この後に来る奴が苦手なんだ
figma ソー レビュー
「figma ソー」
マーベル映画「マイティ・ソー」および「アベンジャーズ」シリーズに登場する雷神・ソーがアベンジャーズ仕様となってfigma化。
神々の国「アスガルド」の王、オーディンの実子で世継ぎとして育てられ、アスガルドの中でも最強の戦士となる。一度は激怒した父オーディンによって罰として力を奪われ地球へ追放されるも戦士として覚醒し、力と「ムジョルニア」(ハンマー)を取り戻し祖国の危機を救う。(映画1作目)
しかしその後、弟のロキが地球へと戦いを仕掛けたことを知り、説得し連れ戻すため父のエネルギーで再び地球へと来訪するが説得は叶わず、キャプテン・アメリカやアイアンマンら地球の戦士たちと協力し「アベンジャーズ」を結成、ロキ率いるチタウリの軍隊と戦った。(アベンジャーズ)
そのソーがfigmaアベンジャーズシリーズ第1弾として発売。figmaにしては珍しく延期なしでの発売となりましたが、第2弾となるアイアンマン・マーク7は残念ながら延期が決定とのこと;
前述のとおり、コスチュームは「アベンジャーズ」仕様。よーく確かめると映画1作目や2作目(ダーク・ワールド)ではコスチュームや髪型が変化しています。
顔はどことなく映画でソーを演じたクリス・ヘムズワース氏の雰囲気を捉えた出来になっているのではないかと思います。とはいえさすがにホットトイズと違って肖像権をクリアーしているわけではないのであくまで「っぽい」顔立ち。 しかし顔はともかく髪の毛の造形はもう少し頑張ってほしかった。特に前側・・・
さすがにコスチュームの神文字(?)は再現されず。
よく見ると手首のジョイントがSHFやリボルテックなどで見られる球形ジョイントになっていることが確認できます。
塗装による質感の違いの表現もよくできています。
可動。
後ろ髪はジョイントが2か所設けられており、首を上に向かせたり、髪をなびかせたりなどの動きが可能。 胴体がかなりよく動き、うねるようなポージングも難なく可能です。
胸部の装飾が干渉するため、両腕を前方へ伸ばしたりクロスさせたりなどはできないようでした。
パンツ部分には軟質素材が使用されており、関節の自然なラインを保ちつつ脚の動きに干渉しない作りになっています。つま先も可動。
付属品。
この他にお馴染みの収納袋やスタンドが付属。さらにスペアの手首ジョイントが付属しますがなぜか1個のみ。 また、手首の使用が従来と異なるため手首ホルダーは付属しておりません。
マントは布製で、ピンを止めるようにして本体に固定。
ほんとにただの布製なので垂れているのみ。内部にリード線があれば嬉しかったところですが・・・
なんと約1/12サイズながら眼球可動が搭載されています。
顔の半分を取り外し、専用の道具を使いながら裏から調整します。このギミックゆえに顔が外れやすいので注意。
そしてソー最大の武器、「ムジョルニア」のハンマー。
文字などは再現されていませんが、隅の模様は造形されています。鉄のような質感は塗装で再現。 グリップを一度取り外してから手に持たせる仕組み。
可動性も優秀なため、1作目のブルーレイジャケットのようなポージングも難なく可能です。
バッ!と構えるとどこからともなく飛んでくる便利武器。しかし選ばれたものにしか扱えず、ソー以外はいかなるもの(たとえハルクでも)の力をもってしても持ち上げることすらできない。
眼球可動ギミックのせいか、表情がこれひとつなのが惜しい。叫び顔があればもっとよかったんですが^^;
勘違いされがちだけどソーが飛べるんでなくハンマーで飛んでるわけですね。
それっぽい雷撃エフェクトがこれしかなかった; オビツさんあたりでビリビリエフェクトでも発売してくれないでしょうか(笑)
ソーの映画見て驚いたんですが、結構「!」系のギャグ描写が多かったんですね。
「ビルジスナイプ。デカくてウロコがあって、ツノがある。・・・地球にいないか?」
いないね。byコールソン
SHF・アイアンマンマーク6とご一緒に。
こうしてみるとフィギュアのソーも長身であることが伺えます。
「邪魔をするな”鉄の男”。」
「あー、シェイクスピア風か?”そなたが纏いしは母上の衣”か?」
「ッ!!」
素手でスーツを身に着けた社長と渡り合うソー兄ちゃん。いや、神相手にスーツだけで戦える社長もすごいのか?w
「怒るなサーファー君、いいパンチだった。」
マークⅦのfigma版は延期してしまいましたがリボルテックがある!
みんなでシャワルマ・・・いや、まだメンツが足りないな(笑) キャップは決定していますが・・・
こちらはスパイダーマンを加えてディスクウォーズ風に。やっぱりまだまだメンツが足りないなw
待ちに待ってスタートしたfigmaアベンジャーズシリーズ。第1弾としては造形も可動も申し分なしで、「ソー」というキャラクターを見事出せていると思います。このサイズでの眼球可動ギミックも素晴らしい。
個人的には前述のとおり他の表情やマントに動きがつけられればなおよかったのが惜しい点かなぁと思います。
しかし何よりも気になるのがそのお値段。権利か何かの絡みかもしれませんが、このサイズ帯のフィギュアで定価6800円というのはさすがにちょっと戸惑うものがありますね^^; それだけの付属品があるでもなし、素材もそれほど高いものは・・・
ハルクの試作がありましたが、ソーでこれではあれはどんな値段になってしまうというのか(笑
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