今回は「お米」の話です。
皆さんは、「プラスチック米」について、どこかで耳にしたことがあるでしょうか。
プラスチック米といっても、大きく分けて、次の2種類があります。
①プラスチックが原料のお米
②精米改良剤を噴霧したお米
それぞれを、詳しくみてみましょう。
プラスチックが原料のお米
主に中国の闇業者でプラスチック米が作られています。トウモロコシ澱粉やポリプロピレンなどの石油由来のプラスチックを原料としています。もちろん、プラスチック米自体が偽物の食品であり、食べると危険です。
🇯🇵にも、似たようなカップ麺があるよ😮💨
— m2ensen (@m2ensen) April 6, 2023
プラスチック製の偽米。https://t.co/gOjLEq4Egm
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日本では、このようなお米は違法なので、輸入されていないと信じたいが。。。
精米改良剤を噴霧したお米
さて、問題となるのは、こっちの方のお米です。
ファミレスなどの外食チェーン店やお弁当屋さん、コンビニなどのご飯には「精米改良剤」という食品添加物が使われているケースが多い。
精米改良剤とは、古米や古々米、輸入米(中国産等)に噴霧して精米すると、古いコメを、まるで新米のように変化させる食品添加物です。
主な成分はプロピレングリコールの他、植物油脂、合成甘味料(Dーソルビット)、グルタミン酸ナトリウム、リン酸塩などが含まれています。
主成分のプロピレングリコール(PG)は、石油由来の添加物で、液体プラスチックとも呼ばれ、シャンプーや化粧品、歯磨き粉、洗剤など幅広く使われています。
精米改良剤を使うことで、お米の表面をコーティングして精米時に割れるのを防いだり、古い米特有の臭いを消したり、新米のような艶を出したり、防腐剤の役目を果たし保存期間を長くできます。
つまり、大量にお米を使用する外食産業の多くは、利益を出すために古いお米を安く仕入れて、精米改良剤を加えて、消費者に提供しているというのが実態のようです。(全てではありませんが)
食べ物を安く提供するには、できるだけ原価を安く抑える必要があるからです。
メーカ側は、精米改良剤を、食品衛生法上は加工助剤(加工の際に添加され、成分が加工後の食品に及ばないもの)に位置づけ、食品添加物として表示していません。
このため、平成16年、厚生労働省は、精米改良剤を使用しているお米には、メーカ側に食品添加物としての表示をつけさせるよう都道府県の衛生管理部あてに通達しています。
しかし、ご飯、おにぎりの成分表に「プロピレングリコール(PG)」とか「精米改良剤」の表示をみたことありませんよね。「調味液」「食用油脂」は書かれています。
遺伝子組み換え米
プラスチック米ではありませんが、岸田総理が、お米に関する妙な事を言い始めました。
最近、「花粉症がひどい」という話はよく聞きますが、農研機構という組織が、花粉症対策として「花粉症緩和米(スギ花粉症米)」という名の「遺伝子組み換え米」を開発しているという。
遺伝子組み換え技術で花粉症の原因物質の一部を胚乳に組み込み、一定期間食べ続けると、体が花粉を異物ではなく食べ物と認識するようになり、症状を抑えられるそうです。(農研機構)
そもそも、花粉症の原因物質はスギ花粉ではなく、アルミニウムやバリウムなどのアレルギー物質を空中散布しているケムトレイルだとされているので、スギ花粉米は無意味です。
政府は国民に遺伝子組み換えされたコメを食べさせたいのでしょうか。
安いモノには理由がある
人が健康を維持するための基本は、言うまでもなく「食」です。
しかし、消費者は安いものを求め、それに対し、企業はできるだけ安いものを提供するため、安全性を度外視して「安かろう、悪かろうといった食べ物」を提供しています。
安いものには、安いなりの理由があるのです。
消費者は、安くて、お腹が膨れて、味もそこそこなので、満足して、またリピートします。
素人では本物と偽物とを見分けることが付きにくくなっているので、外食を利用する際は、HPなどで、素材の調達先などを調べて、信頼できるお店を利用するのが良いでしょう。
もちろん、一番良いのは、安心できる素材を買ってきて自宅で調理することです。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。