スパトレイル(KTK38K)の当日編の確報です。
6月26日(日)、ついにスパトレイル(KTK38K)の当日になりました。草津温泉からバスに乗り込んでスタート会場の標高1,520mの野反湖ビジターセンターまで移動します。RUN友の72歳のO田さんと同席です。移動中、STSK72K参加の人たちが野反湖目指して登って行くのが車窓から見えます。8時少し過ぎたところですが、既に富士見峠に沢山の参加者が到着しています。速いです。湖畔に下りて行きます。

野反湖が見えます。いつ来てもすばらしいです。天気も良くて最高です。

バスを降りてビジターセンターに向かう途中、ダムサイトの道の上でいきなりライオンさんがお出迎え。おーちゃんライオンさん、ご苦労様です。

トップ集団の参加者が走ってきます。とにかく速いです。係りの人に聞いたら既に8人が通過したとのこと。信じられません。

ビジターセンターの前を参加者が通過していきます。

STSK38Kの集合時間になり、参加者が集まってきました。遠いところでは、北海道や熊本県からの参加者も。驚くことにロシアからの参加者もいました。
スタート時間まで鏑木・松本コンビの漫才が続きます。

10時になり、いよいよスタートです。

湖畔の遊歩道を走ります。

野反湖が見えます。気持ちいいです。湖畔を4km走ります。

富士見峠が近づいてきて登りになります。

富士見峠の野反峠休憩舎が見えてきました。

コース最高地点、標高1,650mの弁天山に向かいます。



弁天山直下の急登。渋滞です。

弁天山頂上手前。落ちこぼれのトレイルランナーの心象風景の榛名山が遠くに霞んで見えます。いつも見る風景の反対側からの眺めです。

弁天山山頂から白根山が見えます。気持ちいいです。ただ、山頂からの下山が大渋滞になります。

この後、第3エイドの根広ねどふみの里まで標高差650mを一挙に下ります。



ようやく林道に出ました。連続した下りで結構足にきました。落ちこぼれのトレイルランナーは足の状態が思わしくなく、かつ、下りが苦手なんです。

もう少しで集落に出ます。第3エイドの根広ねどふみの里はもう少しです。

12.6km地点、第3エイドの根広ねどふみの里です。ここまで1時間45分かかりました。マイタケ味噌汁をいただきました。美味しかったです。

第3エイドの根広ねどふみの里から1kmくらい走ってきて花敷温泉を通過します。橋を渡ってすぐの家の裏を左折します。無理やりの左折です。家の向こう側に道路があるのに。

いきなりの急登です。

直ぐに家の裏の道路に出ますが、横断してまた山の中に入ります。こういう細かなアップダウンがだんだん堪えてきます。

道路に出てもすぐに山に入ります。自分が走っている場所がよく把握できません。

ようやく集落に出てきました。

ここを左折します。右折すると第4エイドのふるさと活性化センターです。ここから世立八滝を通る周回コースで5.5kmくらい走ってからこの場所に戻ってきます。

だらだらとした登りの林道を1kmちょっと走ってからトレイルに入ります。この時点では、世立八滝が気になっています。憂鬱です。昨年、段々の滝(だったのたき)の階段で滑落したものですから。

細かなアップダウンが3kmほど続きます。かなり堪えます。トレイルも結構ぬかるんでいます。

前の写真の曲がり角できれいな景色を撮ったつもりだったのですが。

何を撮ったのかよくわかりません。

集落が見えてきました。世立八滝はもう少しです。

いよいよ世立八滝。ここから入ります。スタートから22.5kmくらいの地点です。とても憂鬱です。この部分だけで累積標高差が250mあります。すでに20km以上走ってきたので、かなり足にききます。足が上がりません。みんな大変そうです。この部分だけを歩くのは大したことないんですけど。
世立八滝については、6月17日のブログ、スパトレイル(KTK38K)②に詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。
http://s.ameblo.jp/shinji1955/entry-12171353578.html

段々の滝に下ります。昨年、ここで滑落しました。滝のしぶきで常に湿っているうえ、昨年は天気が雨模様だったため余計に滑り易かったんだと思います。
ただ、今年は強い見方がいました。冒頭でお出迎えをしてくれたライオンさんです。階段を登り終えたところで応援してくれていたので、皆さん覚えていますよね。
実はこのライオンさんが2、3日前に段々の滝の階段の落ち葉をボランティアできれいに除去してくれていたんです。おかげで、未熟な落ちこぼれのトレイルランナーも今回は滑落せずに済みました。思わず、ライオンさんと固い握手をしてしまいました。
おーちゃんライオンさん、ありがとうございます。感謝、感謝、感謝です。

