世の中の人って、そんなに偏差値が大切なんだろうか?
私は東京大学現役入学、東京大学前期教養課程の成績も3000人中トップクラスだった。
しかし、アルバイト警備員をしている。
こうかくと、何かどこかで失敗した人、と思われるかもしれないが、そんな覚えはない。
駅警備員のバイト面白そうだな、と思い、募集したので受かり、やらせていただいている。
同じ理由で、「新卒一括採用」の就活は、つまらなそうなのでやらなかった。
正社員だった予備校も、面白そうだと思ったので、働かせてもらった。
ラヴホテルの清掃も、面白そうだと思ったから面接に行き、採用された。(警備員とシフトがかぶったので警備員を選び、比較的すぐにやめた。)
就職活動で落とされたのは、まかないがうまそうだった近所の焼き鳥屋の1回だけだ。
私は明星大学で、確率論の講義を持っているが、「偏差値」の意味を分かっている人は本当に少ない。
私の偏差値は50だ。みんな偏差値は50だ。自分だけからなる母集団を考えればいいのだ。
「偏差値」というのは、受験産業が各社名付けている商品に過ぎない。(だから各社によってだいぶ違う。)
自分が受験生にだった時も偏差値を気にしたことはないし、大学講師の今も、教える大学の偏差値を気にしたことはない。
明星大学の確率論は、測度諭を既習として、伊藤の公式までやっている。教科書は舟木さんの「確率微分方程式」だ。
東京大学をけって、明星大学に来た人もいるかもしれないではないか。
だから偏差値など関係なくみんな学ぼう!!