先日から若かりし頃(?)の回想ばかりですが、今日は小学校時代の思い出を少しだけ。
小学校時代は、テレビアニメが多く、家に帰ると夜8時までは
ずっとテレビの前に居たように記憶しています。
当時、人気があったアニメの一つに“キャプテン翼”がありました。
ほとんどの日本の若者は知っているのではないでしょうか。
今では世界的に有名にもなっていますね。
少年ジャンプでやっていたサッカー漫画です。
キャプテン翼の影響で、当時は休み時間ともなれば、
ほとんどの男子がサッカーをやっていたように思います。
僕も例外ではなく、時々、日向くんになりきったりして
半そでを肩までまくり、サッカーに励んでいました。
ところが、なぜだか判りませんが、みんなと同じ事をしていることが、
ときどき嫌になることがあって、ひとりで行動する日がたまにありました。
4年生の頃だったと思います。小学校で一輪車を10台くらい購入しました。
もしかしたら、教育委員会か誰かからの寄贈の品だったのかも知れません。
子ども達は休み時間に自由に乗って遊んで良かったのですが、
最初は誰も興味を示しませんでした。
そんな中、相変わらずサッカーに夢中になっている友達たちを尻目に、
ひとりでブラブラと校庭を散歩していた僕は体育倉庫の中で、
ひっそりと並べられている彼らになんとなく興味を持ったのでした。
自転車は左右のバランスを取ることができれば乗れますが、
一輪車は左右のバランスの上に前後のバランスも取る必要があります。
自転車に比べてその難易度はかなり高く、簡単に乗れるようになるものではありませんでした。
そこで、僕が考えた練習方法は、一輪車を“登り棒”のところに持って行き、
両手で左右の登り棒を掴んで体制を整えて一輪車に乗っている状態を作り、
ペダルを踏み込むと同時に登り棒から手を離して前に進む、というアプローチでした。
最初は、1~2メートル進むとすぐに転び、なかなか上手くいかなかったのですが、
それを何度も何度も繰り返しているうちに2メートルが3メートルに3メートルが4メートルに伸び、
次第に自由に乗れるようになっていきました。
そして、1ヵ月後には、転ぶこともなく、自由自在に乗れるようになっていました。
実は、この時、とても面白かったことがあります。
転ばずに10メートルくらい乗れるようになった頃でしょうか、
僕と同じように登り棒を使って練習をする仲間が増えていたのです。
ひとり増え、ふたり増え、僕が自由自在に一輪車に乗れるようになった頃には、
休み時間になると一輪車は校内で大人気の遊びになっていました。
僕の後に続いて一輪車の練習を始めた友達に聞いたわけではありません。
しかし、彼らは夢中になって練習している僕の姿を見て、
“きっと面白いからあれだけやるのだろう”と考えたのではないかと思います。
実際に、ちっとも上手くいかなかったことなのに、何度も練習をすることによって
少しずつ上手くできるようになっていくことは、とてもワクワクしたし、面白かったです。
“自分がどれだけ夢中になることができるかどうか”
大人になった今、人がついてくるかどうかもそこに深い関係があるように感じます。
いろんな失敗をしても夢中になれることに力を注いでいれば、いろんな人が必ず助けてくれる。
夢中になれることがたくさんあるって、やはり幸せなことですよね。