検査入院 | 竹原慎二 オフィシャルブログ

検査入院

癌探しが始まった

尿路上のどこかに癌があるのは間違いない 
だが腎臓なのか尿管なのか膀胱なのかいったいどこにどんなタイプの癌が潜んでいるのかを探し始めた 

2月3日はCT 超音波 胸部レントゲンを撮った


さらに詳しく調べるには2〜3泊入院しTUR-BTという内視鏡手術が必要らしい

1ヶ月後に手術しましょうと言われ
癌なのに1ヶ月後で大丈夫か?と思った  数日後 手術日が早く出来るけどどうするかと連絡がきた
なんとか仕事の折り合いをつけ2月18日から入院 翌日手術出来る事になった

2月3日は家に帰る時どうしよう女房にどう言えばいいんだろう?悪い事したわけではないがなんだか罪悪感があった
家に帰り女房にどうだった?と聞かれ癌だったと言うとかなり驚いていた
どこの癌と聞かれたが「分からない」と答えたら何ではっきり聞いてこないのかと怒られた
突然の癌告知
癌=死
放心状態と恐怖心で頭の中は真っ白だった

その夜A先生は全く悪びれた様子もなく僕に電話をかけてきた「いやいや〜まいっちゃったね〜でもね初期癌だから内視鏡でちょちょと取ればおしまいだよ」と言われた

手術まで周りには人間ドックに入ってくると言って 女房以外 まだ誰にも話していなかった
このまま簡単な治療で終わるなら誰にも言わずにおこうと思っていた


検査手術前日 女房は初めてB先生に会った そして 2人で説明を聞いた
 今までの検査から腫瘍らしきものは見つからない おそらく膀胱の上皮にカビのように発生する上皮内がんではないか 明日の手術で膀胱内の細胞をいくつかつまんで病理検査に出す 
結果が予想通りであれば今後はBCG治療を週一で6〜8回 これは入院の必要もなく外来ででき仕事も続けられる
この1クールで成功する確率は60〜80% もし1クールでダメだった場合も2クール目でそのうちの40〜50%の人が成功する
これは人工的に膀胱炎を起こし膀胱内の上皮を癌ごと引っ剥がす方法らしい


癌といっても初期であり、ここできちんと治療を受ければ高い確率で根治できる だからあまり悲観しすぎないで


B先生からそう言われ 僕らは安堵した

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その時の先生からの説明メモ




ところが翌日






つづく





じゃあの。