J.D.Sslinger『The Catcher In The Rye』 | 書評ブログ

J.D.Sslinger『The Catcher In The Rye』

著者: J.D. Salinger
タイトル: Catcher in the Rye

 

 この本は、もう2年ぐらい前に買ったのだけれど、半分ぐらいまで読んで放置していました。なぜ読む気になったのかと言えば、旅行に行って英語を使う機会があったため、会話文をもっと勉強したいなという気になったからです。内容は、既に村上春樹訳で読んでいたので、だいだいわかっていましたけど、すっかり忘れてしまっていたエピソードなどもあって、それなりに楽しめました。主人公の妹が、なかなか重要な役割を果たす話で、彼に唯一好きなことは何かと問う場面で、それに迷った挙句に答える主人公の思想が面白いです。"If a body catch a body comin' through the rye"という間違って覚えている詩を引用して"I'd just be the cather in the rye and all"と答えるわけです、そしてこれが作品のタイトルになっている。それにしても、たくさんの子供がライ麦畑で遊んでいて、崖から落ちそうになったら、それを捕まえるという役をしたいという主人公ホールデンの考えは、美しい感じがするな、純粋で。今ならロリコンと直結しそうな話だけれど、妹好きだし。だけどね、なんだか美しい話なんですよね、この作品は。


キャッチャー・イン・ザ・ライ対談:村上春樹、柴田元幸