made in Japan 優れた商品は潰されてきた～洗濯編

　　普通、洗濯機で洗濯する時に、洗剤として「合成洗剤」を使用している家庭が多いと思います。

 

　　合成洗剤は、石油由来の界面活性剤を主成分としており、環境にも体にも良くないことは知られています。

 

　　洗濯機で「すすぎ」をしても衣類には残ってしまい、汗のかきやすい場所から界面活性剤が溶け出し皮フや角質層を通り抜け毒素が体内に進入してしまいます。

 

　　さらに、柔軟剤はすすぎの最後に入れるので、衣類への残留度は高くなり「アトピー皮膚炎」「肝臓障害」の原因となります。

 

　　しかも、香りをつけるためにマイクロカプセルが使われており、これが「頭痛」「目まい」「咳」などの「香害」にもつながっています。

 

洗濯マグちゃん

　　合成洗剤は良くないことに気がついている方は、第２の選択として「洗濯用せっけん」または「重曹」を選んでいると思います。

 

　　今回は第３の選択肢として「洗濯マグちゃん」について取り上げたいと思います。

　洗濯マグちゃんとは、マグネシウム粒でできており、「マグちゃん」を洗濯機に入れると、マグネシウムと水が反応し「水酸化マグネシウム」＋「水素ガス」が発生します。

 
　「水酸化マグネシウム」によって水はアルカリ性になり、アルカリで、脂肪やタンパクなどの体から出た汚れを落とします。

 

　 それに加えて、水素でも汚れを落とします。「マグちゃん」が出す水素は微量でありますが、水素ガスが繊維のすき間に入って汚れに作用するというものです。

 

消費者庁がクレーム

　　ところが、「洗濯マグちゃん」に消費者庁から、物言いがつきました。

 

　　2021年4月、消費者庁は『マグネシウムの効果で洗剤や柔軟剤を使わずに洗濯できると表示したのは根拠がなく、景品表示法違反に当たる』と警告を発しました。

 

　　これに対して、製造会社の宮本製作所は「多大な迷惑を掛け、心よりおわびする。命令を真摯に受け止め、再発防止に努める」とのコメントを出しました。

 

 

　　この記事を読んだ方の多くは「洗濯マグちゃん」に汚れを落とす効果が無いんだ、と思ったはずです。そして、売り上げも落ちたことと思います。

 

アンケート調査

　　消費者庁からクレームの後、「食品と暮らしの安全」が、洗濯マグちゃんの使用感についてアンケート調査を行いました。

 

   その調査の結果、前に使っていた洗剤と比べて「変わらない＋落ちる」が９５％、逆に「落ちない」と回答したのは５％でした。

 

つまり、マグちゃんは洗剤と同等以上の使用感だった、ということです。

 

 

　さらに、「石けん」「合成洗剤」「重曹・バイオ系洗剤」に細分化してグラフにしたものが下記になります。「洗剤と変わらない、洗剤より良い」と回答した方が圧倒的多数です

 

（食品と暮らしの安全）

 

　　また「臭い」と「手触り」についてもアンケートしており、こちらの結果も、洗剤と同等以上の結果が得られています。

 

　　このように、マグネシウムを用いた洗濯は、洗剤と同等以上の使用感にもかかわらず、消費者庁からクレームが入ったということは、やはり何か裏がありそうです。

 

洗剤のいらない洗濯機

　　約20年ほど前に三洋電気（現panasonic）が「洗剤のいらない洗濯機」を発売していました。

 

　　汚れを落とす仕組みは、洗濯槽から超音波を発生させて、水流とともに汚れを引きはがし、さらに、洗濯槽の横に電解システムが取り付けられており、洗浄力のある電解水を発生させる、というものでした。

 

　　

　この洗濯機は、洗剤を使ったのと同等以上に汚れが落ちると評判でしたが、2011年に販売を中止し、会社も消滅しました。

 

　　結局、三洋電気は、Panasonicに吸収合併させられてしまいました。

 

 

　　実際、テクノロジーを使えば洗濯機に洗剤がなくても、汚れを落とすことは可能です。

 

made in Japan

    お客様目線で革新的な商品を開発し、売り出すと、どこからともなく横やりが入ってきて、最悪の場合、会社そのものが消滅させられます。

 

　　三洋電気は、その犠牲者だったのでしょう。

 

　　宮本製作所は、会社を守るために、消費者庁（背後にはカバール企業）に対して、あえて抵抗せず謝罪することで、これ以上問題を長引かせないことを選択したのだと思います。

 

　　今はまだ、闇に支配された大企業が幅を利かせていますが、自分たちの利益しか考えない大企業はいずれ淘汰されます。

 

　　なぜならば、人々は目覚め始めており、テレビCMやマスコミの言うことなど誰も信用しなくなります。

 

　そうすると、賢い消費者が増え、余計な物や健康を害するモノは買わなくなるからです。

 

　日本独自の優れたテクノロジーを活かし、消費者目線で考えることのできる中小の会社が、次の時代を担うことになるでしょう。

 

　made in Japan の復活の日は、もう間もなくです。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

洗濯マグちゃんの購入サイト

 

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