天皇陛下の御即位、台風19号、ラグビー・ワールドカップ、首里城の火災、そして今日は桜島が噴火しました!

 

日々、大きなニュースが報じられていますが、私が今回取り上げたいのは、神戸の教師によるいじめ事件です。

 

思い起こせば10年以上前。とある行きつけの飲食店で高校教師の女性と仲良くなり、裏話を聞かせてもらったものです。50代後半の臨時講師の先生でした。仮にA子さんとします。

 

A子さんはとある公立高校に派遣されたのですが、そこで配属させられた学年がボス女帝の猿山だったのです。アラフォーの女帝が言いたい放題でやりたい放題。周りの男性教員たちはお太鼓持ちの腰ぎんちゃくになっていました。

 

いじめもやってました。A子さんは非正規教員だったので、女帝に失礼な態度をとられていました。女帝に挨拶をしても、いつも無視をされました。女帝のために仕事をしても、お礼を言われたことはありませんでした。職員室では嫌味っぽいことも言われました。50代でも非正規教員は年下の正規教員に足元を見られてしまうのです。

 

しかし、もっとひどい扱いを受けていたのは同じ学年に所属する20代の女性教師でした。女帝に同調して、腰ぎんちゃくどもも若い先生にいじわるな物言いをしていました。

 

ある時、その学年の飲み会がありました。女帝と一味が、若い女性教員の言葉尻をとらえてやいのやいの言いがかりをつけました。ついに若い女性教員が泣き出してしまったので、さすがに男ども黙りました。ですが、女帝だけはそんな後輩教員に朗々と言い放ちました。

 

「泣くときは泣け! 思いっきり泣くんだ!」

 

滝汗滝汗滝汗滝汗

 

頭がいかれています。神戸の女教師もこういう感覚の人じゃないですか? こうういうのが教師やってるんですよ。

 

知り合いのA子さんは途中で仕事を辞めたくなってご主人に相談したのですが、ご主人は教師にそんなおかしな人がいるわけないと言ってまともにとりあってくれませんでした。実は彼女のご主人は地元の名士でしたから、ハラスメントで訴訟を起こそうと思えば余裕で勝てるような人でしたが。A子さんは「あんな女を調子に乗らせて男どもがだらしないのよ」とぼやいていました。まあ、どっちもたいがいですよね。

 

ですが教師だからといって、皆が皆人格者ではありません。むしろ性格的に病んでいる教師も少なからずいます。現在、保護者の発言力が強まって、教師が生徒に強く当たれなくなりました。そうなると、いじわるな性格の教員の攻撃対象は後輩教員や非正規教員となってきます。私たちはもう「教師は聖職者」という固定概念を取り払わないといけません。もちろん良い先生もいるのだけど、なかにはとんでもない人間が混ざっていることもあります。

 

私もずっと派遣職員をしていたことがありますが、「まったく誰のおかげで長期休職ができるんだろうか」と思うほど、非正規職員をバカにしてあたる正社員がいました。これからの日本は、立場の弱い職員が安心して働ける職場環境を作る努力をしてほしいと思います。

 

学校関係者からは他にも悪い意味ですごい裏話を色々聞いています。それはまた気が向いたら後ほど……。