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9月2日 冒険2日目

プラ



今日はエクアドル人の観光客はいなく、ハンナとマーティン、カルロスとペッパ、プラナーダと私、ハシント7人だけで、昨日より河をのぼり黒い河と白い河のまじる鏡の湖と、ジャングルに行くらしい。



1時間半程ボートに乗った。快適だった。



時々浅瀬になっていて、皆ボートから降りボートを押してあるかないといけないことも2-3回あった。今振り返ると何のための乗り物だったのか?と思うが、あの時は別に普通にしていた。



誰も文句を言わなかった。どころか、みんな手伝うことにすごい意義を感じてたと思う。



「力を合わせる」という言葉はまさにこの時に使われる。



ボートを岩に停めて、急な坂を上る。小さな道にでた。それを横切って、林の奥に入っていく。

パノラマ



昨日より歩く距離は少ないが、林が森になり、うっそうと木が茂っているジャングルになり、岩がごろごろあるところを上がったり下がったりしなからジャングルの真ん中辺りに着いた。



多分昔はリチュアルなんかが行われていたところであろう。岩には苔が生えていて、神秘的な空気が流れていた。ターコイズの蝶、オレンジの蝶。いろんな蝶がいる。妖精も住んでいるのだろう。私はすごく気に入った。

皆



じっとして、皆から少し離れてお昼を食べた。今日はコーンとグリンピースとジンジンの入ったピラフ。トマト味がついていた。ちょっとジャンクな感じ。普段は絶対食べないものだけど、美味しいと思った。周りが以上に緑だから、トマトピラフのオレンジが妙に鮮やかだ。何も抵抗無しに毒も薬に変わる。シンプルに満足しているのだ。ありんこも沢山いたのでご飯を少しわけてやった。

橋



酸素はやたら濃く、静寂はどこまでも広く、緑のミストと共に私の体内に浸透して来る。不思議な感覚。ご飯の後じっとして、時間が過ぎるままに任せた。



帰りにポートに乗って真っ黒い河の深くなっているところに着いた。ここは願いがかなうと言われている黒い湖だそうだ。河なのに水が流れている感覚がなく水面は鏡のようだ。そこにボートを止め、ただ水に浮かぶ。吸い込まれそう。

カルロス



500m程河を下ると白い河との合流点に着く、そして水を観たら、なんと、河の半分は白く、後の半分は黒い。黒い水は温かく、白の水は冷たい。きれいだ。片足を黒に、もう片足を白に入れた。おもしろい。この時子供のようにただ嬉し驚いている自分を観ていた。



今日も河のお風呂につかり身体も心もきれいにした。



ただ歩き、泳ぎ、食べて。別に対したことはしていないが、魂が喜んでいた。




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