姻
(3)日本とハワイの合邦(ハワイを日本国にする)
(4)日本と∙ハワイ間の海底ケーブル敷設
(5)日本主導による「アジア連邦」の実現


 もともとハワイ諸島に住んでいた人達は、モンゴロイドであり、縄文人の末裔であり、顔立ちも日本人と同じです。

 

 大王は、同一種族である日本人移民を実現したいと思っていました。

 

 しかし、日本側にとっては、西欧列強を敵に回しかねない危険な申し出です。


 日本と同じ境遇に苦しむカラカウア王の訴えに対し、明治天皇は「熟慮の上で回答します」とカラカウア王に返答しました。


 カラカウア王と明治天皇の会見を知った外務卿・井上馨は伊藤博文や岩倉具視など日本政府の重臣を集め日本の対応を協議しました。


 日本の重臣たちはハワイ・アジア連合はあまりに壮大な計画で、慎重な検討を要するとの姿勢を示しました。

 

 1882年3月22目、明治天皇がカラカウア王に宛てた回答書(14ページにも及ぷ長文の書簡)が届けられ、ハワイのホノルル公文書館に残されています。

 

 回答書の趣旨は、


 『東洋諸国が互いに協力して欧米列強と対峠することは確かに急務です。しかしこの問題はあまりに遠大で到底簡単には運びません。この計画の実現は現段階では不可能であると私は考えます

 

 ただ、日本人によるハワイ移民は実現させました。これが1884年の「日本ハワイ移民協約」で、約2万5千人が移住しました。

 

米国軍事クーデター

 1893年1月、カラカウア王の妹であるリリウオカラニ女王が米国との不平等条約を撤廃する動きをみせると、アメリカ人勢力はクーデターを起こしました。


 これによりアメリカ政府は戦艦ポストンをホノルルに派遣する事を決定しました。海兵隊160名を上陸させ、政府庁舎や宮殿近くを制圧しました。

 

 ハワイの民衆の命と引き換えに、女王の身柄を拘束したのです。ハワイの王族や軍、国民は、女王奪還のために徹底抗戦の構えを見せました。

 

 しかし、リリウオカラニ女王は「無駄な血を流させたくない」と、退位を決意しました。


 この瞬間にハワイ王国は滅亡しました。この時、ハワイにはすでに入植した日本人2万5千人の命までも人質となっていました。


 この事態を受けて大日本帝国も邦人保護を理由に、巡洋艦「浪速」、コルペット級「金剛」の2隻をハワイに派遣しました。巡洋艦「浪速」の艦長は東郷平八郎でした。

(巡洋艦 浪速)

 

 東郷平八郎は、いっさい米国人たちと合おうとせず、会話も拒みました。そして、ただ黙って戦艦ボストンの両隣に「浪速」と「金剛」を停泊させたのです。

 

 もちろん砲台は、まっすぐ前を向いたままでしたが、完全な臨戦態勢です。戦艦ボストンからしたら、非常に大きなプレッシャーがありました。


 両側を日本の巡洋艦が固め、その主砲は、一応は前を向いているものの、ちょっと横を向いただけでボストンは沈没を免れないのです。

 

 東郷平八郎は、相手を攻撃するのではなく、米国人たちに無言の圧力を与えることで、ハワイ市民の混乱や市民に対する白人の略奪を阻止したのでした。

 

ハワイを占領

 ハワイを乗っ取った米国は、ハワイの生活様式を深く広く破壊し始めました。


 学校、政府、企業も法律によりハワイ語が禁止され、政府や企業は英語で運営することが法律で定められました。


 アメリカ人たちは土地の開発を始め、しばしば神聖な場所を占領しました.
 

 そして、歴史そのものが検閲され、あたかもハワイ王国の国民が戦わずにアメリカを歓迎したかのように見せるために歴史そのものが検閲されました。


 この検問によって本当のハワイの歴史にはアクセスできなくなってしまい、都合のいい歴史だけが認められました。

 

 1993年『100年前にアメリカ海軍が議会の承認なしにカづくでハワイを併合した』事に対してアメリカのクリントン大統領は謝罪しました。


 国際法上では、ハワイ王国は現在も独立した国家です。


 つまり、国際法上、アメリカはハワイを不法占拠している状態を続けているという事です。


 現在でもハワイ先住民族は米国政府に対して様々な抗議を行っています。

 

  以下のリンク先にハワイ王国が、アメリカに不法占拠された状況について、詳しく書かれています。

Hawaiian Kingdom - War Crimes Reports

 

  この中の文章を一部抜粋すると、 

 

 『米国議会は共同決議を制定したが、共同決議は条約による領土の譲渡ではなく、米国議会の意見にすぎません。ハワイ王国は米国に併合されてはおらず、占領された州です。

 

 ハワイ州政府は、占領中の主権の奪取であり、したがって違法であるだけでなく、戦争犯罪を行っています。』

 

マウイ島火災と今後について

  今回のダイレクト・エネルギー兵器(DEW)で最も被害を受けた地域は、マウイ島のラハイナ地区ですが、ここは、かつてハワイ王国の首都でした。

 

 ラハイナ地区には、数多くの先住民の子孫が住んでおり、ここの住民が中心となって米国の不法占拠に対して抗議行動を続けていました。

 

 だから、マウイ島内でも特に、ラハイナ地区の住民を狙い打ちして、大虐殺を図ったと考えてよいでしょう。さらには、歴史的な建造物までも破壊したのです。

 

 ハワイには日系二世、三世が数多く住んでいるばかりか、縄文時代までさかのぼると、ハワイ人と日本の縄文人とは同じ血筋です。

 

 ハワイの惨状は、決して他人ごとではありません。

 

 静かに平和に暮らしていた人々が、武力をもって、土足で入り込まれてきた状況は、今日の日本と同じ状況です。

 

 いずれ近いうち、NESARA/GESARA法が発表されることになりますが、この時、ハワイは、アメリカからは独立して、主権国家ハワイ王国としての本来の地位に戻ることになるでしょう。

 

 ハワイ州マウイ島の人々が、早く立ち直って、新しい街が再建できるようにお祈りしましょう。

 

 本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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