ホットトイズ アイアンマンマーク7 レビュー ~前編~ | @in's Hobby Room

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感涙。

ホットトイズ アイアンマンマーク7 レビュー

 


[ムービー・マスターピース]「アベンジャーズ」1/6スケールフィギュア アイアンマン・マーク7

 

「アベンジャーズ」に登場したトニー・スタークの使用するアイアンマンスーツ・マーク7。

 

今回ではアイアンマンや、アメコミフィギュアを集めた人が誰もが憧れるであろう「ホットトイズ(Hot Toys)」というメーカーから発売されている1/6フィギュアシリーズ「ムービー・マスターピース」版のマーク7のご紹介です。

 

私もずっとずっと憧れていたシリーズをついに手に入れることができまして、うっかり涙しそうになりました(笑)

ちなみに本製品はホットトイズの国内唯一の直販店、「トイサピエンス」の店舗限定仕様になります。

なにより膨大な情報量となっていますのでフィギュアレビューとしては初の前後編に分けてのアップになります。

前編のこちらではディテールや可動・付属品、ギミック面のご紹介。



箱から出してしばらくは眺めていました・・・

そしてなにより1/6サイズ(全高約30cm)もあるので、ドンと立たせておくだけでも迫力がすごいです。


各部アップ、まずは頭部から。

目の部分は後述する発光ギミックの関係でクリアーパーツが使用されています。そのためか劇中のスーツに比べると目が大きめですね。(従来のシリーズでも同様のようです)


ボディ部。

カラーリングは全身すべてが塗装で再現されており、メタリックレッドのツヤツヤな質感がたまらなくゴージャスです。映りこんでしまうくらい(笑)

胸部アークリアクターもクリアーパーツ製、ディテールも再現されています。


腕部。

肘関節部にはラバー製のようなカバーが設けられています。そのため曲げたままの長時間のディスプレイは危なそうな感じ。上腕の後ろには電池カバーがありますがそのためネジが目だってしまいます。うーん、しょうがないか?


脚部。

パンツ部分はこう見えてなんと軟質素材が使用されているのですが、塗装により他の素材の質感と違和感なく再現されています。

クツの部分にはハゲチョロ塗装やグラデーションなどのウェザリングがかけられていますね。


可動面。

首は2つのボールジョイントと、スイングジョイント1つの三重関節。 そのため飛行ポーズ時に顔を真上に向けることができます。


腕部は肩付け根がボールジョント。ある程度の前後のスイングが可能です。 肩アーマーには位置固定用のスプリングが内臓されており、動かしてもスタイルが崩れないようになっています。

肘は90度程度が限界といったところでしょうか。


腹部は引き出し機構が搭載されており、スイングやうねりといった可動ができます。

サイズと値段ゆえおそるおそる動かしてましたが(笑)、結構ダイナミックに動いてくれるんですね。


脚部は前述したパンツ部の軟質素材のおかげで多少無理な動きもできます。

大きく開脚させるには脚を真っ直ぐに伸ばした状態からでないと不可能なようです。 ヒザは曲げるとパーツが分割されていきます。ガンプラみたいな仕組み。

つま先可動もあり。しかし足首がほとんど動かないため接地性に難ありといったところ。

あらかた試してみたんですが、アイアンマンの代表的な「床パンポーズ」はほぼ不可能なようでした。できたとしてもただ傾いてるだけという感じw


付属品。

台座付きです。


台座には「AVENGERS」のロゴと「MARKⅦ」のネームプレートがあります。 アーム部は高さを調整可能。

素立ち専用なんですかね。


交換用ハンドパーツ。

握り拳のほかに可動ハンド、リパルサー発射用ハンド(平手)があります。

可動ハンドは全指が可動。そのまま握らせることも、好きに開かせることも可能ですが、親指以外の指は基部で開く位置が決まっているため、敬礼などの指を揃えた形にはできないようです。 個人的には握り拳より可動ハンドを握らせた方が好き。

平手はリパルサーレイ発射時をイメージして手に角度が付いており、このハンドパーツ専用の手甲パーツも付属しています。これはホットのアイアンマンシリーズ初の試みなのだそうです。

