日本のお米の多くが、稲に放射線を放射して、突然変異を引き起こさせて作った米(放射線育種米)に代えられようとしています。

 

放射線育種米

  2025年から、秋田県産、兵庫県産の主力品種が放射線育種米に切り替えられ、その後、全国に、その動きが進む可能性があります。

 

 

【要点】

 人間が7グレイの放射線に被曝すると100%死にますが、なんと、その10倍も放射線を稲に放射します。

 

コシヒカリ環1号

 コシヒカリ環1号とは、放射線をかけて作りだされた「カドミウム」をほとんど蓄積しない「コシヒカリ」の突然変異品種です。

 

 カドミウムだけでなく、ミネラルをほとんど含まない品種なので、栄養分がありません。


 秋田県は、今年2月24日の県議会で、秋田県の主力品種である「あきたこまち」を2025年から「コシヒカリ環1号」と「あきたこまち」の交配種であるあきたこまちR」(放射線育種米)に全量切り替えていくことを決議しました。(秋田魁新報社

 

 兵庫県も、「コシヒカリ環1号」への全量切り替えを決める方向のようです。

 

 秋田県産と兵庫県産のお米のほとんどは、放射線育種米に切り替わります。

 

自治体が放射線育種米を採用

  どの品種が放射線育種米か、何も表示されない、ということが問題になります。

 

  生産者が、どの品種が放射線育種されているかを知らなければ、そのまま栽培してしまいます。

 

  そして、スーパー等の一般市場では「コシヒカリ」「あきたこまち」として売られますので、消費者は知る術がありません。
 
  また、「コシヒカリ環1号」はカドミウムだけでなく、稲の成長に必要な
マンガンも吸収しにくくなり、そのため「ごま葉枯病」にかかりやすいことがわかっています。

(ごま葉枯病)

 

  女性の方は、ミネラル(マンガン)不足で、流産する体質になります。(主食からも不妊化を進めています)


 マンガン以外の微量ミネラルなども不足しているので、子どもたちの発育も心配になります。

 
  お米の種籾の元(原種)の生産は地方自治体が担っています。その自治体が種籾を放射線育種米にすると決定した時点で、農家は、そうでないお米を作りたいと思っても、作れなくなってしまいます。

 
  
秋田県や兵庫県に加え、石川県、山口県、島根県、福島県などでは、コシヒカリ環1号の栽培試験がすでに行われています。

 

放射線品種改良農作物

  実は、すでに放射線で品種改良された農作物(お米、梨、りんご、トマト、豆類、小麦など)が、市場に出ています。

 

【米】

・はえぬき

・ミルキークイーン

・ゆめあかり

・キヌヒカリ

・アキヒカリ

など。

 

 

【出典】独立行政法人農業生物資源研究所・放射線育種場

 
 日本酒に使われる酒米にも、放射線育種米が使われていまます。 
 
 放射線育種場では、農作物に、人間の致死量以上の強さの放射線を毎日浴びせ続けています。

 放射線によって、自然界で突然変異が起こる確率を高めているというのですが、非常に不自然です。
 
 このような品種で作られた農作物を食べて、はたして安全といえるのか、おおいに疑問があります。
 
 今後、同じブランド、例えば「コシヒカリ」なら、どれでも同じということではなくなりますので、産地直送などを利用して、産地、品種、作り手が見えるところから、安心安全なお米を購入していく必要がありそうです。 

 

  5/9(火) 20:00から、放射線育種米について、専門家によるオンライン学習会が開催されますので、もっと詳しく知りたい方は、参加してはいかがでしょうか。(無料) 

 

    本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。