昨日の神流マウンテンラン&ウォークのエントリー結果はどうだったのだろうか。事務局ブログの情報だとキャンセル待ちが200人くらいで、珍しくペアにまだ空きがあるようだ。
昨年は実質20分くらいで全カテゴリが定員になったようだが、ある意味そんなことはどうでもいいことで、時間がかかっても定員は埋まればいいし、仮に定員にならなくてもそれはそれでいいと思う。金儲けのためにやっているわけではないし、神流の価値が下がるわけでもない。
お陰様で世間の評価は相変わらず高い。5月に落ちこぼれのトレイルランナーが参加した鯖街道ウルトラマラソンでも、参加者が神流を絶讃していたのを直接聞いた。嬉しい限りだ。
ただ、まだまだ課題が沢山あるのも事実だし、行政が中心でやっている以上、目標も高いところに置くべきだ。
ある意味単なるトレランのレースだが、それだけにとどまらず、地域活性化や観光振興、グリーンツーリズム、国際交流など、まだまだ大きな可能性を秘めているし、そうした視点からの行政の取組みが必要だと思う。
と同時に、毎年人口が100人縮む2000人を割った高齢化が過度に進む小さな過疎の町が開催していくのは、大変なことだとも思う。
だから何でもかんでもウェルカム、おもてなしではなく、無理せず、できることをしていくのでいいと思う。それに不満な人はエントリーしなければいい。地域が都市にへつらうことはない。
そして、郷土料理や心のこもった声援で遠方から来てくれた参加者をもてなすのは勿論だが、レースなのだから、安全で走りやすく、魅力のあるコースづくりで勝負するのが本来である。だからコースづくり、コース整備に手抜きをしてはいけないし、レース本番だけでなく、試走者に対しても同様である。それが本当のおもてなしだし、神流マウンテンラン&ウォークだと思う。
そして、持倉の現状を、神流町の現状を、過疎地域の現状を参加者に分かってもらうことも、神流マウンテンラン&ウォーク開催の大きな意味だと思う。
この大会は数年前に、過疎地域自立活性化
優良事例総務大臣表彰を受賞しているが、本当の意味で優良事例に成長して行って欲しい。
事務局もこれから大会が終わるまで気が抜けない日々が続くと思う。神流が全国的にも人気大会であることは疑う余地はないが、一地域の小さな大会なのだから世間のバブリーな評価に慢心することなく頑張って欲しいと思う。
ところで、今日は7月2日(土)。相変わらず落ちこぼれのトレイルランナーは午前中はシャキッとしない。昨日の榛名湖外輪山1周トレランの疲れはないと思うが、どうも毎日の動き出しが遅い。昨日久しぶりの友達と飲んだせいでもないだろう。
このまま午前中を無為に過ごしてしまいそうなので、急遽、先日ネットで購入したテントを張ってみた。
何が始まるのかと、来年1月に米寿を迎える母が、物珍しそうに見ている。
7月22日の富士登山競争が終わったら、シュラフとバーナー、大きなザックを買いに行きたいと思う。
それから、夕方になって、いつもの斜度13%の北陸新幹線の側道で、坂道RUNを6本やった。中途半端な回数たが、落ちこぼれのトレイルランナーらしくていい。
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