肺炎 | ナースマンの部屋

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私のひとりごと

1)疾患の定義

肺の急性炎症の総称。肺胞・細気管支が繊維性の浸出液で満たされるものを言い、間質性肺炎と区別する。細菌・マイコプラズマ・ウイルス・真菌などによって発症するが、細菌とマイコプラズマの感染によって発症する場合が最も多い

2)看護の目標

(1)体温が平熱となり、正常な呼吸ができる
(2)肺炎の再発を起さない

3)観察項目

(1)症状(咳嗽・発熱・喀痰)と苦痛の程度
(2)バイタルサインの変化
(3)呼吸状態
(4)検査データ
(5)治療内容
(6)薬の効果と副作用

4)看護ケア

(1)薬物療法の確実な実施
(2)酸素吸入
(3)吸引
(4)安楽な体位の工夫
(5)環境の調整
(6)クーリング
(7)身体の清潔
(8)食事による栄養補給
(9)患者の精神・神経症状の観察

5)教育

(1)効果的な咳嗽・喀痰方法
(2)上気道感染予防
(3)栄養指導

6)記録

(1)観察項目とアセスメント
(2)病状の変化
(3)インフォームドコンセントに対する患者・家族の反応
(4)支援内容の評価
(5)家族の支援内容
(6)介入の結果・評価

7)評価

(1)安全管理の適切性
(2)介入の評価
(3)ケアプランの評価・修正
(4)支援内容の評価
(5)インフォームドコンセントに対する患者・家族の受容や変化の評価





8)看護診断

 (1)疾患(肺や肺胞の炎症)
に関連した高体温
(2)知識不足(再発の症状・継続ケア)
に関連した非効果的治療計画管理 
(3)肺胞‐毛細血管膜の変化(肺の炎症に伴う低酸素血症)
に関連したガス交換障害
(4)過剰な粘液・分泌物の貯留・嚥下障害
に関連した非効果的気道浄化
(5)生理的状態(呼吸困難・倦怠感)
に関連した言語的コミュニケーション障害
(6)酸素の供給/需要のアンバランス(低酸素血症に伴う呼吸困難・倦怠感)
に関連した活動耐性低下
(7)衰弱または疲労(低酸素血症に伴う呼吸困難・倦怠感)
に関連した入浴/清潔セルフケア不足
排泄セルフケア不足
摂食セルフケア不足
更衣/整容セルフケア不足