か、彼に盾を・・・(汗)
バンダイ S.H.Figuarts キャプテン・アメリカ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー) レビュー
「S.H.Figuarts キャプテン・アメリカ(アベンジャーズインフィニティ・ウォー)」
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」より、キャプテン・アメリカが登場。
シビルウォー以降、国から終われる身になりつつもブラック・ウィドウ、ファルコンらとともにゲリラ活動を続けており、ワカンダにおいてティ・チャラ王の援助なども受けて秘密裏に行動。
サノスの部下に襲われたスカーレット・ウィッチ、ビジョンのピンチにいよいよ駆け付け、サノス軍との決戦に挑みます。
ボディは完全新規造形となり、キャップの逞しいボディがついにSHFでも再現されました。
「キャプテン・アメリカ」としてでなく、「スティーブ・ロジャース」としてゲリラ活動していることから、ワイルドに生えた髭が今作の特徴。
ヘッドにはもちろんデジタル彩色技術を採用。襟足は別パーツになっています。
肝心の髭の塗りがまぁ雑で劇中とも形状が異なりますが、顔自体は以前より格段に出来が良くなってるという評価にやや困るクォリティ(笑)
クリス・エヴァンスというかチャック・ノリスではw
コスチュームにおいても、胸の星マークを無くし、ボロボロになった様子や袖を捲り上げた状態がこれまでの衣装と一風違うものとわかります。
劇中と比べると細かな装飾に差異があり、太ももの赤ラインが無かったり、胸の星もモールドが残っていたりします。
可動。
関節なども一新されていますが、基本的にはこれまでのキャップ同様のアクション性。しかし、足首がやや改悪されてしまっています。
付属品。
キャプテンといえばやっぱり槍ですよね!
・・・!!?
な、なんじゃこりゃ・・・
映画本編ではティ・チャラ王から新たにヴィブラニウム製の盾・ワカンダシールドを授けられていたキャップですが、本商品では謎の槍が付属。
・・・これはおそらく劇中対峙したサノスの部下、「ブラック・オーダー」のひとり、コーヴァス・グレイブの使用した"ハルバード"なのだと思いますが、それすら劇中とまったく異なる形状をしており、完全に意味不明の付属品となってしまっています(汗
これは個人的な推測にすぎませんが、映画のタイミングで発売を間に合わせようとしたバンダイと、情報をひたすら秘匿していたマーベル側の都合により、事前に公開されたコンセプトアート以上の情報がないまま製造に入ってしまったのが原因かと思われます;
ハルバードの形状も別の資料を頼りに作ったのかなと。 ・・・それにしてもハズブロの「マーベルレジェンド」やホットトイズではきちんとワカンダシールドが付いているし、やっぱりバンダイがもらえた情報が少なすぎたのでは・・・
もっともハズブロのフィギュアもシールドの形状は劇中と異なるデザインになっていましたが。
それにしても困った(苦)
シビルウォー版キャップとの比較。
薄っぺらで冗談みたいな体型だった前のタイプと比べると、プロポーションが格段に良くなっているのが伺えます。
顔も不思議と前のよりは全然本人の雰囲気を捉えた出来栄えに見えます。
新規素体になった弊害として、手首のジョイント規格も変わってしまい、前のフィギュアからそのまま手とシールドを拝借はできない模様。要加工となります。
以下、ポーズ集。
満を持して駅に現れたシーン。
ワンダの表情と同様、安心感がすごい。「あのテーマ」が流れたのもずるいですね。
ただしこのシーンでキャッチしていたのはコーヴァスのものですらない、「プロキシマ・ミッドナイト」の使用している槍でした。
ますます意味が不明に(爆) いったいどこまでの資料がもらえていたのか・・・
ワカンダ決戦の際の、ブラックパンサー(ティ・チャラ)との猛ダッシュ並走が印象的でしたね。
思えば「シビルウォー」では敵対し追跡していたのが、今回では協力し立ち向かうという対比がすごく良いです。
むしろ槍は陛下に似合うw
今作では非常に珍しい、キャップの叫びを見ることができます。
叫びじゃないまでも、食いしばり顔はやっぱりほしいですねぇ。
「彼にシールドを!」
ということでいろいろ試してみましょう。全部ちゃんと保持できないけどw
以上、IWキャップでした!
いざ実物を手に取ってみると意外や意外に本体のクォリティ自体は良く、髭の残念な塗り以外は満足度の高い内容となっていました。欲を言えば食いしばり顔が欲しかったところ。
が、シールドの代わりに謎の槍が付いてきたのがマイナスに大きく振ってしまっていますw せめて槍も劇中同様のデザインだったらまだ・・・
ティ・チャラでなくても「今すぐ彼に盾を!」と言いたくなってしまいます(笑)
■商品
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