聖闘士聖衣神話EX キャンサーデスマスク レビュー | @in's Hobby Room

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蟹座の評価を大きく落とした戦犯現る。

聖闘士聖衣神話EX キャンサーデスマスクレビュー

 


 

聖闘士聖衣神話EX キャンサーデスマスク

 

「聖闘士星矢」より、第4の宮・巨蟹宮(きょかいきゅう)を守護する黄金聖闘士、デスマスクが聖闘士聖衣神話EXで登場。

 

 

聖闘士にあるまじき残忍な性格で戦いと殺戮に喜びを見出し、教皇アーレスの悪事を知りながらも「力こそが正義」「たとえ悪であろうがなんであろうが最後に勝った者こそが正義となる」などと善悪の区別は時代と共に変化するという思考を持ち教皇側へ加担する。

 

 

彼の巨蟹宮には無数の死者の顔(=デスマスク)が浮かび上がっており、それらは今まで彼が殺害してきた人々の無念が現れたものとなっており、彼の名の由来もそこから来ている。 しかしこの死に顔の数をむしろ自分の強さの勲章と語っており、少しの悔いも持たない。

 

 

星矢や紫龍からも「なぜこんな男が黄金聖闘士に選ばれたのだ」と疑問に持たれるほど。

 

 


 

パッケージ横。

 



 

こんな奴でも聖衣のデザイン自体はかっこいいです(笑)

 


 

まさに蟹!なマスクのデザインが見事。

しかしマスクのにオレンジが強い色味になっており、やや浮き気味な印象を受けます。またマスクパーツや腹部、スネなどの部分はプラ製。

その他のアーマーはダイキャスト製なのでズシっとした重みがあります。

 


 

可動。

お馴染みのスイング&ボールジョイントは肩と腰のアーマー内に内臓されており、この機構のおかげで腕を真上にあげることも可能です。

 

 

 

 

付属品。

 

 

 

 

マスクの有/無も再現可能。前髪の造形も良く出来ております。

顔のイメージはOVAハーデス編や近年描かれるイラスト・ゲームなどで見られる鋭い目つきとなっているように思えます。TVシリーズや劇場版では案外綺麗な顔というか、クズ系イケメンでしたからねこいつ(笑)

 


 

表情集。

どれをとってもデスマスクらしい”悪そうな”顔が揃っております。 個人的には焦ったり怯えたような顔も欲しかったかなw

 


 

背中のパーツを交換することでマント装着状態にもできます。

 


 

胸と腰アーマーは原作漫画版のデザインのタイプも付属し、差し替えることができます。

 



と言っても旧マイス版同様、髪の色は青いままなので中途半端な再現に留まります;

 

 


 

「ククククははははは・・・ 驚いたか小僧ども」

 




 

「フン・・・戦争でもいちいち女子供を避けて爆弾を落とすわけでもあるまい。」

 


 

十二宮編での戦いの前、五老峰で紫龍と対峙した際は彼の蹴りを指一本で受け止め、そのまま回しながら吹っ飛ばすという妙技を披露。

 


 

 

 



「この蟹座の聖衣を纏っている限り、お前がいくら拳を繰り出そうと俺を倒すことは不可能なのだ!!」

 

 

 

 

ははははははははーーー!!!!

 

 

 

 

「そうだ紫龍よ、今日こそあの世へのトンネルとも言うべきこの積尸気を通って、地獄へ行けぃ!!」



「積尸気冥界波!!」

相手の魂に直接攻撃を与えて冥界へ落とすという技。 自身も生きながらにして現世と冥界の入口を行き来することもでき、攻撃的念動波を得意手とする。(ただし自身が黄泉平坂という冥界の穴へ落ちてしまった場合は二度と這い上がることができないらしい。)

ただし冥界三巨頭であるラダマンティスには一切通用しなかった。

 

なおデスマスクは必殺技らしい必殺技といえばこれひとつしか持たない。

 

 

 


 

 

ダン戦エフェクトがいい味を出してくれますね。

 


 

「黄金聖衣のフットが自然に外れるとは~~・・・・・あ、足の骨が折れた・・・」

あまりの外道ぶりにとうとう聖衣に見放されるという離れ業を見せる。

 

 

 

 

ムウに聖衣も修復してもらえんとはマンモス哀れな奴!

 

 


 

 

そしてこちらがオブジェ形態。

 


 

やはり非人型のオブジェはシルエットの変化が面白い。

 


蟹と言うか蜘蛛にも見えなくもない?w

 


 

 

 

脱いだデスマスク氏(23)。

 


 

「デスマスクよ・・・戦いの幕をお前と私の一戦で開けるか?」

「フン、冗談ではない・・・」

 


 

魚介類コンビ。

デスマスクの方が大きくなっています。 ハーデス編ではラダマンティスによって二人仲良く冥界の穴へ落とされちまいます。



以上、デスマスクでした!

 

元々のデザインが良いキャンサーの聖衣ですがEX化により人体への密着度が増しスタイリッシュになったことで旧版以上の出来栄えとなっております。

スイングジョイントの構造により、腕もより真上に上げることが可能になり、積尸気冥界波を繰り出すポーズもより決まるようになりました。

 

オブジェ形態の再現度も見事といったところですが、中でもやはり注目したいのは表情パーツ。どの顔も見事なゲス顔となっており、それがゆえにデスマスクのキャラクター性を強く表すことができています。

 

ある意味ではほかの商品以上にそのバリエーションも豊富。特に高笑い顔はいじってるこっちもニヤニヤしてしまいそうですw


さて今後の聖闘士聖衣神話EXシリーズですが、今月末にはカプリコーンシュラ が、8月には新生聖衣のドラゴン紫龍 が、そして10月にはライブラ童虎 の発売が予定されています。

これで残す黄金聖闘士はタウラスアルデバラン、アクエリアスカミュそして青銅聖闘士はキグナス氷河のみを残すこととなりました。これを出し切ったあとのEXシリーズはどうなるのでしょう?