第一回会議の様子 | 山本真司氏とともに考える自分成長会議

山本真司氏とともに考える自分成長会議

A.T.カーニー極東アジア共同代表、ベイン・アンド・カンパニー東京事務所代表パートナーを歴任された山本真司氏とともに、成長についてみんなで真剣に考える会です。定期的に一般に参加者を募ってオープンな会議を開催しています。

「20代、30代のための「自分成長戦略」設計書」、「新装版 30歳からの成長戦略」の出版を記念し、日本の若者を元気にしようというテーマで、決起集会という名のオフ会をやることにしました。
・・・・G20,30は、Great 20代、30代を目指すという意味と、generationのGを取っているつもり。」

上記は真司さんのブログ上の言葉ですが、記念すべき“自分成長会議”の第一回は、実は山本真司さんの新刊本の「印税」によって賄われたのでした。なんとも太っ腹です!

Twitter上での告知だけだったのですが、なんと昼12時の申込み開始から約40分で満員御礼。申し込みメールの壮絶なる早クリック合戦?を経て、募集定員90名のところ結局100人近くが参加することとなりました。

さて会場は、代官山のお洒落な「TO THE HERBS」。ドラマの撮影に使われることもあるお店です。

山本真司の自分成長会議-第一回①


開始時間は土曜の夜7時半。超満員で熱気のこもる会場!!
そこに真司さんが登場し、スピーチを開始します。

『はじめまして。
私はツイッター上での発言の方が過激。でも現実は優しい人です(笑)。
あれは、自分に気合を入れるためにやっているんです。
いつも読んで頂いてありがとうございます!』

真司さんのユーモアあるスタートに会場からは笑いが漏れます。

ところで会は2部構成となっており、外部に開示(つぶやき、ブログ掲載など)が可能なOpen企画、そしてコアな話をするため口外禁止のClosed企画に分かれていました。

山本真司の自分成長会議-第一回③


Open企画では、真司さん講演+会場Q&A+歓談、
Closed企画では、トークセッション+歓談+真司さんの締めの言葉。

さて、参加者は皆、次の事前課題を提出済みの人間です。
”自分の成長戦略について、「自分の主張や想い」及びその実現において
「自分が乗り越える壁」をあわせて400字以内で記述してください”

熱い主張を胸に、ある者は真司さんの言葉を一言も聞き漏らすまいと、またある者は隙あらば論破してやろうとしていたかもしれません。

そんな会場の参加者達に対して、真司さんはスピーチにおいて次の3つのメッセージを我々に発せられました。

山本真司の自分成長会議-第一回④


まず一つ目は、『自己啓発本は読んじゃだめです。僕のも含めて。』と。
いきなりこれには全員がやられました(笑)。
説明は割愛しますが、つまり「自分の人生は自分で考えろ」というメッセージのようでした。
批判的に参考にすべしと。

次の二つ目のメッセージは、誰もが悩む目標設定について。
これに対しては真司さん自身、次のように話をされました。

『正直目標がきちんと作れたことって無いです。
生涯の目標ですね。
今でも決まっていないです。
理由は、今置かれた立場で何かを考えていても、
立場が上がると見えてくるものが変わるからです。』

そして、

『気がついたんです。俺の目標は成長だと。
見える視点が変わり、調子がいい時、自分が何ミリ成長しているか考えました。
伸びない時があってもいい。
ここからまた成長しようと思いました。』

その気づきの告白から、会場の全員に対して次のように訴えます。

『どうやったら成長するか。
自分で考えて。
一冊読んで、このページだけ忘れない。
それがあるとすごく意味があると考えている。
主体的に考えてください。
キーワードは成長です。』

全員が改めて自分なりの成長に意識を向けました。

最後の三つ目のメッセージは、相互作用について。
『さて、今日のトークセッションはトークバトルです。
お互い好きなこといっていきましょう
最後嫌いになっても大丈夫です。
皆さんにお教えすることはない。
若い人を、僕は、評価しているんです。』

真司さんならではの真摯な言葉に、嘘の響きはありませんでした。

『今日は来てくれて本当にうれしいです』

本当に嬉しそうな、我々参加者を抱擁するような真司さんの笑顔がとても印象的でした。

そしてここからは会場とのQ&Aや、Closed企画のトークバトル。
司会者の方が参加者に発言を促し、熱気あふれるインタラクティブな時間となりました。

山本真司の自分成長会議-第一回⑥

口外禁止なので内容はここには書きませんが、参加者の個人的な熱い宣言あり、日本経済に関するディベートもありで、あっという間に充実の3時間が過ぎていきました。

ありがとうございました、真司さん!

以上