阿部和重「ニッポニアニッポン」 | 書評ブログ

阿部和重「ニッポニアニッポン」

著者: 阿部 和重
タイトル: ニッポニアニッポン

 日曜日にこれを読み終えたら、夕方から熱が出て寝込みました。まだ、寝込んでいる最中ですけど。で、この本は、中篇の作品で、かなり読みやすかったです。何しろ既に頭が朦朧とし始めていた段階でストーリーを追いながら読み終えることが可能でしたからね。

 

 学名がニッポニアニッポンであるトキを巡って主人公が、大きな事件を起こす話ですが、全編に渡ってトキの新聞記事の引用をしていて、案外楽をしているな~といった感想でした。全部架空の話として作ってほしかった。あと、後半で少女が出てくるけれど、ちょっと安易な感じがします。

 

 あとがきは斉藤環さんでした。表紙には、「クイーン」、「CCさくら」、「おジャ魔女どれみ」という要素が組込まれているという、話を書いてます。あと、登場する女性人物二人の名前が上記の二つのアニメから来ているという話も。阿部和重ってそういう属性を持っているらしいのは知っていたけれど、作品にまで出てくるのは、なんかアレなきがします。あと、作品中に「萌え」という言葉も出てきましたよ・・・もう駄目だ、寝ます。