意外と(?)夫の勤めてるAppleに興味のある方ってちらほらいらっしゃるようなので、今日はAppleの給与体系について少しお話しようかと思います。
夫はエンジニアなので、営業職はまた違うかもしれません。
お金に関わる話、人の給料なんて興味ねー!という方は、スキップしていただければと思いますm(_ _)mこの通り
以前、こんなブログをアップしました↓
夫の給料は年俸制で、採用面接で予め「この金額でオファーします!」と告げられました。
さすがのApple
日本の一般的な企業で働いていた私にとっては、目玉が飛び出る金額です。
夫は今はバケーション前で仕事をがんばっていますが、基本サボり癖があり毎日遊んでいるようにしか見えなかったので、その姿を見ていると日本でまた働く意欲が失せるといいますか・・・
ただ年俸制と言っても、一部金額が変動します。
なんかね、給与事情がちょっと複雑なんですよ。
この間ケーキ屋さんに行った時、「1つ8ドルのケーキなんて高いわ!」と文句を吐いていたら、「もうすぐボーナスが入るから、8ドルなんて気にするな〜」と夫に言われたことをきっかけに、「ところでそれは何のボーナスなんだっけ?」という話になりました。
これまでも何度か夫に説明してもらっていたのですが、イマイチ理解できなくて、今回やっとその片鱗が見えてきました。片鱗かい!
私が日本で正社員として働いていた時には、普通に【月給(1社はインセンティブ有り)+年2回の賞与】でした。
なのでこれしか知りませんでした。
夫の会社は給与が5種類あるようです
夫が別に良いよというので、私が理解してる範囲での説明を以下に記します。
①サイニングボーナス
「入社を決めてくれてありがとう!期待してるからがんばってね!」という意味合いを込めて最初に支給されるボーナス。
日本でもあるようですが、夫から聞くまでこんなボーナスがあるとは知りませんでした
通常は入社後1ヶ月ほどで支給されるようです。
このボーナスの金額がまず、私のかつての年収を遥かに上回る金額・・・
IT企業は優秀な人材を確保したい。
他に行ってほしくないという気持ちがあるので、売り手市場ということなのでしょうか。
う、羨ましい
夫はAppleで勤務する前、2年間無職状態で私と日本に住んでいました。
でも在留届を出していたわけではなく、観光ビザでの滞在。
それなのに、会社は移住用の資金として12,000ドル+夫と私の2人分のビジネスクラスのチケットを手配してくれました。
なんて太っ腹!
②2週間ごとの給与
この2週間ごとの支給というのは、アメリカでは割と一般的みたいです。
給料日が月に2回来るなんて、テンション上がりますよね
③年に1回のボーナス
仕事の評価により支給されるボーナス。上司と面談をします。
ここで金額に違いが出るようで、+となる部分です。
④半年に一度貰える持株(Stock Purchase Plan)
従業員持株制度と同じことだと思いますが、夫の場合、毎回給与の10%分を株の購入に充て、積み立てることができるそうです。
値引きされた金額で購入でき、半年ごとに付与されるそうで、Appleの株が上がっている時に売却すれば大きな利益になります。
⑤RSU(Restricted Stock Units)
日本語では「譲渡制限付株式報酬」と言うらしいです・・・これがイマイチ理解に苦しんだやつ英語ではより難しいわな
夫に図解してもらった説明によれば、例えば入社して最初の4年間は、半年ごとにApple株を100株貰えるとする。
100株ずつの支給は最初の4年間のみで、勤続1年目が終わるとその次の年から半年ごとに25株ずつまた4年間貰える・・・
2年目が終わるとその次の年から半年ごとに25株ずつまた4年間貰える・・・
という感じで、働き続けてさえいれば、将来貰える株が約束されるというもの。
年によっては100株以上貰える年も出てきます。
これもまた、簡単に退職できないようにするための保険ということでしょうか。
③のボーナスの時に、プラスで株を貰えることもあるそうです。
日本でも、外資系企業だとこういう給与体系なのでしょうかね?
わかりませんが、1年に何度も報酬が貰えるというのは、全くもって羨ましい話です