フランスでは、2020年1月1日からナノ粒子である二酸化チタン(TiO2)を含む食品が禁止され、2022年8月からは欧州連合(EU)全域で使用禁止になりました。
二酸化チタン(TiO2)は、主に、食品添加物(白色着色料)として、お菓子、歯磨き粉、日焼け止めクリームなどの食品、化粧品、医薬品など使用されています。
禁止の理由は、ナノ粒子のため生体組織を通過しやすく、発がん性があるためとしています。(Jetro)
厚生労働省の調査・研究機関「国立医薬品食品衛生研究所」に「二酸化チタンの禁止」について意見照会をした人がおり、その回答は、
「EFSA(欧州食品安全機関)が出した結論を採用するのは難しい。ナノサイズの二酸化チタンの安全性を図るには、さらなるデータ収集と検討が必要だ」(厚労省)との回答で、日本では、禁止の動きはなく、あらゆる食品などに今でも使われています。
発がん性
国際がん研究機関は、二酸化チタンをグループ2Bの発がん性物質に分類しており、これは吸入によって「ヒトに対して発がん性の可能性がある」ことを意味します。(Defender)
環境毒性学会誌でも「二酸化チタンの発がん性評価」の論文が発表されています。
二酸化チタンをラットに吸入させた実験の結果から「二酸化チタンにより腫瘍発生が認められる」と結論づけています。
マスク
2022年2月、Nature誌は、発がん性を有する二酸化チタンが一般的に使用されているマスクにナノ粒子として存在していると発表しています。(scientific report)
市販のマスク12枚を調査したところ、二酸化チタン吸入の暴露許容値(3.6µg)に対して、マスク表面の二酸化チタン量は17~4394µgと、はるかに許容値を超えていました。
ポリエステル、ポリアミド、熱接着不織布、二成分繊維を含むフェイスマスクを日常的に使用した場合、健康リスクがあるという。
従って、調査結果から、研究者らは、「二酸化チタン粒子の量を段階的に削減または制限する規制基準を実施すべきだ」と述べています。
光触媒マスクの説明欄には、「二酸化チタン」の文言が書かれています。
つまり、日常的にマスクをし続けていると、長期的には、肺にダメージを受けて、腫瘍ができる危険性があるということです。
食品添加物
シドニー大学の研究では、「二酸化チタンを含む食品を食べると、腸内細菌と腸内の炎症に影響を及ぼし、炎症性腸疾患や結腸直腸癌などの病気につながる可能性がある」と発表しています。(Univ.Sydney)
二酸化チタンは、食品を白くするための着色料として使用されているので、白い食品には注意が必要です。
酸化チタンが使われているサプリもありました。
マスクを外そう
電車、スーパー、職場など人が集まる場所では、マスクしている人が多いが、健康のためにも、忖度マスクは外すべきです。
先日のブログ「[要注意]不織布マスクは毒性がある」にて、不織布マスクの抗菌剤・滅菌剤には毒性(農薬成分)があることを記載しました。
さらに、不織布マスクに限らずマスクには、「二酸化チタン」が含まれていることが明らかになりました。
他人の目を気にしている場合ではなくなっています。短期的な健康被害はなくても、長期的にみると、肺にダメージが加わります。
コロナ感染(風邪)の後、「咳」が止まらないという症状をtwitterで訴えている人が多いが、日常的なマスク着用で気管支や肺にダメージ(炎症)を受けている可能性があります。
また、二酸化チタンが含まれる食品は、腸内環境を悪くするようなので、商品の成分表のチェックは欠かせません。
何れにしても、マスクは止めて、食品添加物はできるだけ避けましょう。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
〇無農薬玄米
〇無農薬みかん
〇無農薬野菜