6月22日(水)、第69回富士登山競走まで丁度1ヶ月、火打山・妙高山登山まで2ヶ月になった。今日は久しぶりに登山の話です。
 もう30年以上の付き合いになりますが、テニスクラブというものがあります。若いころはその名とおり清里や片品、北軽井沢に行ったりして、テニス合宿などもしていました。あくまでも遊びのレベルですけど。ただ、メンバーが結婚して独身がいなくなるとともに年に2~3回飲み会をやるだけの集まりになっていたのですが、4年前からメンバーのうちの3人で、年に1回ですが登山をやるようになりました。
 落ちこぼれのトレイルランナーは曲がりなりにもトレイルランナーですから山大好き人間ですが、今までは全部日帰り登山、ないしは車中泊+日帰り登山で、山での泊をしたことがありませんでした。それがこのメンバーのおかげで泊りを伴う登山ができるようになり、年に1回の楽しみになっています。
 ただ、このメンバーには問題がります。それは、一人は落ちこぼれであっても一応トレイルランナー、残りの二人は山登りなどについて普段から努力をしていない人たちだということです。脚力や体力が違い過ぎるんです。でも、いろいろと我儘なメンバーですが、落ちこぼれのトレイルランナーはとても感謝しています。
 きっかけは2013年の富士登山でした。このときは、登りについては、脚力、体力の違いを何とか棲み分けしました。彼らは、富士スバルラインの5合目から登山開始し、落ちこぼれのトレイルランナーは標高850mの富士浅間神社からトレランを開始して、6合目で合流しました。8合目が近い7合目の山小屋泊だったのですが、初めての山小屋泊は正直期待外れでしたね。
 2014年は、谷川岳日帰り登山。このときもお互いに妥協して何とか棲み分けしました。登りは谷川岳ロープウェイを使って天神平から標高差650mを登山。帰りは標高差1,200mを西黒尾根で下山しました。岩場、鎖場が連続し、彼らにはかなりきつかったようです。でも、せっかく谷川岳(トマノ耳)に登ったのに、彼らはオキノ耳に行かないんですよ。信じられますぅ~。皆さ~ん。
 昨年は、落ちこぼれのトレイルランナーが大好きな鳥海山でした。落ちこぼれのトレイルランナーは13回目の鳥海山登山。凄いでしょ。大大大好きなんです。
 驚いたことに、普段からあまり行いの良くない3人が行ったのに、普段なかなか山頂を見せてくれない鳥海山(山頂が海から直線距離で15kmしか離れていないので海の影響を受けやすいのです。)が2日間ともほぼ晴天。信じられません。おかげで、落ちこぼれのトレイルランナー念願の影鳥海(下の写真・朝日を浴びて鳥海山の影が日本海に写っています。)を見ることができました。満足です。メンバーに感謝です。でも、二人にはだいぶきつい登山のようでした。
 それと、噂どおり、大物忌神社(おおものいみじんじゃ)経営の山頂直下の山小屋(御室)のサービス心の無さは酷かったですね。神社の氏子にでもならないとダメなのでしょうか。

 そして、今年は火打山・妙高山登山です。
 富士山(混雑し過ぎ)、鳥海山(1社独占で競争がない)の2回の山小屋を経験し、3人とも懲りたんですね。静かな、落ち着いた山小屋は沢山あるのでしょうが。そこで、メンバーそれぞれの責任でテント泊することになりました。ということで、前置きが随分長かったですが、テントを持っていない落ちこぼれのトレイルランナーは今日、楽天市場でネット注文しました。
 注文したのは、グレートトラバースの田中陽希さん推奨のパイネ G-LIGHT Xテント1-2人用。http://www.greattraverse.com/impression/ici-g-light.html
 何を買っていいのかよく分からないし、落ちこぼれのトレイルランナーは実はミーハーなんです。ミーハーなんて言葉、今は使わないのかな? 人間が古いこと、バレてしまいますね。自宅に届くのが楽しみです。庭でテント泊しちゃったりして・・・落ちこぼれならやりかねません。
 でも、泊りとなると、テントのほかに揃えなくてはならないグッズがあります。まず、シュラフ。そして、バーナー。ザックも大きいものに買い替えなければ・・・。定年退職して現在無収入の落ちこぼれのトレイルランナーには大変です。
 でも、そんなことより、普段から努力をしていないお二人さん、1泊2日の山行、大丈夫? 荷物はかなり重たいよ。水も沢山持たなけらばならないよ。ちゃんとテント張れるの? あと2カ月あるんだから努力してヨ。いつものとおり、「行って来られたんだからいいじゃん。」では困りますよ。
 今日は、久しぶりに登山の話でした。
 スパトレイルまで中3日になりました。