たぶん滝を撮ったつもりだと思います。

何を撮ろうとしたのか覚えていません。ヨレヨレだったんですね。

24.1km地点、第4エイドのふるさと活性化センターの写真を撮り忘れたようです。センターを過ぎるとすぐにトレイルに入ります。とにかくちょこちょこトレイルに入るので大変です。集落に出てきました。自分の居場所がよく把握できないので、説明が曖昧ですみません。

ボランティアの豆腐エイドの写真も撮り忘れました。シャッターは押したはずなんですけど。
美味しかったです。いつもありがとうごあいます。フェンスの間から川沿いを走ります。
落ちこぼれのトレイルランナーはここで何かに足を引っかけてしまって大転倒。右足を捻ってしまいます。左膝から少し出血しています。この後は大変でした。

27km地点。少しだけトレイルに入ります。

集落に来ました。熱心な応援ありがとうございました。冷たい水、美味しかったです。頭からかぶってすっきりしました。

人家の軒先を通ります。



集落の中の道。

この激坂を上ってまた山の中に入ります。ただ、世立八滝の後なので激坂が楽に感じられます。

太陽の日差しがきつかったです。黙々と歩きます。

29km地点。頑張って走ります。でも周りから見ると歩いているように見えるかもしれません。

直ぐに29.9km地点、第5エイドの田代原ザゼンソウ公園です。ピンボケですみません。最後の六合村長だった山本さんがボランティアをしていました。久しぶりに少しですが話ができました。

舗装路を少し走ってからまたトレイルに入ります。

ひたすら黙々とRUN&WALKを繰り返します。ゴールまではずっとゆるい登りなので、ジミに疲れます。

35km地点。あと3kmちょっとです。

サイクリングロードに入ってあと2kmくらいですが、そのままサイクリングロードを走らせてくれません。残り1.5kmくらいで再度無理やりトレイルに入ります。残り1km。
ここでカメラの電池切れ。ゴール写真はありません。

なんとか、無事ゴールできました。相変わらずタイムは低空飛行ですが、落ちこぼれのトレイルランナーですからやむをえません。でも昨年より20分以上よかったんですよ。もう少し頑張れば7時間を切れたのですが、切れないところが、落ちこぼれの落ちこぼれたる所以なんです。

以上でスパトレイル(KTK38K)レポートは終了です。大会にご協力いただいたボランティアの皆様、運営にご苦労された役場を始め各関係団体の皆様、いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。

最後に、少し要望等を言わせていただいて終わりにしたいと思います。
①このブログの中でも触れましたが、段々の滝の落ち葉を除去してくださった、おーちゃんライオンさん、本当にありがとうございました。
コースづくりの考え方にもよりますが、世立八滝の階段は天候によっては危険なので、コースに入れる以上、もう少し安全への配慮が必要かと思います。
それから観光名所を通らすわけですから、「滝が見えます」の案内板から滝はほとんど見えないので、費用もかかり大変だとは思いますが、枝を伐採するなど、すばらしい滝を見せる努力が必要ではないでしょうか。参加者の印象もかなり良いものになると思います。レースをきっかけにして整備を進めてはいかがでしょうか。
②このブログで何度か言っていますが、KTK38Kのスタート時間は遅すぎると思います。標高1,500mの山なんですから。STSK72K偏重でないのならせめて9時スタートをご検討ください。レベルの高い人ばかりではないので、①と同様、安全への配慮が必要かと思います。
③最後の2kmくらいの部分ですが、サイクリングロードを通らずに、思い切って熱湯マラソンのように湯畑を通るコースを検討されてはいかがでしょうか。参加者のモチベーションは上がりますし、トレランの認知度もより高くなるのではないでしょうか。
④細かい話ですが、受付時に配布されたコースマップですが、地名とか集落名とか林道名だとか、もう少し詳しい情報を記載していただけないでしょうか。走っている場所が分かった方がより地域への印象が強くなり、結果として地域のファンが増えていくのではないでしょうか。

以上です。


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