デアゴスティーニ 週刊アイアンマン アイアンマン マーク3(100号分) 完成品レビュー | @in's Hobby Room

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私が週刊アイアンマンだ。

デアゴスティーニ 週刊アイアンマン アイアンマン マーク3(100号分) 完成品レビュー

 

「週刊アイアンマン アイアンマン マーク3(100号分完成品)」

 

デアゴスティーニ「週刊アイアンマン」より、ついに100号出揃ってアイアンマンマーク3の組み立てが完了。

今回はレビュー編となります。

 

全高60cmの大迫力スケール。約1/3ほどの大きさになるでしょうか。

立たせるのもおっかないです。

 

 

残念なことに塗膜に無数のヒビ割れが起こってしまっており、塗装の質はあまり高くなさそうです。

少なくともホットトイズのフィギュアでこうなったのは見たことがありません。

 

可動。

可動部のネジ止めも自分で行うとはいえ、思っている以上にかなりキツく締めておかないと完成時に脆くなってしまいます。

 

特に膝関節は、組み立ての追加指示でグリスを塗るよう言われていましたが、むしろ塗らない方が安全だった可能性さえあります。

腰部は非可動ですが、後述する差し替えパーツである程度対応。

 

オプション。

アブドミナルユニット、立ち膝用パーツL・R。

 

各フラップは差し替え無しで展開可能。

エッチングも使用されています。

 

各部ライトアップ可能。

ホットトイズフィギュアでは足裏は省略されることが多いですがこちらは対応。

 

台座。

写真では伝わりにくいと思いますが非常に脆く、そもそも支柱が細すぎて立たせるだけでもしなっており、そのうえアームの挟み込みもとても弱く、ガチッと固定されないので前のめりになってくるとそのまま外れて本体が落ちてしまいます。

 

「アブドミナルユニット」を使用。差し替え用の腹部パーツで、前傾姿勢を取らせるためのものです。

しかし胴の取り付けロック機構がこれまた甘く、ある程度傾けると上半身の重みに耐えられずバチンと外れて落ちてきてしまい、とても危険。

 

立ち膝用腰部パーツ。

その名の通り立ち膝にさせるための専用差し替えパーツですが、股関節部をネジ留めしなおす必要があり、組み換えに手間を要します。右脚用・左脚用と用意されています。

なお、ハンドパーツが可動指のみなので、拳をピタッと接地させるのが難しいです。

 

ホットトイズ・MMPダイキャスト(左、1/6)、およびフィギュアーツ(中央、1/12)との比較。

破格のサイズ差であることが伝わると思います。

 

フィギュアーツ(約1/12スケール)であれば手掴みさせることさえできます。

 

以下、ポーズ集。

 

追加でもう20冊分の購入(正しくは海外版だと120号完結だったのを日本版で削られた?)でダメージ状態差し替えパーツだったり、専用アクリルケースだったりの案内がありましたが、さすがに私はもうお腹いっぱいです(笑)

 

 

以上、週刊アイアンマン(アイアンマン マーク3)完成品でした!

 

創刊号から約2年。シリーズの売り上げによっては打ち切りもあるとのことでしたが、アイアンマンは無事完走。

デアゴスティーニは初めての購入となりましたが、率直な感想としては、

 

良い点

・完成に思いを馳せながら"アイアンマン"を組み立てることができた。

・存在感は充分。いや充分すぎる。

・ダイキャスト使用範囲が多く、質感・重みもたっぷり。(ただし弱点も兼ねる。)

・ホットトイズでも省略されがちな足裏のライトアップも対応。スイッチもすべて入れやすい。

・ファイルの資料性が意外と高い。

 

不満点

・果たして本当に100号必要だったのか?というパーツ構成と価格。

・一部パーツの固定が甘い。手甲の磁石接続など、ネジ留めでどうにもできない部分も。

・塗膜にヒビ割れが起こっており、塗装の質が残念。カラーそのものは良いゆえに・・・。

・本体武装ギミックを再現してほしかった。

・台座が脆すぎる。立たせるだけでも不安が残る。

 

・・・といったところです。

 

まぁ、結論から言いますとこれなら「(サイズが異なるとはいえ)ホットトイズ買った方が良い」であります(爆)

もっとも一番の醍醐味としては「自らの手で組み立てる」ということに意義のある商品ですから、ギミック再現まで求めるのは酷ではあるかなと思います。トニーの素顔も無いですし・・・

 

しかしこれを100号揃えるお金で、後に発表されたホットトイズ・クオータースケールのマーク4ガントリー付きが買えてしまうことを思うと、やはり再現度や遊ぶことを前提とするならホット一択でしょうな。

 

可動してくれるのはありがたいし魅力だったのですが、ネジ留め調整を自分で行うとはいえ大きさと重さとのバランスが非常に危ういですね。

 

組立て自体は良くも悪くも楽しめました。

ただ他のアーマーが週刊化したとしてももう手を出すことはないでしょう(笑)

 

完成のお祝いもいただきまして誠にありがとうございます!

なによりもこんなのを許して見守ってくれていた嫁さんに感謝です・・・

 

■商品

 

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