ルンド大学のスウェーデンの科学者のグループは、ファイザーワクチンのコード化されたスパイクタンパク質RNAをヒトDNAに逆転写できるかどうかを調査する研究を行った。

この研究は、「
Intracellular Reverse Transcription of Pfizer BioNTech COVID-19 mRNA Vaccine BNT162b2 In Vitro in Human Liver Cell Line」と題して、MDPIで2月25日に発表された。

 
人の肝細胞(肝臓の細胞)を使用した研究で、mRNA注射によって、RNAはわずか6時間以内にDNAに逆転写できることを発見した。

 

 

 前提知識

   本研究内容を理解するために前提知識を説明します。(生物学の知識を持っている方は、この項目を飛ばして先に進んでください)

 

 DNAには、遺伝情報を持っている部分と持っていない部分があり、遺伝情報がある部分を「遺伝子」と呼ぶ。

 

  これに対して、一時的に遺伝情報を保存しておくものを「RNA」と呼ぶ。

 

  DNAの遺伝情報を、RNAに忠実に写し取る過程を転写と言う。そして、転写するためのRNAを、メッセンジャーRNA(mRNA)と呼ぶ。

 

  タンパク質は、アミノ酸がいくつもつながってできている。 

  タンパク質を作るために、「転写した遺伝情報」を、「アミノ酸の情報」に読み替えて、アミノ酸を順番につなげていく。 

  「遺伝情報」を、「アミノ酸情報」に変換する過程のことを、
翻訳という。

 

 ワクチン会社の説明では、「DNA⇒転写⇒mRNA⇒翻訳⇒タンパク質の合成」という一方通行にしか作用しない、と述べていた。

 

  ここまでが、前提知識です。

 

 

 ファイザーワクチンの逆転写

  Mobeen Syed博士が、スウェーデン科学グループのヒト肝細胞におけるファイザー製コロナワクチンの“逆転写”を示す研究結果について動画で説明しています。


 

 

はじめに

 肝臓がんの細胞を採取した。この細胞は「HuH-7」と呼ばれ、その性質は細胞分裂をする。

 問題なのは、この細胞がワクチンを取り込むかどうかであった。

 彼らは、「
6時間以内に脂質ナノ粒子が肝臓の細胞(肝細胞)に取り込まれただけでなく、肝細胞が6時間以内にDNAを作った」と言った。

 

 

 

実験方法

 

 肝細胞とワクチンを一緒に入れるとどうなるかを実験した。

 

 ワクチンは、肝細胞に入り、そして肝細胞を破壊し、物質を取り出した。

細胞からRNAとDNAを取り出し、そして、様々な種類のRNAを見た。

ワクチンを細胞内に入れ、5~6時間放置した後、細胞を破り、材料を入れて分析した。

 つまり、その遺伝子を取り出し、PCRで増幅した。


 PCR装置に遺伝物質を与えると、そのコピーを作り、そのコピーされた遺伝物質をたくさん作る。そうすることで、その遺伝物質の中にある様々なものを簡単に評価できるようになるからだ。

 

 

 

実験結果

 その遺伝子の山には、膨大な数のmRNAがあって驚いた。
 

これは、ワクチンの重要な点で、細胞に入るとmRNAがたくさん作られる。
ここまでは、良い。


 

 

考察

 核のまわりには細胞があるが、細胞の中に入っている核を開いてみると、DNAの中にある特別な遺伝子が過剰に発現していることが分かった。

 それは、自分自身のコピーであるmRNAを作っていた。

 その遺伝子とは、「長鎖散在反復配列(LINE-1遺伝子)」でした。

 細胞内に異物を入れると、その遺伝子が増加し始めることがある。


 特にウイルス感染を引き起こすと増加し始める。そのため、他の遺伝子も同様に増加する。

  これらは、まとめてハウスキーピング遺伝子と呼ばれている。他のハウスキーピング遺伝子は増加していないことが分かった。 しかし、
その遺伝子(ワクチンから生成された遺伝子)は増えていた。

 

 

 つまりどうゆうことか

  Mobeen Syed博士が説明していることは、 mRNAワクチンと肝細胞とを混ぜ合わせた時、元の細胞(肝細胞)の核に存在するDNAを調べたら、ワクチンによって作り出された遺伝子(Line-1遺伝子)がたくさんあった、ということです。

 

 (本間先生のfacebook

 

 

  ワクチン mRNA は、スパイクタンパク質を生産するものであり、仮に DNA に統合された場合、「一生、スパイクタンパク質の生産の命令が出され続ける」という可能性があります。

 

   ましてや、ワクチンのRNAが逆転写され、DNAに取り込まれているとしたら事は重大です。


すなわち、これが、「ワクチンによってDNAが書き換えられる」と言われる所以です。

 

  ワクチンのmRNAが人のDNA に逆転写された場合、永久的に体内に残ってしまうことになります。

 

  例えていうならば、パソコンのソフトウエアにウイルスが組み込まれてしまうことと同じです。


ウイルスを駆除しない限り、ソフトウエアにはウイルスが残ったままです。いつか誤動作を引き起こします。



 一度DNAが書き換わると、その子供にも遺伝することが懸念されます。果たして、一度書き換えられた遺伝子を元に戻すことは可能なのだろうか?

 

  今回の研究結果からも、このような、ワクチン打ってはいけないことが分かります。

まして、子供に打させることは狂気の沙汰です。

 

 

  本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。