ここ最近、メディアでは昆虫食を、しきりにPRしていますね。

 

 この傾向は、日本だけでなく、欧州や米国をはじめとする先進国全体の流れで、世界支配層の連中は、肉・牛乳・卵等のたんぱく源を昆虫食に変えようとしています。

 

昆虫食ブームの流れ

  JAL子会社のLCCであるZIPAIRでは、成田発の国際線で、コオロギ粉末入りの機内食を提供し始めています。

Jcast news

 

  PASCO(敷島製パン)は、コオロギ粉末入りパン・お菓子作りに没頭しています。

 

 DSから指示された日本政府は、昆虫食ブームの流れを作ろうとしており、いまや大手メーカ含めて、続々と昆虫食事業に参入しています。

 

昆虫食と補助金

  なぜ、次から次へと、企業が昆虫食事業に参入しているかと言えば、政府(農林水産省)から手厚い補助金が出されるからです。

 

  新規事業への参入当初は、初期投資がかさみ、売上も少ないため、どうしても赤字になりますが、政府から補助金が出されるので、赤字の一部が補填されます。

 

 だから、補助金目当てで、新規事業者が増えてきているのです。

 

(長野県CricketFarm)

 

  「認定農業者制度」とは、市町村等が認定した農業従事者のことで、重点的に支援措置を講じる制度です。

 

政府の公式資料

(1)内閣府資料(2018年)

  2018年9月、内閣府 食品安全委員会は、コオロギ食に対するリスクを公表しています。

りすく

内閣府

 

【リスクとは】

(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。

  ⇒芽胞菌は100℃でも死滅しない
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。

 

 

(2)内閣府資料(2015年)

  2015年4月、内閣府の食品安全委員会より、「昆虫食の危険性」が公表されています。

kikenn

内閣府

 

【危険性とは】

・化学物質(自然毒、抗栄養因子、昆虫養殖に使用される動物用医薬品、環境中及び昆虫の飼料に含まれる殺虫剤及び有機汚染物質)
・物理的要因(虫の針、口吻のような固い部分)
・節足動物に共通のアレルギー源(ダニ類、甲殻類、軟体動物類など)
・寄生虫、ウイルス、細菌とその自然毒、キノコ
・生産と養殖の条件

 

昆虫食を避けるには

  先に記載したように、大手企業もどんどん、昆虫食事業に参入してきていますので、今後、ビジネスの一環として、加工食品の中にパウダー化した昆虫を入れ込むことが予想されます。

 

  パウダー化した昆虫を「食品添加物」としていれる場合、必ずしも、商品パッケージに「コオロギ」とか「バグ」などの記載がされているとは限りません。

 

  商品の成分表には「調味料(アミノ酸等)」としか書かれていない可能性があります。

 

  従って、確実に昆虫食を避けるには、コンビニ・スーパーなどの加工食品・弁当・総菜及び外食を控えることです。

 

  とはいっても、加工食品やパッケージ商品、お菓子類を手に取ってしまうこともあると思います。

 

     では、どうすればよいでしょうか。

 

コーシャマーク

  食品選択の一つとして、「コーシャマーク」のついた商品を選ぶと良いです。

 

  コーシャとは、ヘブライ語で「適切なもの」を意味します。世界には、様々なコーシャ認証機関があり、認証を取得した食品等には「コーシャマーク」が付されます。

 

  農産物に限らず、厳格な昆虫の混入対策がなされていない食品は「コーシャマーク」の対象外です。

MUFG

 

 コーシャマークには、様々な種類があります。 


 従って、今後、「隠れ昆虫」のない加工食品を選ぶには「コーシャマーク」がついているもの、「成分表に食品添加物が無い、または調味料(アミノ酸等)が無いもの」を選ぶと良いでしょう。

 

 そして、昆虫食事業に参入している企業の商品には手を出さないことです。

 

 本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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