アルカッサ

エクアドルから帰って6日が過ぎ、だんだんと時差ぼけも薄らいできた。



必要最小限に抑えておいたコンピューターワークをやっとの思いで開始。



山の様にたまったメッセージ。



全くupしなかったブログ。



あんなにはまっていたFace bookなど、ほんの数回、一瞬開いて「いいね」をクリックしてすぐ閉じるエクアドルでの日々。



ARUNのコースが終わってからジャングルに冒険にいき、感動して帰ってビルカバンバにもどったら、もっと楽しい日々待っていて、忙しくて、小さな村をあっちこっち飛び回っていた。(これについては後日書くことにしよう。)



夢の1月間は瞬く間に過ぎ、9月13日にスペインに帰った。マドリードで途中、デパートに立ち寄り食料の買い出しをしたのだが、あまりの品揃えにカルチャーショックを受けた。一瞬どこにいるのか、立ちくらみがするほどで、必要なものをそろえるのに時間をかけた。そんな自分を観て、笑いたいような、泣きたいような・・・。
(何という世界に舞い戻ってしまったのだろうか?)と心の中つぶやいた。



だが、数時間後、セビリアに着いたとき、あまりの街の美しさに長旅の疲感動。長旅の疲れも吹っ飛んだ。古く伝統的なこの街に飽き飽きしているはずなのに、びっくり!

夜も更けた頃散歩に出かけた。街は賑わってた。ふらっとカルボネリアという有名なフラメンコバーの前を通りかかった。店はいつものように溢れていたが、エネルギーが濃かったので、ちらっと立ち寄ってみた。ピアノとフラメンコギターとカンタオーレ。珍しく、土臭いフラメンコにピアノが加わり、新しい香りを漂わせていた。気に入ったので3-4曲効いてカルボネリアを出た。こう言うことが出来るのはセビリアならでは、LUCKY!



そう言えば今は9月。フラメンコフェスティバルの真っ最中。一流のフラメンコアーティストが街のあちこちのバールにごろごろいる。



日本人のダンス留学生が沢山来ているセビリア。



フラメンコの発祥の地と言われているが、フラメンコはこの街に似合ってる。どこに行ってもレッスンの張り紙があり、日本の茶道、花道、を習うように、取りあえずフラメンコを習う。私も例外ではなかったのだが・・・。



海抜2000近くの山中、ビルカバンバから帰宅したばかりの私にはあまりに濃く、「オレー」の世界は半時間程で十分!
1日で逃げ出したくなり、翌日海に非難し、預けていた愛犬リサスをピックアップ。
自転車に乗って、ビーチまで汗だくになって走り、海に飛び込んで身体を冷やす。
数日こちらの家族や友人と逢い。ゆっくりとスペインの感覚を取り戻した。
昨日セビリアに帰宅し、ついさっきおそるおそるコンピューターを開けた。



またいつもの生活にもどって来ている私だ。が、内側で何か新しいものが芽生えている。



エクアドル、ビルカバンバの種が芽を出しているのがわかる・・・。

セビリアの花



Smile J kamala