人生をマラソンに例えたとして | 群馬GKアカデミー

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   選手の成長のために

私はサッカー指導者です。


仕事はサッカーが上手くなりたい、プロサッカー選手になりたいという人の夢を応援するのが仕事です。


だからと言って、上手くなればなんでも良いとは思っていません。


試合に勝てば良い、プロにならなければ意味がない。


こんな風にも思っていません。


思っている事は1つ


最期まで一生懸命取り組んでほしい。


ただ、それだけです。


私にも子供がいます。


もし、子供のマラソン大会を見に行って、1位じゃなければダメだなんて思いません。


一生懸命走って、最後まで頑張って、ゴールしてくれればそれで良いと思います。


ゴール直前で、ふざけたり・遊んだり・ジュース買いに行ったり...


そんな姿は見たくありません。


今日は9月7日


2022年も残り4ヶ月


週に換算したら16週です。


高校生の中には残り4ヶ月で、今まで頑張ってきたサッカーに区切りをつける人がいます。


朝から晩まで、ボールを追いかけて、お弁当を作ってもらったり、洗濯してもらったり、送迎してもらったり、色々な人に協力、応援してもらったサッカー人生の最期を迎えようとしています。


そんなゴール前で、レギュラーになれないから、試合に出られないから、大学ではサッカーをやらないから、遊びたいから、様々な理由で練習を適当に取り組んでいる選手がいます。


それは絶対ダメです。


自分が決めた道です。


最期まで頑張ってほしいと思います。




これは、指導者・審判・大会・選手


様々な視点で賛否両論があったそうですが、それはさておき


足を骨折しながら、地面を這って、膝を血だらけにしてタスキを繋いだ飯田選手は本当に素晴らしいと思います。


順位が悪くても、カッコ悪くても、他人から笑われても、ゴールした飯田選手は本当に凄い人だと思います。


結果は大切です。


スポーツですから、負けようと思ってやる人はいません。


でも、結果や目標よりも大切な事はあります。


どんな自分になりたいか、どんな人生にしたいか、何のために競技をやるのか...


人生の目的というか、人生観というか


そういった物を大切にしてほしいと思います!!


スタートがあれば、必ずゴールがあります。


始まりがあれば、必ず終わりがきます。


サッカーだって、一生出来るわけではありません。


人生も同じです。


人間ですから必ず終わりがきます。


それまで、どんな自分でいたいですか?


それを日々考えて、取り組み続ける方が、大会の成績よりも価値があると思っています。


お互い、もう一度気を引き締めて頑張りましょう!