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理科室のドアを開けると中には、中肉中背の男が一人いるだけだった。
男が陽気な感じで話しかけてくる。
男「よう、元気か?俺は、クルックだ。情報やコンピューターを使わせたら俺の右に出るものはいない!
ここでは情報を読みながら“暗号解読力”を高めるトレーニングをするぞ。
バラバラになった情報をもとに正しい地図を作ってもらいたい。」
コタロー(なるほど、確かに探偵にとって、情報を扱う能力は大切だよな)
クルック「今から各自に暗号カードを配る。カードに書かれている情報をもとに地図を完成させて欲しい。
地図はそこに置いてあるのだが、まだいくつか空白「?」があるだろう?
空白のところには何があるのか?を各自が持っている暗号カードを手がかりにして考えて、場所が書かれているピースの中から正しいものを選んで当てはめて欲しい。
ただし、各自に配る情報カードは自分以外のメンバーには決して見せてはいけないし、触らせてもいけないのだ。
ただ読んで聞かせてやるだけだ。制限時間は15分間。準備はいいな?では、スタート!」
【暗号カードのメッセージ】
・警察署からは、煙突が2本見える。
・教会からは、対岸にある工場の煙突が3本見える。
・学校の屋上からは、湯けむりの先に神社が見える。
・この街の老人ホームは、病院の近くにあるので助かります。
・風車が南風を受けてまわるとき、辺りには甘い香りが漂う。
・橋を渡ると右手にホテルがある。
・灯台は、船の安全のために必要です。
・学校の屋上からは、工場の煙突が4本見える。
・銀行の道路を挟んだ向かいにはコンビニがある。
・ガソリンスタンド、消防署、植物園は同じ並びにある。
・わたしは、甘い香りがただよう中で、空を調べています。
・田んぼの真ん中で電気を発生させている。
・ここは神社です。近くに風車と温泉が見えます。
・国を守る兵隊さんは、隣の港から軍艦で出かける。
・図書館に来る人の中には、船の出航時間を待っているお客さんも多い。
・港には、いろんな国から荷物が届きます。
・動物園の向かいに遊園地がある。
・環境を考えて煙突の近くには植物園はない。
・老人ホームと博物館は隣り合わせです。
・警察署が近いのでお金を扱う仕事でも安心です。
つづく
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【解説】
クルックが行った暗号解読ゲームで使用した暗号カードには、地図上の様々な地点から見た情報が書かれています。ここでは視点を変えて想像してみることが大切ですが、それを示唆するのが煙突の数です。想像力を働かせることで地図の全景をつかむことができます。ちなみに、クルック役には、某ITベンチャーの若社長(当時25歳)に担当していただきました。
>> 情報の海を泳ぐために