ちなみにリボルテックやSHFなんかによく付いていた指を揃えて伸ばしているハンドパーツは付いていないようでした。


背部エアーフラップ、脚部エアブレーキは全て差し替えなしで展開可能。

内部ディテールも作りこまれています。



発光ギミック。

頭部・胸部・腕部(手のひら)にLEDが内臓されており、頭部はマスクパーツを取り外すと内部にスイッチがあります。マスクパーツの裏面までもディテールが作りこまれています。ちなみにこちらはマグネットで取り付けされています。

胸部は背中のエアーフラップをあけたところにスイッチがありリアクターが発光、上腕部のスイッチで手のひらが発光。

中でも胸部リアクター部の発光具合がかなりの光量で、直視していられないほど。その辺の暗闇なら照らせるほどには光っています(笑)

なお、ハンドパーツは握り拳のみギミックに非対応。


リボルテックでは胸部のみ光る商品もありましたが、目や手まで発光するのはもう興奮してしまいます(笑)

今にも「キュイーン」というSEが聞こえてきそう。


そして!目玉の一つなのがこのトニー・スタークヘッドパーツ。

首を根元から交換し、素肌用の首パーツと組み合わせて取り付けます。 笑みを浮かべた表情となっています。

 

トニーを演じる俳優、ロバート・ダウニー・Jr氏の肖像権をクリアーした高クォリティヘッド。

ホットトイズの醍醐味ともいえるこの顔のクォリティ・・・ですがあまり似てないかな?というのが正直な感想。(雰囲気は十分伝わるんですが) 頭髪やヒゲの色が薄いせいもあるのでしょうか?

とはいえこの生々しさは凄まじい。シワはもちろんシミ(?)までも塗装で再現されており、眼球部のみツヤがあるので実際の光を当てることでハイライトができ、まるで生きているような目つきになっています。

角度によってはそっくりになりますね。


トニーヘッドでの可動範囲はこの通り。


各ウェポン発射状態へは差し替えで再現。

前腕部ロケットミサイルはカバーパーツ、肩部ホーミングミサイルはスラスターパーツごと交換、太もものホーミングミサイルはカバーパーツを交換します。

前腕部レーザーユニット発射形態へは腕をまるごと交換。可動範囲などは同じですが、握り拳しか取り付けできないことと、ロケットミサイルパーツ・発光ギミックが非対応となっています。手首付近の形状も普通とやや異なります。

またこれらの差し替えパーツは全て左右分付属。


全ハッチオープン状態。

これらのハッチ展開状態はリボルテックでもSHFでも再現されなかったギミックなので嬉しいったらないですねw 特にマーク7は武装特化のアーマーなのでそれがフィギュアでも体感できるというのはテンションが上がってしまいます(笑)


また、スラスターユニット及び太もものミサイルユニットはパーツの差し替えでパージ状態も再現できます。

 

劇中終盤で核ミサイルを宇宙に放ち離脱した際に武装パージしているのが確認できます。

さらに本商品の魅惑を引き立たせているのがバトルダメージ再現用の差し替えパーツ。

マスク、両肩、胸部を差し替えることでダメージが施された状態にできます。 なお、胸の内部にはメカニカルディテールが造形されています。

 

これにより戦闘で受けたダメージ状態を再現できます。 また差し替えパーツの組み合わせによりダメージ具合を好きに調整可能。

本商品とは別に、これよりさらに激しい汚れや傷を負った「バトルダメージ版」という商品も発売されています。(もはや入手困難ですが;)

 

「トイサピエンス限定版」ということで本商品にはマーク7のホログラムフィギュアが付属しています。

特に可動・ギミックなどはありませんがスーツ開発中などのディスプレイイメージにピッタリなオプションですね。

サイズとしては海洋堂から出ているアイアンマンガチャのフィギュアとほぼ同じくらいです。



「ジャービス、いつでもいいぞ・・・! 早くしろ・・・早く!」

トニー様、後編に続きます。