figma アイアンマン・マーク7 フルスペックVer. レビュー | @in's Hobby Room

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何度目だマーク7。
グッドスマイルオンラインショップ限定 figma アイアンマン・マーク7 フルスペックVer. レビュー




「figma アイアンマン・マーク7 フルスペックVer.」

「アベンジャーズ」より、攻撃力を高めたトニー・スタークの新たなアーマー、マーク7になります。もう当ブログでは幾度か紹介してきたので今さらキャラ説明の必要はありませんね(笑)

figmaでもいよいよ発売となったこのマーク7ですが、今までと異なり今回は「通常版」とこの「フルスペックVer.」の2種類がリリースされていますが、フルスペックVer.はグッドスマイルオンラインショップ限定商品となります。このために初めて利用しました。

今回はその売り方にちと疑問が。では内容に触れていきます。ちなみにパッケージはフルスペックVer.仕様の特別版。


鮮やかなメタリックレッドの塗装が綺麗でとてもカッコイイです。


さすがにマーク7の立体物としては最後発とあって頭部造形なども劇中のそれにかなり近い造形となっており、イメージに近い形で立体化されていると思います。

胸部リアクターにはクリアー素材、肩アーマーの付け根や手甲の部分には軟質素材が使用されています。パンツ部は硬質素材です。手甲のパーツは前腕部に接着されているので手首交換の際にここも取り換える必要はなくなっています。
肩の取り付けに軟質が使われているといずれねじ切ってしまわないか少々不安。 太腿の分割がこれまでのマーク7フィギュアにはない解釈で面白いです。


可動。
肩が少々狭いかな?という感じはします。 腹部は複数のジョイントにより90度近くまで状態を起こすことができます。私の個体ではこの腹部が緩いものを引いてしまったためブラブラしてしまいます;
パンツ部が別パーツなので股関節に干渉せずかなり高い位置まで脚を上げることができます。


付属品。
フルスペックVer.の何が違うのかというとこの付属品にあります。画像下半分がフルスペックVer.にのみ付属するオプションになります。上半分は通常版(一般販売分)にも付属。


各エフェクトはリボルテックやSHFよろしく手のひらや足裏に取り付ける仕組み。


フルスペックVer.のみ付属となる各ハッチオープン形態。このサイズ帯のフィギュアではリボもSHFもやってこなかったこのギミックがいよいよ見れるように。
肩、腕、太腿部のミサイル発射状態、そして背部エアーフラップ展開状態。背中のパーツをまるっと取り換えます。ここまでやっておいてレーザー装置やふくらはぎのエアーフラップの展開はオミット(笑)

 


そしてもっとも今回のキモとなるのがマスクオープン頭部。フェイス部が開きトニーの顔がのぞいたこの頭部もフルスペックVer.のみ付属。
何気にこのサイズ帯のフィギュアでは初めてのオプションになるのではないでしょうか。リボルテックもSHFにもありませんでしたね。(リボルテックは素顔まるごとならありましたが) さすがにホットトイズなどとは違い、このままマスクを閉じることはできません。

 

それと残念ながら眼球可動ギミックも搭載されておりません。 顔の雰囲気はなんとなくダウニーJr.氏のように伝わりますがアニメ顔っぽさの方がが強く出てる印象です。
 


「もう一人、お前が怒らせた奴がいる。”フィル”という男だ。」

 


そういえばSHFとは異なりちゃんとかっこいい平手の造形なので安心しました。

 


お馴染み、床パンポーズも難なくこなせます。

 


社長フルオープンアタック。

 


「そのまま!」

 


ようやくこのサイズでのウェポンハッチオープンが見れました。



SHFマーク6と。
実はこんなに大きさが違います。

 


リボルテック版マーク7との比較。
何が違うって自立のしやすさが圧倒的に違う(笑) しかしなんだろうな、リボルテック版のこのゴリラ体型はw

 


さらにホットトイズ版マーク7と。


さすがにそのままでは比較し辛いので比率を合わせる(笑)
まぁこれと比べるのは気の毒なとは思いますが一応ってことで。顔の造形はfigma版のが似てるかな。

 


ソー、キャップと並べてアベンジャーズ・ビッグ3の揃い踏み!

 


日本よ、これがfigmaだ。

 


・・・とはいえ、まだまだあと3人は足りないですねぇ。ハルクは試作出てたけど、ブラックウィドウやホークアイは何のアナウンスもないのが心配なところ。

 


反射攻撃!

 


最初に発表あってから結構経った気がしますw よくぞ発売してくれたというところではありますが・・・


「誰もキスしてないよな!?」

 


「ペッパー、酒ー!」「うるせーっ」

 


アイアンマンの可動フィギュアにしては珍しく持ち手が付属するのでフィギュアならではのこんな遊びもできます。
社長の場合はちっともハンマー上がらなそうなのがなんともw

 


以上、マーク7・フルスペックVer.でした!


後発も後発とあって造形・可動分は申し分ない仕上がり。塗装も綺麗でキャラクター性がよく出ていると思います。腹部の緩さが残念だったものの・・・

しかし今回何よりも気になるのがこの販売方法。ただでさえ通常版が定価7800円(!)と高価なのに対し、フルスペックVer.は追加パーツ、しかもどれもアイアンマンにとっては必須ともいえるオプションがついたうえで8800円+送料で9000円超えと、もはやfigmaの値段ですらなく価格設定そのものにも疑問が残る結果に。

ならばせめて追加オプション分だけをオンライン販売(バンダイがよくやるような)してくれた方が親切だったのではないかと思います。ハッチやマスクオープンなんか付いたらそりゃ皆こっち選ぶでしょう、と。このためにわざわざグッスマオンライン登録するくらいにはw

 

しかしそこまでやっておきながらレーザー装置やふくらはぎエアーフラップは省略されるという片手落ち状態。そりゃー目や胸を光らせろとまでは言いませんが、フィギュアそのものの出来はいいだけにこれらの点がとても足を引っ張る結果となってしまったように感じます。

 

■商品

 

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