膀胱炎と言われたら 要注意 | 竹原慎二 オフィシャルブログ

膀胱炎と言われたら 要注意




Aは俺のことを平成24年から1年以上膀胱炎を疑うことは正しい診断だったと主張した



そして主尋問で自分の診ている患者で膀胱炎の患者は1週間に約5人いると言った


しかしどの医者に聞いても一般男性(15歳〜50歳)が膀胱炎にかかる可能性は極めて少なくかなり稀なことであり普通の医者ならまずそんなに長い期間、膀胱炎は疑わないと言われた


逆に男性が長引く膀胱炎症状を起こしているならその影に何か別の病気が隠れている
その原因を追求しなくてはいけない

代表的な基礎疾患は前立腺肥大症、前立腺癌、膀胱癌、神経因性膀胱、尿道狭窄、膀胱結石など

ごく普通の臨床能力を持つ医師ならばそう診断し基礎疾患の有無を検索するはず 
自分が専門外の医師ならば泌尿器科へ繋げる



だがAの患者になると一般男性も週に1〜2人、膀胱炎にされてしまう 




うちの弁護士が尋問の時そこを突っ込んで聞いた


原告弁護人
先ほどの主尋問であなたの診ている患者さんの中で年間の膀胱炎の患者数 何人とおっしゃいましたか?

A 年間? 

原弁 週でもいいですよ 

A 週に5〜6人はいますよ 

原弁 そのうち成人男性は何人ですか?

A ほとんどが成人です

原弁 成人男性は?

A 男性ですか?

原弁 女性に膀胱炎が多いのは知っているんですが成人男性はそんなにいないですよね?

A いや 男性もいると思います 

原弁 頻繁に?

A 結構いらっしゃいます お年寄りとか含めますと

原弁 40代男性ではいかがですか?

A いると思います

原弁 たくさん?まれにいるの?

A たくさんという意味がわかりません

原弁 まれではないんですね?

A 個人差があります 

原弁 先生の知見で成人40代男性膀胱炎の方 結構多いか少ないか 

A 多いというのは何人ぐらいを多いと言うのでしょうか?

原弁 先ほどの週に5人と比較すると?

A 週に5人はお年寄りなんかも含めてますから

原弁 成人男性だけでいうと? 

A 成人男性ではやはり1〜2例はいると思いますよ 

原弁 週ですか?

A はい 1例ぐらいはいると思いますよ





一般男性の膀胱炎患者がAの病院にだけこんなにいるわけがない


この確率は異常だ



膀胱炎と言われて様子見している一般男性は
今すぐ別の病院に行って他の病気が隠れてないか
徹底的に調べた方がいい




手遅れになる前に




以上忠告です



参考サイト





じゃあの。