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みずき「団長が消えてしまったので、ここからの進め方は、私“みずき”が、説明します!



みなさんには5つのチームに分かれてもらいました。


これから、チームごとに見習いコースに挑戦していきます。まずは、チームリーダーを決めてください。


見習いコースは、音楽室、理科室、イングリッシュルーム、図書室、体育館の各部屋にいる“教官”の指示にしたがって、様々な探偵シミュレーションを受けることになります。


各チームには、見習いコースをどのような順番でまわれば良いかが書かれているシートを渡しますので、それに従って順番にトレーニングを受けてきてくださいね。


そして、全てのトレーニングが終わったらこのランチルームに戻ってきてください。


それでは、スタートです。がんばってね!」



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僕は、チームレッドのリーダーになった。


優しそうなエミリー姐さんがナビゲーターのチームだし、ちょっと安心だ。



今は、みずきがくれたシートに従って、チームレッドのみんなと一緒に最初のトレーニングルーム“理科室”に向かっているところだ。エミリー姐さんは、学校の中がどうなっているのかを知らないので、僕たちが案内する形となった。ナビゲーターをナビゲートするっていうのもちょっとおかしいけどね。笑



そうそう、僕が誰なのか自己紹介しておかないといけないね。これを読んでる人のために。笑


僕の名前は、コタロー。小学4年生だ。


僕がここにいるのは、教室に貼り出されていた少年探偵団募集のチラシを見たからだ。怪盗エルディという犯人をみんなで探すっていうから、なんだか面白そうだなぁと思って、夏休みにわざわざ学校に来てみたというわけ。



それにしても団長は胡散臭いし、学校の先生以外に知らないおとながいっぱい集まっていて…最初はなんだか物々しい雰囲気で緊張したけど…今は大丈夫!チームの仲間と一緒だしね。


この先で何が起こるかわからないって冒険の旅に出たみたいでワクワクする。いつも過ごしている小学校なのに何だか違う場所のように感じるのも面白いね。


どこまでが本当でどこまでが演出なのかわからないけど、とにかくやってみるとするか…家で宿題をしているよりはマシだからね。



そんなことを考えながら、廊下を歩いていると…理科室に着いた。



エミリー姐さんが理科室のドアをノックする。



コン、コン、コン



「はい、どうぞ!」



部屋の中から低い声がした。



エミリー「“教官”の声かな?」



ガラガラガラ~



エミリー姐さんが理科室のドアを開けた。



つづく



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【解説】

少年探偵の視点は、ブログ用に書き足しました。参加した少年探偵(小学生)の視点でも物語を観ていきます。同じ体験をしても人それぞれ感じ方が異なるのはおとなもこどもも同じだと思います。少年探偵の感じ方は一つの例に過ぎませんが、立場の異なる人の感じ方を意識することで、世界は広がっていくのだと思います。

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