昨日は東京JCの渋谷地区主催の事業で渋谷区内にある神南小学校での企画でした。
この防災の取り組みは、一昨年から始まり、いろいろと試行錯誤を繰り返しつつも今年で3年目になります。
昨年はJCメンバー以外のボランティアの方々にも多数ご参加いただきました。ありがとうございました!
昨年の僕は少年探偵団の団長という役割で、先生の指輪を盗んだ「怪盗エルディを追いかける!」というシナリオを通じて、震災時の心得、特に“共助の精神”を子ども達に学んでもらう場を創りました。
今年は、昨年以上にたくさんの子ども達が参加してくれましたよ。
最近の日本では、各地で大きな地震が起きていることもあり、彼らは大人以上に危機感を持っているのかも知れませんね。
今年の内容は、輪島JCの谷口理事長に遠路はるばるお越しいただき、輪島で地震が起きたときのお話をしていただきました。そして、巨大な繁華街を持つ渋谷で、もし大地震が起きたらどうなっちゃうのかな?ということを考える『防災シミュレーション』は僕が担当しました。
その後、子ども達はチームに分かれ、ダンボールで作った輪の中にメンバー全員が入って移動します。
渋谷駅では巨大地震が起きて、交通機関が麻痺してしまったら、10万人の帰宅困難者が発生すると言われているのです。そんな群集の中では、常に満員電車状態で移動することになる!ということを体感してもらうためでした。
こちらは、避難所がどのような場所なのかを体感してもらう部屋です。中腰で喋っているのが僕です。
渋谷区の防災課にご協力いただき、避難所で使うマットと毛布を貸していただいて、会議室の中に避難所での寝る場所を再現したものです。子ども達が寝そべって見ている写真は、実際の避難所の風景です。
マットの裏側はゴム製になっており、床の上に敷いても滑らないように工夫されています。
実際に寝てみたのですが、これで長時間寝るのはかなり厳しいなぁと思いました。
ちなみに、布団にどっかりと座っているのは、JC渋谷地区の昨年の委員長です。
避難所で『子ども達に威張る嫌なおじさん役』を演じていましたが、子ども達はひるむことなく、自分達の布団を確保していました(笑) 有事の際には、大人よりも気丈なのかも知れませんね。
この部屋では、震災が怖いものであること、その後の避難所生活が大変であること、そして、みんなで協力することが大切であることを子ども達に伝えました。
子ども達は楽しみながらも、地震が起きたときにどのような現実に直面するのかを感じてくれたようです。
でも、この“楽しみながら”が一番大切だと考えています。
どんなことでもみんなで分かち合えば、楽しくなってくる。
つらいとき、大変なときでも誰かと一緒なら乗り越えていける。
これは、震災時に限らず、ですね。
その後、避難所での炊き出しのご飯を食べる体験をする、ということで、即席で炊いたご飯とインスタントカレーをみんなで食べました。独りで食べるとなんだか虚しいし、美味しいとはなかなか思えないけれど、みんなで一緒に食べたら不思議と美味しいのです。これもみんなと一緒だから、ということですね。
誰かがつらいとき、寂しいとき、一緒にいてあげること、自分がつらいとき、寂しいとき、一緒にいてもらえること、どちらもとても大切で、そして、ありがたいことで、嬉しいものなんだよなぁとしみじみと思いました。


