オレより凄いヤツらに逢いに行く〜④ | 中年通勤ライダーの悲哀と奮闘 〜CBR250RRと一緒〜

中年通勤ライダーの悲哀と奮闘 〜CBR250RRと一緒〜

通勤手段のバイクを、出来る限り自分でメンテナンスします。誰かに見て頂くというより、私的、覚え書き的なブログです。
……と言うのは、始めた頃の話。
最近はバイク分の多い日常の記録と、人様のブログにコメントしまくる「コメント魔」と化してます。

さて。

同じ釜のソフトクリームを舐め合…舐め合わなかった一行は、産まれた時は別々でもいつか同じソフリーを舐め合おうと固くココロに誓い…誓わずに、内山牧場を後にした。

ドマさんの先導でその後ろに縁姐さん、3番手に家紋が続き、ケツモチが らじゃ師匠である。コレがもう、走りのスタイルが全然違うメンバーでだな。
ドマさんはイケイケゴーゴーでブイブイ行っちゃう感じで、縁姐さんはそもそもウェイトが軽いので、大抵の場合曲がれるし止まれるので、どんな走りにもついて行けたりするのだ。で、その後ろから家紋が涙とかハナミズキとか、色んな体液を垂れ流しながら、オノレの分を超えたハイペースに必死で付いて行くのだ。
シンガリのらじゃ師匠は、おそらくその穢らわしい家紋の体液を華麗なスラロームテクで躱しながら走ってたと思う、多分。
後ろ見る余裕無かったんで予想でしかないが、きっとそうに違いない。

高速道路に入って渋滞にハマりそうだと言うスマホリサーチを受けて事前にドマさんが「すり抜けはイケますか?イケるよな?」と確認をされたが、家紋の泣きっ面をミラー越しに見てた縁姐さんと、家紋の後ろをその穢らわしい体液を躱しながら直線スラローム走行(多分)を続けて来た らじゃ師匠が
「「いや、ココは甘んじて渋滞にハマりましょう!」」
と意思表示をして下さった。
ココに一行はすり抜けはやめましょうと言う4カ国協定、平成三〇年不摺抜之誓(すりぬけずのちかい)を締結したのである。
この時、すり抜け派1名。非すり抜け派2名。棄権1名。まさに薄氷の上の締結成立であった。

ただ、このロスも含めて行程がかなり後ろにズレ込んでしまったため、以降の計画は大幅に狂う事になってしまったのは間違いないな。
アテンドして下さったドマさんや、お待ちくださってた皆様には、実に申し訳ないことをしてしまった。同行頂いた縁姐さんとらじゃ師匠も家紋の泣きっ面と降り注ぐ体液に辟易していたのだろう。すいませんした、次からはもう少し汁気少なめで行く様にします。

とっぷりと日が暮れて、時刻は8時にならんとする頃だったかも知れんし、それ程でも無かったかも知れん。

一行は遂に本日の目的地である「二代目蝦夷」に到着したのである。

そう言えば「二代目蝦夷」の「二代目」ってのが気になるのだが、「初代蝦夷」ってのがどっかにあるのだろうか?
それとも何となく「二代目」とか付けちゃっただけなのだろうか?
昔、家紋がキュンキュン言いながらみてた「二代目はクリスチャン」って映画があってだな。美しき志保美悦子様演じるシスター今日子にヤング家紋は相当萌え萌えしてた。
美しき志保美悦子様は、その後長渕剛と結婚するのだが、その当時、若さしか武器の無かった家紋はそれを止める術を持たなかった。
ちなみに今はその若さすら失って何も武器を持たない徒手空拳である。

そんな訳で、店名に家紋的ノスタルジア・ド・ストライクワードたる「二代目」とか付けられちゃって、家紋の中では最初っから評価上方修正+3ポイントだった。
いやが応にも期待が高まるわな( ´ ▽ ` )

そして美しき志保美悦子様ネタで浮ついていたのでウッカリ御紹介をし忘れてたが、「二代目蝦夷」で家紋達を出迎えて下さったのが、「美しきヴェロニータ様」「愛らしき猫屋うさぎ様」「スリムアドベンチャーライド ヘブンス滝様」であった。ブロガー名に関しての形容詞は家紋の心のコスモから湧き出してきたインスピレーションなので、まあ違和感があるようなら修正するコトはやぶさかではない。うむ。

さて、二代目蝦夷の店の佇まいだが、店頭にはビッグサイズの垂れ幕が垂れまくってて、そこにコレでもかって感じのデカ盛り唐揚げマウンテンが載ってた。



まあ、往々にしてこの手のメニューってのは、出て来たら「アレ?コレ俺が頼んだんとちゃいますよ?」とか「ドンブリと料理の比率がメニューと違いますが、コレが大盛りですか?」みたいなモンが出てくる事が多いからな。きっとココもそうに違いないさ。




マジモンであのマウンテンが出て来るなら他に何か頼んでる場合じゃねえが、いくらなんでも話半分だろうからな。その証拠にドマさんもいい笑顔で「唐揚げ以外は個々に好きなものオーダー下さいね」とか言ってるではないか。
本当はラーメン食いたいトコロだが、さっき汁気が多くて縁姐さんとらじゃ師匠にはご迷惑をお掛けしたばかりだしな。
ココは、最近美味い炒飯食ってねえから炒飯オーダーしよう。

半チャーにしようと思ったが、家紋の炒飯ハンターの嗅覚が(この店の炒飯はイケる、普通盛り逝っとけ)とかいうので普通盛り逝っといた。







やがて出てきた普通盛り炒飯。

………(*´Д`*)……。

チョット待て。

炒飯の普通盛りってのは、こう、アレだ。

お椀とか中華おたまに炒飯詰めて皿にひっくり返したモンの事を言うだろう?

この店のお椀はアレか?

ラーメンドンブリか?

マジか凄えな。二合は在るぞ?

こんなトコロでコレほどまでの逸品に出会えるとは、なんたる僥倖((((;゚Д゚)))))))
しかも味の方もなかなかのモンである。

家紋、炒飯はパラパラよりシットリ系が好みなのだが、このシットリさ加減がコレまたドストライクである。
ただ正直言って結構なボリュームである事には違いないので、家紋はさり気なく。極さり気なく隣のテーブルに在わすヴェロニータ様と縁(YUKARI)姐さんにどうぞシェアして下さいとラーメンドンブリサイズの炒飯を回したのだ。
そして自然な流れで隣に座っておられるらじゃ師匠にも「如何ですか?」と声を掛けたのだが、「同じモン頼んだから要らねえな」と断られてしまった。
自然に声掛けられたと思ったのに残念だ(*´Д`*)


さて。


ホントはココで真打たる唐揚げマウンテン様に御降臨賜りたいのだが、結構長くなっちゃったしな。

今日はコレくらいで勘弁してやろう……下さい。


以上。


解散。












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